『Needle In A Haystack Simulator』、Steamに類似作8本が登場し「Original」表記で差別化
2026年09月15日 | #発売情報 | GamesRadar+
巨大な干し草の山から1本の針を探すゲームが注目を集める一方、Steamには同じ発想と似たタイトルの作品が次々と登場しています。開発元のStudio Bitdotは、年内最後の四半期に予定している本作のリリースを前に、ストアページの画像へ「Original」と表示して差別化を図りました。独創性を競うというより、コピー作品の多さによって本物探しそのものがゲーム名に近い状況になっています。
針を探すだけのシンプルなゲーム
本作の目的は、約500万個の干し草が積み上がった山の中から、紛失した針を見つけることです。基本的な遊びは干し草の山をひたすら進み、針を探すというものですが、探索中には売却できる宝物も見つかります。宝物を売って道具を購入すれば、以降の捜索を楽にできる仕組みです。
ゲームの内容を極端に絞り込んだ分かりやすさと、タイトルそのままの企画がオンラインで話題になりました。近年、配信者や友人同士のプレイを意識した、いわゆるミーム系のゲームが注目されるなかで、何百万もの干し草を相手に針を探すという不便で単純な目的が関心を集めた形です。原文筆者も、実際にどれほど苛立たしい体験になるのか、友人と一緒に遊べるのかを確かめたいとしています。
Steamに似た作品が相次いで登場
Steamのストアには、本作の発表後、同じく大量の干し草から針を探す内容のゲームが8本登場しています。見た目の方向性に違いがある作品もありますが、中心となるのは「途方もない量の干し草に埋もれた針を探す」という同一のコンセプトです。
確認できる類似タイトルには、Needle In A Haystack、同名のNeedle In A Haystack、Needle in a Haytask、Needle in a Haystack、A Needle In a Haystack、Needle in a Million Haystacksがあります。大文字と小文字の使い分けや、タイトルに含まれる針の数を変えたものなど、細かな差はあるものの、企画の核は共通しています。記事では8本すべての名称は列挙されていませんが、Valveのマーケットプレイス上で本作と似た作品が計8本確認できると説明されています。
開発元は「Original」を掲げて対抗
こうした状況を受け、Studio BitdotはSteamの掲載画像に「Original」という目印を追加しました。企画自体が完全に前例のないものとはいえないため、これが唯一の対策というわけではありませんが、限られたリソースで活動するインディー開発者として、使える手段を使って本物を示そうとした対応です。
原文筆者は、類似作が本家の話題に便乗したものだと見ており、実際に遊ぶならコピー作品ではなくStudio Bitdotの作品を選ぶ考えを示しています。シンプルなアイデアだからこそ模倣も容易で、Steam上でどの作品が最初に発表されたものなのか分かりにくくなるという、インディーゲーム市場の一面も浮かび上がっています。