『TCG Card Shop Simulator』が正式版に移行、プレイヤー数は400万人を突破
2026年09月15日 | #発売情報 | GamesRadar+
カードショップ経営シミュレーション『TCG Card Shop Simulator』が、約2年間の早期アクセスを経て正式版となりました。プレイヤー数は400万人に達し、Steamではレビューの96%が好意的という支持を集めています。1.0アップデートでは対応機種の拡大に加え、店頭商品のモチーフだったカードゲームが、実際に遊べるコンテンツへと発展しました。
400万人が遊んだカードショップ経営
本作は、カードパックや関連商品を仕入れて店舗に並べ、客の相手をしながらショップを拡大していく作品です。カードを集める楽しさを味わいつつ、現実でパックを購入したり、大量のカードを保管したりする必要がない点も特徴とされています。プレイヤーからは、小規模な店を切り盛りする居心地のよさを評価する声が寄せられているとのことです。
一方、Steamの上位レビューには、現実でカードパックを開封し続ける習慣を断つ助けになったという内容も見られます。単なる経営シミュレーションにとどまらず、カード収集に伴う高揚感をゲーム内で楽しめる作品として受け入れられたことが、今回の大きなプレイヤー数につながったようです。
個人開発者が早期アクセスを立ち上げ
開発者のDing Shen Sia氏は、2023年にソロでのモバイルゲーム開発に疲れ、目的を見失っていた時期に本作を作り始めたとSteamの告知で説明しています。以前からモバイル向けにトレーディングカードゲームを題材にした作品を作っており、そのアイデアをSteam向けに広げた形です。
氏によると、開発中は6カ月にわたって毎週少なくとも90時間作業し、予定より1カ月早い2024年9月15日にSteam早期アクセスを開始しました。当初はSteamトレーディングカードに対応させること以外に大きな計画はなく、1年間で10万本売れればうれしいと考えていたものの、その本数は発売からわずか3日で突破したとのことです。そこからアップデートを重ね、今回の正式版に到達しました。
1.0で対応機種とカードゲームを拡張
1.0アップデートの目玉は、PS5、Switch、Switch2版の追加です。これまでのSteam版とXbox Series X/S版に加えて、家庭用ゲーム機でも遊べるようになりました。機種展開だけでなく、既存プレイヤーにとっては、店で販売する商品名やデザインのテーマにすぎなかったTetramon TCGが、ゲーム内で実際にプレイできるカードゲームになったことが重要です。
アップデートでは約2,000枚の新カードも追加され、カード総数は4,436枚に増加しました。カードの種類が大幅に増えたことで、ショップ運営だけでなく、カードを集めて対戦する要素にも継続して取り組める構成になっています。現時点でゲーム内カードゲームがどの程度の奥行きを持つのかは今後の検証が必要ですが、早期アクセス中に支持を広げた経営シミュレーションへ、新たな遊びの軸が加わった形です。