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Denuvoがゲームをクラックしたvoices38を提訴、本人は活動継続を表明

2026年09月17日 | #その他 | GamesRadar+

Denuvoがゲームをクラックしたvoices38を提訴、本人は活動継続を表明

Denuvoの認証技術を相次いで突破してきた匿名の海賊版ユーザーvoices38に対し、同技術を提供するDenuvoが訴訟を起こしました。Resident Evil RequiemやPragmataなどを含む26作品のクラックが訴状で取り上げられており、本人は訴訟を意に介さず活動を続ける考えを示しています。

Denuvoが主張する著作権保護技術の回避

この件を報じたTorrentFreakによると、Denuvoはvoices38を「コンピューターハッカー」と位置づけ、著作権で保護されたゲームへのアクセスを管理する技術的な措置を回避したと主張しています。voices38はDenuvoを回避したゲームのファイルをオンラインで公開し、Redditなどで進捗や公開を告知してきたとされています。これにより、購入していないユーザーもゲームへアクセスできる状態を作り出したというのが、Denuvo側の主張です。

訴状では、回避方法そのものをオンラインで発表、投稿、開示し、他のユーザーが同様に保護を突破することを助けたとも指摘されています。Denuvoは単に個別のゲームを不正に公開したと訴えているだけでなく、保護技術の回避を広めた行為も問題視している形です。訴状は約20ページに及ぶとされ、対象となる作品としてHogwarts LegacyやBlack Myth: Wukongなど、合計26タイトルが挙げられています。

本人は「すべて通常どおり続く」と反応

voices38は直近ではPersona 3 Reloadのファイルを流出させたとされており、今回の訴訟についてもReddit上で反応しました。正式な声明ではないものの、本人は「すべて問題ない。これまでどおり、すべて続いていく」といった趣旨の短い書き込みを投稿しています。

一方で、Denuvoが匿名ユーザーの現実の身元を特定するために動いている点は、軽視できません。報道によれば、同社はvoices38のDiscordアカウントや、関連付けられたSteamプロフィールを把握しているとされています。ただし、それらの情報から本人の実名や所在地まで特定できているのか、訴訟がどのように進むのかは現時点で明らかになっていません。

訴訟の行方と海賊版をめぐる懸念

voices38の強気な反応に対して、オンライン上では本人の身を案じ、法的問題を前に慎重になるべきだという声も出ています。今回の訴訟は、Denuvoがゲームの保護機能を突破する人物を実際に法廷で追及する動きとして注目される一方、匿名で活動する海賊版配布者の身元特定や責任追及がどこまで進むかも焦点になります。

Denuvoの訴状に列挙された26作品には、近年の大作だけでなく、今後公開される作品として知られるResident Evil RequiemやPragmataも含まれています。個々のゲームで保護が突破されたという問題にとどまらず、回避手法の共有によって不正アクセスが広がる構図をDenuvoが問題にしているため、今後の判断はゲーム業界におけるDRM回避とファイル公開をめぐる議論にも影響する可能性があります。