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『Mega Man Dual Override』プロトマンは近接特化の第2主人公として登場

2026年09月17日 | #発売情報 | DualShockers

『Mega Man Dual Override』プロトマンは近接特化の第2主人公として登場

東京ゲームショウ2026のカプコン発表で、『Mega Man Dual Override』の第2主人公プロトマンに関する詳細が明らかになりました。シリーズの基本を受け継ぐロックマンとは対照的に、プロトマンは近距離攻撃と高いダメージを重視するキャラクターとして設計されています。2人の性能差だけでなく、固有の強化システムや新要素「Override」と「Custom Chips」の組み合わせも注目点です。

プロトマンは近距離戦に特化

今回の紹介は、ディレクターの生田真也氏とプロデューサーの南谷裕之氏が担当しました。前週公開されたゲームプレイトレーラーに続く内容として、プロトマンの戦闘スタイルや成長要素が説明されています。

ロックマンは近距離・遠距離の両方に対応できるバランス型として登場します。一方のプロトマンは、より大きなダメージを与えられる代わりに、近距離攻撃を中心に戦うキャラクターです。映像では、Mega Man Xのゼロや、Mega Man Battle Networkに登場するプロトマンを思わせる、独自のZセイバー系武器を装備しているようすも確認されています。ただし、紹介では武器の正式名称や細かな仕様までは明かされていません。

2人は通常の攻撃性能だけでなく、敵を倒したあとの強化方法にも違いがあります。ロックマンはシリーズの中核である特殊武器システムを引き続き採用します。ステージボスにあたる各ロボットマスターを撃破することで武器を獲得し、敵の能力を攻略に活用する従来型の仕組みです。

プロトマンは、ロボットマスターを倒すたびに、盾を利用した新たな能力を入手します。具体的な盾の種類や操作方法はまだ公開されていませんが、単にロックマンの武器を別のキャラクターで使うのではなく、ボス撃破報酬そのものが異なる構成になるとみられます。通常のボスは8体が登場することがすでに確認されているため、両キャラクターはそれぞれ少なくとも8種類の新たな手段をゲーム中に得ることになる可能性があります。

ロボットマスターは8体、1体はコンテストから採用

ロボットマスター8体のうち7体はカプコンの開発チームがデザインします。残る1体は、「Mega Man: Dual Override Robot Master Design Contest」の最終候補から選ばれる予定です。採用されるデザインの発表時期は未定で、後日、ゲーム公式SNSを通じて公開されるとのことです。

コンテスト由来のボスが、ロックマンの特殊武器とプロトマンの盾ベースの能力のどちらにどのような影響を与えるのかは、現時点では明らかになっていません。少なくとも、プレイヤーが挑戦する主要なボスの1体に、ファン参加型企画から選ばれたデザインが組み込まれることになります。ボスの顔ぶれ全体や、それぞれのステージ構成については、今回の発表では詳しく説明されていません。

チップとOverrideで能力を追加

2人のキャラクターは、専用の強化要素に加えて「Custom Chips」システムも利用できます。チップを装備することで、キャラクターに追加の能力を付与する仕組みで、発売時点では50種類以上が用意される予定です。紹介された例には、ロックマンの連射性能を高めるRapid Busterと、身を守るBarrierが含まれていました。

チップは、プレイヤーが自分の好みに応じて能力を組み替えるための要素として機能します。攻撃性能を伸ばす構成にするのか、防御面を補う構成にするのかなど、装備の選択が戦い方に影響する形です。ただし、チップの装備枠数や、プロトマン専用チップの有無、入手方法については詳細が示されていません。

一方で、シリーズ従来の感覚で遊びたいプレイヤーに向けた仕組みも用意されます。コンテンツクリエイターによる先行プレイの第一印象では、最初から利用できる特定のチップを装備すれば、Custom Chipsシステムの大部分を無視できると紹介されています。その場合に使える追加要素は、相棒のRushを呼び出す機能に限定されます。

つまり、本作では新システムを積極的に活用する遊び方だけでなく、追加能力をほとんど使わず、従来のアクションゲームに近い感覚で進める遊び方も選択できます。新しいカスタマイズ要素に魅力を感じるプレイヤーと、シンプルな操作を好むプレイヤーの両方を想定した設計といえますが、難度やステージ攻略への影響は今後の情報待ちです。

Overrideは、今回の作品で新たに導入されるもう1つのシステムです。発動すると、操作キャラクターの能力を一時的に強化できます。説明では、ロックマンとプロトマンを「オーバークロック」する機能として扱われており、通常時よりも高い性能を引き出せるようです。

ただし、Overrideは無制限に使える強化ではありません。効果には時間制限があり、さらに使用後は選んだキャラクターが一定時間無防備になります。発動中にどれだけ攻撃の機会を作れるかだけでなく、終了後に発生する隙をどう処理するかも重要になります。ボス戦など、短時間で大きなダメージを与えたい場面で使うのか、危険な状況を切り抜けるために温存するのかが、プレイヤーごとの判断になりそうです。

発売時期と対応機種

本作は2027年春に発売されます。対応機種はPS5、PS4、Xbox Series X/S、Switch、Switch2、PCです。PC版はSteamとEpic Games Storeで提供されます。東京ゲームショウ2026では、実際にプレイできる体験版も用意されることが決まっています。

今回の発表は、プロトマンの参戦内容に加え、長く続くシリーズに複数の新要素を組み込む方針を示すものとなりました。カプコンは、キャラクターごとに異なる成長システム、50種類以上のチップ、時間制限付きのOverrideを組み合わせ、従来の特殊武器だけに依存しないプレイスタイルを提示しています。

一方、ロックマン関連では、同時期に複数の動きが続いています。発表では、月初にシリーズのFortnite用スキンが登場したことや、Mega Man X: Command MissionがPS4とPS5向けに配信されたことにも触れられました。同作はPlayStation Plus Deluxeでプレイできるほか、各プラットフォームで購入できます。また、Mega Man Star Force Legacyシリーズの作品を収録したコレクションも年初に発売されています。

Mega ManとRollは、クロスオーバー作品Pragmataにも登場する予定です。このコラボレーションについては、原文記事では反応が芳しくないものとして扱われています。シリーズの勢いが今後も続くかどうかは、新作の成否に大きく左右されそうです。前作Mega Man 11の発売からは約10年が経過しており、同作はシリーズ単独タイトルとして累計200万本以上を売り上げ、歴代最高の販売本数を記録しています。