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PS5 Linux開発者、AI生成コードへの批判を理由にプロジェクトから離脱

2026年09月17日 | #その他 | GamesRadar+

PS5 Linux開発者、AI生成コードへの批判を理由にプロジェクトから離脱

PS5をLinux搭載のゲームPCへ変えることを目指していたプロジェクトが、中心人物のAndy Nguyen氏の離脱によって大きな転機を迎えました。Nguyen氏は、AIを使って十分に検証されていないコードを投稿するユーザーの増加と、Sonyに報告された脆弱性への懸念を理由に、PS5 Linux関連の活動を停止するとしています。

PS5をLinux搭載のSteam Machineにする試み

Nguyen氏はこれまで、PS5上でLinuxを動作させ、Steam Machineのように利用する環境を構築してきました。ほかのMod制作者とともにPS5向けLinuxの拡張や検証、調整を進め、最終的にはPS5をLinux PCへ変えることを目指していたとのことです。

しかし、新たな投稿でNguyen氏は「PS5シーンから離れ、PS5 Linuxに関するすべての作業を停止する」と表明しました。数カ月にわたり取り組んできたプロジェクトを手放す決断について、オープンソース界隈でのAI利用者への強い不満を示しています。

AI生成コードと脆弱性報告への懸念

Nguyen氏は、かつては高い技術力を持つ研究者が集まっていたコミュニティが、現在は大規模言語モデルで生成したコードやハックを十分に理解しないまま投稿する初心者ばかりになったと批判しています。投稿されたコードが検証されていないことに加え、PS5のハイパーバイザーに残っていた脆弱性をユーザーがSonyへ報告したことも問題視しました。

この脆弱性はNguyen氏も以前から把握しており、いずれ対処する予定だったとしています。同氏は、GTA 6の発売後であればユーザーが正規にゲームを購入したうえでLinux環境も楽しめるとして、報告を待つよう求めたものの、合意から1日も経たないうちに報告されたと説明しています。Sonyからの対策強化を招くリスクと、AIによる低品質な投稿の増加が、今回の離脱につながった形です。

同様の問題はPS3エミュレーターRPCS3でも起きており、5月にはプロジェクトの責任者がAI生成コードの投稿をやめるよう呼びかけていました。RPCS3側は、デバッグやコーディングを学び、後世に役立つものを残すようユーザーに求めています。