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『Brothers in Arms: Hell's Highway』9月17日限定の特別実績を獲得可能

2026年09月18日 | #アップデート | DualShockers

『Brothers in Arms: Hell's Highway』9月17日限定の特別実績を獲得可能

第二次世界大戦のマーケット・ガーデン作戦を題材にした『Brothers in Arms: Hell's Highway』には、毎年9月17日にだけ獲得できる特別な実績が用意されています。実績名は「Remember September '44」で、対象日にゲームを起動してプレイするだけというシンプルな条件です。コンプリートやプラチナトロフィーを目指しているプレイヤーにとって、取り逃しに注意したい実績となっています。

9月17日限定の実績を獲得する方法

「Remember September '44」を獲得するには、9月17日が終わる前に本作を起動してプレイします。プレイ時にはPlayStation NetworkまたはXbox Liveへ接続している必要があり、オフライン状態では条件を満たせません。特別なミッションをクリアする必要はなく、ゲームをプレイすること自体が条件とされています。

この実績は、マーケット・ガーデン作戦の開始日を記念するものです。原文では、対象日にプレイできれば実績を獲得できると説明されており、毎日プレイするタイプの実績とは異なります。対象日を過ぎてしまうと次に同じ機会が訪れるのは翌年になるため、実績のコンプリートを進めている場合は日付を確認しておきましょう。

なお、PC版では事情が異なります。Steam版とUbisoft Connect版には、現時点で実績機能が存在しないとされています。Ubisoftは近年、過去のタイトルにも実績サポートを追加しているため、将来的に対応する可能性はあるものの、記事時点ではPC版でこの実績を獲得することはできません。

実績の背景にあるマーケット・ガーデン作戦

マーケット・ガーデン作戦は、フランス解放後の連合軍が攻勢を維持し、ドイツ中枢部へ進撃するために実施した大規模な空挺作戦です。1944年9月17日、連合軍は占領下のオランダにおいて、戦闘機や爆撃機の支援を受けたC-47輸送機から約3万5000人の兵士を敵陣後方へ降下させました。当時としては最大規模の空挺作戦であり、映画『遠すぎた橋』や本作など、さまざまな作品で描かれています。

作戦の狙いは、空挺部隊がドイツ軍の後方に降下してライン川下流域の橋を確保し、その後に進出する連合軍の装甲部隊を通過させることでした。確保した橋頭堡を利用してライン川沿いの工業地帯へ進み、ドイツの戦争遂行能力に打撃を与えたうえで、1944年のクリスマスまでに戦争を終結させる構想も含まれていました。作戦全体はバーナード・モントゴメリーの指揮下で進められ、地上部隊の進撃ではジェームズ・M・ギャビンらが重要な役割を担いました。

「ヘルズ・ハイウェイ」で進んだ戦い

本作のタイトルにある「Hell's Highway」は、オランダのシント・オーデンローデ付近を通る国道69号線の細い区間を指します。この道路は、空挺部隊を救出する連合軍装甲部隊が約100kmにわたって進むルートとなりましたが、ドイツ軍の待ち伏せや反撃によって前進はたびたび妨げられました。

空挺作戦の初動は、完全な失敗だったわけではありません。イギリス第1空挺師団は初日にアーネム橋周辺へ展開し、アメリカ陸軍第101空挺師団と第82空挺師団も、それぞれの目標付近で一定の成果を上げました。しかし連合軍の計画では、オランダ国内のドイツ軍の抵抗が過小評価されていました。特に第9SS装甲師団の存在が想定に入っておらず、アーネムでは戦車部隊によって第1空挺師団が橋の周辺に釘付けとなりました。

本作で描かれる第101空挺師団は、アイントホーフェン周辺に降下し、ソンの渡河地点を確保しようとします。ところが、ドイツ軍の工兵が連合軍の到着前に橋を破壊しました。その後、第101空挺師団は地上部隊と合流し、アーネムへ向かう進撃に加わりますが、ヘルズ・ハイウェイではドイツ軍による繰り返しの待ち伏せと反撃に遭い、行軍のペースが落ちていきます。

ドイツ軍は最終的に国道69号線を完全に奪回できなかったものの、攻撃によって連合軍の予定を大きく乱しました。その遅れはアーネムで孤立していた第1空挺師団の状況をさらに悪化させます。9日間にわたる抵抗の末、9月25日夜には生存していたイギリス軍空挺兵2398人が撤退しましたが、第1空挺師団は1485人が死亡し、6414人が捕虜となりました。アーネムが連合軍の手に戻るのは1945年4月16日で、ドイツの降伏まで1か月を切った時期でした。

2000年代の第二次世界大戦FPSを代表する作品

本作は、Gearbox Softwareが手がけたBrothers in Armsシリーズ最後の作品です。その後、同社は重厚な戦争物語から、Borderlandsのカラフルで混沌とした世界観へと軸足を移しました。また、本作は2000年代に盛り上がった第二次世界大戦FPSの終盤を象徴するタイトルのひとつでもあります。

当時はMedal of HonorやCall of Dutyが、現代的な一人称視点シューティングの方向性を形作っていました。一方で、第二次世界大戦を扱う作品は、Call of Duty 4: Modern Warfareに代表される架空または現代戦のFPSに急速に置き換えられていきました。本作の「Remember September '44」は、実際の作戦開始日とゲーム内の戦場を結び付ける、シリーズの題材を象徴した記念的な実績といえます。