Mistborn、ブランドン・サンダーソン氏が適切な開発スタジオとのゲーム化を検討
ブランドン・サンダーソン氏が、自身の小説シリーズMistbornのゲーム化に強い関心を示しました。ただし実現の条件として、信頼できる開発スタジオとの提携を挙げており、近い将来の発売を示す発表ではありません。魔法の仕組みや世界観がゲームと相性よく設計されている点から、同氏は最初にゲーム化する作品としてMistbornを想定しています。
ゲーム化の鍵は開発パートナー
IGNのインタビューでゲーム化について質問されたサンダーソン氏は、自身を「生涯ゲームを遊んできた人間」としたうえで、この可能性を何度も考えてきたと説明しました。一方で、ゲーム制作には大規模な投資が必要だとしており、インディーゲームであっても例外ではないとしています。
そのため、企画を進めるには適切なパートナーを見つけることが最重要になるとのことです。サンダーソン氏は、Mistbornの魔法と世界はゲームのメカニクスへ自然に落とし込みやすいとしながらも、「もう一度言うなら、必要なのは適切なパートナーです」と慎重な姿勢を示しました。現時点で具体的な開発会社やゲームのジャンル、対応機種などは明らかになっていません。
映画やテーブルトップ作品でも展開
Mistbornはゲーム以外のメディア展開も進んでいます。映画化企画では、サンダーソン氏が最近脚本を書き終えたものの、完成までにはまだ多くの作業が残っていると説明しています。ボードゲームも展開されており、今回のゲーム化構想は同シリーズにとって初めての映像・ゲーム分野への進出というわけではありません。
さらに、Brotherwise Gamesがサンダーソン氏本人と緊密に協力して制作したCosmere RPGでは、Mistborn向けの展開が予定されています。これまでの基本製品は、Stormlight Archiveの舞台であるRosharと、その作品群に登場するシステムを中心としていましたが、今後はMistbornの世界も加わります。
Mistborn向けCosmere RPGも準備中
Mistborn関連では、Handbook、Campaign Guide、Welcome to Scadriel guideの3冊が予約受付中です。これらはMistbornの舞台やルールをテーブルトップRPGで扱うための資料で、11月には追加展開も予定されています。
原文筆者は、Brotherwise Gamesによるテーブルトップ版ですでに多くの土台が作られているため、将来的なゲーム化へ発展させられる要素は十分にあると見ています。特に、魔法の仕組みや広大な世界設定は、プレイヤーが能力を使い分けながら探索するRPGに適した題材になり得ます。ただし、これは現段階で発表されたゲームの内容ではなく、あくまで将来の可能性に関する見解です。
Mistbornを含むCosmereは、サンダーソン氏が手がける複数のファンタジー小説をつなぐ、広大な宇宙規模の設定です。作品同士の関連性が徐々に強まる構成となっているため、ゲーム化が実現した場合には、単独作品としての再現に加えて、Cosmere全体の設定をどこまで取り込むのかも注目点になりそうです。