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Denuvoがゲームハッカーを提訴、26作品のDRM解除を問題視

2026年09月18日 | #その他 | VGC

Denuvoがゲームハッカーを提訴、26作品のDRM解除を問題視

DRM対策ソフト「Denuvo Anti-Tamper」を提供するDenuvoが、同社の保護機能を解除するクラックを配布したとして、ゲームハッカー「voices38」を提訴しました。訴状では、少なくとも26作品でDRM制限を回避し、海賊版の作成・配布を可能にしたと主張しています。\n\n## 26作品のDRM解除をめぐる訴え\n\n米カリフォルニア北地区連邦地方裁判所に提出された訴状で、Denuvoは「voices38」を身元不明の個人または団体とし、同社のアンチタンパー技術を回避したとしています。対象作品には、Resident Evil Requiem、Stellar Blade、Black Myth Wukong、007 First Light、Pragmata、Hogwarts Legacy、Sonic Frontiers、Assassin’s Creed Mirage、Mafia: The Old Country、Doom: The Dark Ages、Dead Space Remasteredなどが含まれます。\n\nDenuvoは、DRM回避によって著作権保護を解除し、26作品の海賊版を作成・配布できる状態にしたとして、DMCAの回避禁止規定に基づく損害賠償を求めています。さらに、過去・現在・将来のゲームを問わず、Denuvo Anti-Tamperの回避を禁じる差し止め命令も請求しました。\n\n## 追加のクラックやアカウント情報も記載\n\nTorrentFreakによると、「voices38」は約30作品のクラックを公開してきた人物です。Denuvoが対象作品のリストを作成した後にも、Persona 3 ReloadやStar Wars Outlaws向けのクラックが公開されたとされ、訴状にある「将来のゲーム」への差し止め請求が注目されています。\n\nDenuvoは現時点で本人の氏名を特定できていませんが、訴状にはDiscordのユーザーID、Redditアカウント、関連するとみられる7つのSteamアカウントを記載しています。今後、Discord、Reddit、Valveに対する召喚状の発行許可を裁判所に求め、アカウント情報から身元の特定を目指すものとみられます。\n\n## Denuvoをめぐる背景と本人の反応\n\nDenuvoのアンチタンパー機能は、PCゲームの性能に悪影響を及ぼすと考えるプレイヤーから以前より批判されています。一方、ゲームの海賊版コミュニティでは、Denuvoのセキュリティチェックを妨害できるカーネルレベルのドライバーを導入する回避手段も作られましたが、ハッカーが作成したソフトにPCのカーネルレベルの権限を与えることを不安視する声もあります。\n\n今回の報道を受け、「CrackWatch」フォーラムに投稿したvoices38は、「すべて問題ない。これまでどおり続ける」と反応しています。