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Nintendo Switch 2の好調を追い風に任天堂幹部が「始まりにすぎない」と語る

2026年09月18日 | #その他 | Eurogamer

Nintendo Switch 2の好調を追い風に任天堂幹部が「始まりにすぎない」と語る

Nintendo Switch 2の販売好調とゼルダの伝説シリーズの新たな展開を背景に、任天堂が今後も勢いを維持する姿勢を示しました。Nintendo of AmericaのCOOを務めるDevon Pritchard氏は、Switch 2について「これはまだ始まったばかりです」と語り、ゲームだけでなく映画を含む幅広い展開にも意欲を見せています。

Switch 2が米国で記録的な販売

任天堂は現在、ハードとソフトの両面で強い追い風を受けています。昨年には、Switch 2が米国のゲーム機史上で最速の販売ペースを記録し、PS4が持っていた記録を更新したことが明らかになりました。さらに今年に入ってからは、発売から約1年を迎える時期に販売台数が約2000万台に達したとされ、米国史上で2番目に速く売れたゲーム機になったと報じられています。

Pokopiaをはじめとするファーストパーティー作品のヒットも販売を支えており、ハード価格の値上げがあったにもかかわらず、任天堂の勢いは大きく衰えていないようです。Pritchard氏はVarietyのインタビューで、Switch 2では任天堂の作品だけでなく、サードパーティーのタイトルもすでに良い体験を届けていると説明しました。そのうえで、今後システムがどのような展開を見せ、開発者たちが何を実現するのか楽しみにしているとしています。

ゲームに加えて映画事業にも注力

Pritchard氏が強調したのは、任天堂の成長がハードとソフトだけに限られない点です。同社は映画分野でも存在感を高めており、Sony Picturesと協力してThe Legend of Zeldaの映画を制作しています。映画は4月末に公開予定とされ、Pritchard氏はこのプロジェクトについて非常に期待していると語りました。

また、ゲーム関連ではThe Legend of Zelda: Ocarina of Timeにも言及しています。記事では、同作のリメイク発表がSwitch 2をめぐる大きな話題の1つとして扱われていますが、今回のインタビューでPritchard氏がより強い関心を示したのは、ゲームと映画を横断する事業の広がりです。SonyやSony Picturesとの提携を通じて、既存のプレイヤーやファンだけでなく、新しい層にも任天堂の体験を届けたい考えを示しています。

次のゼルダ映画は撮影を終えた段階

The Legend of Zelda映画は、現時点でサブタイトルを持たない作品として進められています。9月初めに行われた専用のZelda Directでは新情報が伝えられたものの、まだ正式な予告編は公開されていません。一方、ニュージーランドで行われた初期の撮影はすでに終了しており、撮影は2025年10月に始まったとされています。今後、完成映像の一部が披露されるかが注目されます。

任天堂にとって映画は、ゲームを遊んでいない人にも作品やキャラクターを知ってもらう接点です。Pritchard氏は、SonyおよびSony Picturesとのパートナーシップが今後数年で最も刺激的な取り組みの1つになるとの見方を示しました。ゲーム機の普及だけでなく、映像作品を通じて新たなファンとの関係を築くことが、同社の次の成長戦略になりそうです。

任天堂が掲げる「世代を超える体験」

コンテンツが24時間いつでも利用でき、消費者の時間をめぐる競争が激しくなっているなか、Pritchard氏は任天堂が単純に他社と時間を奪い合うことを目指しているわけではないと説明しています。同氏によれば、任天堂が重視しているのは、世代を超えて続く関係を生み出す体験を作ることです。

「楽しい体験をどう作るかが、任天堂にとっての時間とエネルギーの使い道です」とPritchard氏は語り、最終的にはその作品が本当に楽しいかどうかが試されるとしています。業界全体では人員削減、ハード価格の上昇、消費者の支出減少が重なり、厳しい状況が続いています。そうした逆風のなかでも、任天堂がSwitch 2の販売と映像展開を軸に現在の勢いを維持できるのか、今後の動向が注目されます。