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BlizzConが3年ぶりに復帰、過去作の再構築と大型新作を同時に打ち出す

2026年09月21日 | #その他 | Polygon

BlizzConが3年ぶりに復帰、過去作の再構築と大型新作を同時に打ち出す

3年ぶりに開催されたBlizzConは、StarCraft、Diablo、World of Warcraftをはじめとする複数の大型発表で注目を集めました。なかでも、2004年の原点を現代向けに組み替えるWorld of Warcraft: Foreverと、Diablo 5やStarCraftのシューターという早期発表が、今回のイベントを象徴しています。一方で、華やかなニュースの裏には、Blizzardと親会社Xboxをめぐる不透明さもにじんでいたと原文筆者は見ています。

過去作を再構築するWorld of Warcraft: Forever

今回の主役となったのは、意外にもWorld of Warcraft: Foreverでした。これは2004年に始まったオリジナル版を再構成する企画で、進行に固定された上限を設けながら、現行版には導入されない可能性がある現代的な要素も取り入れるものです。原文では、長年のプレイヤーにとって魅力的なだけでなく、シリーズ未経験者からも「白紙の状態」と、懐古趣味を隠さないゲーム性が支持されているという反応が紹介されています。ゲームパッドでもプレイできる点も、従来のMMOとは異なる間口の広さとして触れられています。

このほか、Warcraft 3には23年ぶりとなる初の拡張が登場し、長く忘れられていたMOBA、Heroes of the Stormにも予想外のアップデートが用意されます。新作だけでなく、過去の作品を再び動かし、ファンに届け直す方針がイベント全体からうかがえます。

Diablo 5とStarCraftシューターの早すぎる発表

BlizzardはDiablo 5とStarCraftのシューターも発表し、さらに両作には異例ともいえる発売時期まで示しました。原文筆者は、BlizzConのオープニングでBlizzard社長のJohanna Faries氏が感情をあらわにし、現在の不確かな情勢に遠回しに触れたことと、これらの発表が関係している可能性を指摘しています。ここでいう不確かな情勢が世界全体、ゲーム業界、あるいはBlizzardの親会社であるXboxの状況を指すのかは明言されていません。

Diablo 4については、成功を収めているにもかかわらず、シリーズとしての運営期間がわずか6年になると知らされ、ファンを驚かせました。これは通常のDiablo作品の半分にあたる期間です。原文筆者は、Xboxが大型フランチャイズに短い開発・展開サイクルを求めているとの報道と、今回の判断に関連があるのではないかと見ています。

StarCraftのシューターについては、別の狙いも考えられます。原文筆者は、映像化を検討する映画・テレビ関係者に向けて、シリーズを具体的な企画として示す目的があるのではないかと推測しています。一方、プロジェクトリードのDan Hay氏はPolygonのMike McWhertor氏に対し、開発者とファンの双方にとってプロジェクトを現実のものとして感じられる状態にしたかったと説明しています。

開発者が受け継ぐBlizzardの遺産

今回のBlizzConには、現在の運営への疑問を抱かせる要素がある一方、開発者たちが過去の作品を大切にしていることを示す話もありました。Diablo 5のリードライターJennifer Hepler氏は、かつてBioWareで働き、Dragon Ageのファンから激しい嫌がらせを受けた経験を持つ人物です。原文では、そうした過去を経た同氏が、再び大規模タイトルの中心に戻ってきたことを前向きな出来事として紹介しています。

また、World of WarcraftのゲームマスターからBlizzardのプロデューサーになったJames Yen氏は、現在Heroes of the Stormの再始動を任されています。かつてWorld of Warcraftの開発者だったMatthew Cederquist氏も、現在は過去のDiablo作品を統括し、Diablo 2向け拡張Reign of the Warlockを提案した人物として紹介されました。こうした経歴は、同社の過去作を知るスタッフが、作品の保存や再活用に関わっていることを示しています。

原文筆者は、Blizzardの経営方針をどう評価するにせよ、スタッフがスタジオの歴史に抱く愛着は本物だと結論づけています。管理側にも、その遺産を保存し、整理し、ファンと共有しようとする意志があるとのことです。それが新ヒーローの追加にとどまる場合もあれば、MMOの構造そのものを別の形で考え直すWorld of Warcraft: Foreverにつながる場合もあります。過去を振り返ることが、Blizzardにとって次の方向を探る手段になっているようです。