『Dear Passengers』Steamウィッシュリスト数で3位に浮上、Steam未発売のFlexusが手がける協力ゲーム
2026年09月22日 | #売上・ランキング | GamesRadar+
Steamで発売前に注目を集める作品の顔ぶれが変化するなか、これまでSteamでゲームをリリースした実績のないFlexusの協力ゲームが、ウィッシュリスト数で3位に入っています。1位はValveの対戦シューターDeadlock、2位はHello GamesのサバイバルゲームLight No Fireです。『Dear Passengers』はFableやPhantom Blade Zero、Resident Evil Veronica、Witchbrookを上回り、2026年のSteamで最も期待される作品の1つとなっています。
飛行機を舞台にした“フレンズロップ”
本作は、友人とオンライン協力プレイを楽しむ航空会社コメディです。プレイヤーは「世界最悪の航空会社」のクルーとなり、機体が壊れかけ、違法な貨物を積み、乗客の安全がほとんど優先されない状況で仕事を進めます。Steamの紹介文では、乗客たちに「災難と混乱」をもたらすゲームとして説明されており、まともな運航よりも、仲間同士でトラブルを起こしながら笑う体験に重点が置かれています。
近年のSteamで存在感を増している、友人同士で遊ぶことを前提にした協力ゲームの流れにも合致しています。トレーラーでは自ら「Another Friendslop Game」と名乗り、PeakやBurglin' Gnomesのような作品のキャラクターも登場しています。原文筆者は、このジャンルの作品は発売前には規模を予想しにくいことが多く、今回のウィッシュリスト数はそのなかでも特に大きな例だとしています。
2,000,000件のウィッシュリストを獲得
Flexusは、7月31日時点で本作のウィッシュリスト登録数が200万件に達したとXで報告しています。この時期にはすでにランキングのトップ5に入り、8月7日には4位へ上昇しました。その後、9月5日に公式アカウントがSteamのウィッシュリスト数でトップ3に入ったと伝えています。フォロワー数が約440人にとどまる公式アカウントも、この急速な伸びには驚いている様子です。
ウィッシュリスト数の多さは、単に作品の知名度だけでなく、協力プレイ作品への関心が大きいことも示しています。原文では、同系統の次点となる作品は20位に位置しており、今回の順位は発売前の協力ゲームとしても目立つものだと紹介されています。
モバイルゲームで積み上げた開発実績
FlexusはSteamでは新顔ですが、ゲーム開発そのものが初めてというわけではありません。公式サイトによると、同社は2020年にウクライナのキーウで設立されたスタジオで、70人以上のスタッフを抱え、150カ国以上に向けて複数タイトルを展開しています。モバイル向けゲームの累計ダウンロード数は3億件を超えており、今回がPC向けのコアなゲーム市場へ本格的に進出する試みになったとみられます。
これまでには、Minecraftを思わせる見た目の放置ゲームTower Draft、芝刈りを題材にしたMow My Lawn、インクを使う対戦ゲームを連想させるDye Hard、列車をテーマにした放置ゲームTrain Minerなどを手がけています。これらの作品はモバイルストアで比較的高く評価されており、確認できる最低評価でも4.2星だったとのことです。Flexusは公式サイトで、パンデミックと全面戦争のなかで成長してきたスタジオだと説明しており、モバイルで培った大規模な配信経験をPC向けタイトルにも生かそうとしています。