← 最新記事一覧

小島秀夫がBackrooms映画を評価、『P.T.』に通じる空間表現とアナログ演出に注目

2026年09月23日 | #その他 | DualShockers

小島秀夫がBackrooms映画を評価、『P.T.』に通じる空間表現とアナログ演出に注目

小島秀夫氏が、映画Backroomsに『P.T.』を思わせる空間演出とアナログホラーの表現を見いだし、監督のケイン・パーソンズ氏を評価しました。東京プレミア後に行われたファミ通との対談では、ゲームが空間の捉え方に与える影響についても語られています。

閉塞感を生む空間設計に注目

小島氏は、Backroomsの空間表現には、3Dゲームに親しんできたYouTube世代の監督たちの経験が影響していると分析しました。作品が見終えた後にも不穏さを残す点やパーソンズ氏の革新性を評価し、空間の構築を「非常にゲーム的」と評したとのことです。

パーソンズ氏もゲームから直接影響を受けたと説明し、空間そのものをデジタルな構造として捉えていると語りました。ゲームでは周囲の環境を理解し、慎重かつ正確に動く必要があり、その感覚が自身の空間表現につながっているとしています。

90年代風の映像でアナログホラーを表現

小島氏は、Backroomsが1990年代にビデオカメラで撮影された映像のような見せ方を採り、ファウンド・フッテージなどのアナログ表現を取り入れている点にも注目しました。デジタル世代の作り手が過去のアナログ表現を自然に掘り下げ、映画理論を飛び越えていることを意外性として挙げたとしています。

新作ホラーODにも広がる空間演出への関心

コジマプロダクションが制作中のホラーゲームODも、空間を恐怖演出に利用する作品とみられています。小島氏が公開した画像には、薄暗い黄色の廊下と、暗い戸口に立つ女性の姿が写っており、ファンからは過去作を思わせるとの反応が出たとのことです。記事によると、ODの詳細は限られているものの、小島氏は「恐怖のオーバードーズ」という発想から着想を得たと語っており、Xbox独占作として制作されています。