『EVERSPACE 2 – Galactic Edition』メタスコア79点、高く評価された点とちょっとした不満

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2026年8月13日に発売の『EVERSPACE 2 – Galactic Edition』のメディアレビューが公開され、Metacriticのメタスコアが集計されました。総合点数は「79 点」で「好評」という評価になっています。
2026年10月19日時点での集計内容となっており、採点対象のレビューは5件、最高は93点、最低は70点という結果でした。以下にレビューの総まとめを記載しているので購入の参考になれば幸いです。
※スコアは寄稿記事が増減して一定期間は上下しますが、大きく変動することは稀です。

79EVERSPACE 2 – Galactic Edition好評 4|賛否 1|不評 0
Xbox Series X—(0件)PlayStation 5—(0件)Nintendo Switch 279(5件)

敵に応じて距離を取るか背後へ回り込むかを見極めるドッグファイト

敵に応じて距離を取るか背後へ回り込むかを見極めるドッグファイト

『EVERSPACE 2』の戦闘では、距離を取って戦うべき敵もいれば、積極的に背後へ食らいつかなければ倒せない敵もいて、この判断の使い分けこそがバトルの醍醐味です。単に照準を合わせるだけでなく、相手のタイプを素早く見極める判断が欠かせません。距離を詰めるべき相手から離れたままだと戦闘が長引きますし、深追いすべきでない敵を追えば周囲から包囲される恐れがあるためです。複数の敵艦が一斉に迫ってくる混戦でも、特殊アビリティをうまく発動すれば、一見すると手に負えないようなピンチもしっかり制御下に置けます。

バトルはすべて広大な宙域を縦横無尽に飛び回りながら、大小さまざまな敵を相手に繰り広げられます。操作感は非常に軽快で、小難しいフライトシミュレーターのような癖はありません。複雑な挙動に振り回されることなく、旋回やブースト、ストレイフを駆使して敵の周囲を自在に飛び回れます。武器やアビリティは好みの戦い方に合わせて自由に強化でき、武器ごとにシールドとハルへのダメージが個別に設定されているため、敵の弱点に応じて武器を切り替える戦術も大切です。多数の艦が画面上に入り乱れる心地よい慌ただしさや手応えのある射撃感も相まって、本作は本格的なフライトシムというより、完成度の高い爽快なスペースシューターに仕上がっています。

多彩なアクションを扱うため操作にはある程度の慣れが必要で、序盤は覚えることが多いものの、練習を重ねれば自然と指になじんできます。ただ、右スティック押し込みによるバレルロールはいつまでも扱いづらさが残ります。激戦の最中に十字ボタンで意図しないアビリティを発動したり、Bボタンを押しながら違うアイテムを選んでしまったりするミスも起きやすいです。Proコントローラーの割り当て可能な背面ボタンを使えば、こうした操作のぎこちなさはいくらか軽減されます。一部の入力の扱いづらさは、これほど多彩なアクションをゲームパッド一つに収めた代償であり、戦闘の熱中度を損なうほどではありません。

新たな戦利品が戦い方を直接変えていく自機強化の楽しさ

新たな戦利品が戦い方を直接変えていく自機強化の楽しさ

本作を遊び続けたくなるもうひとつの理由は、自機を強化していく楽しさにあります。装備は撃破した敵やフィールドの探索、ショップから手に入り、優秀なパーツが少しずつ集まっていくため、1時間前よりも確実に強くなっている手応えを得られます。艦体はライト、ミディアム、ヘビーの各クラスに分かれており、スピードと機動性に長けたライト級に対し、ヘビー級は機動力を犠牲にして重装甲と高火力を誇ります。上位ティアの艦にははっきりとした強みがあるため、初期艦にとどまらず様々なタイプへ乗り換えてみる価値があります。さらにパークツリーやウィングマンシステムによるボーナスも強力です。修理費の割引をはじめ、クルーズやハイパードライブの待機時間短縮、敵撃破時の修理チャージ即時回復といった恩恵を受けられます。

戦利品が次々と手に入るゲームは単なる数値のインフレに陥りがちですが、本作では装備が立ち回りに直結するため飽きがきません。新しい武器やアビリティが手に入ると、距離を保って戦うか一気に背後へ突っ込むかという戦術そのものが変化するため、より良いパーツを見つける喜びに満ちています。機体の成長要素がそのままバトルの手応えに還元されています。

序盤は手に入る装備の量が多すぎて、パーツの組み合わせを試すだけでも手一杯に思えるかもしれません。しかし、その圧倒的な奥深さこそが本作の個性を際立たせています。それぞれの装備やパークのシナジーを理解できるようになると、ロードアウトの選択肢をあれこれ吟味する時間そのものが、自機を組み上げるうえでの大きな醍醐味に変わります。

寄り道するたびに魅力的な戦利品と遭遇戦が待つ銀河探索

寄り道するたびに魅力的な戦利品と遭遇戦が待つ銀河探索

この銀河はプレイヤーの好奇心にしっかりと応えてくれます。気になるオブジェクトを見かけた際も、後で戻るメモを残す必要はなく、その場ですぐに進路を変えて探索できます。資源の採掘や残骸の調査、隠しエリア、任意の遭遇戦などが豊富に散りばめられており、ミッション間の移動自体が一つの冒険になります。宙域を移動しているとポイント・オブ・インタレストが頻繁に出現し、オートパイロットを解除して選ぶだけで手軽に立ち寄れます。放棄された難破船には、それぞれダンジョンのようなパズルと報酬が用意されています。また星系ごとの需要で相場が変動する奥深い交易システムもあり、密輸ルートの開拓に手間を惜しまないプレイヤーには相応の見返りがあります。

寄り道がこれほど楽しく感じられるのは、そこへ行くたびに魅力的な戦利品が手に入るからです。サブミッションやポイント・オブ・インタレストには貴重な報酬が隠されていることが多く、たいていは危険な敵に守られています。そのため、ストーリーミッションだけを急いで進めるのではなく、足を止めて探索に繰り出す理由が十分にあります。寄り道要素や収集要素を隅々まで遊び尽くしたいプレイヤーにとっても、探索しがいのある宙域と集めるべき報酬が満載です。

本作のボリュームは実に膨大です。メインキャンペーンのボリュームはおよそ30時間です。さらに拡張コンテンツの『EVERSPACE 2: Titans』で4〜6時間、『EVERSPACE 2: Wrath of the Ancients』で10時間以上のストーリーが追加されます。寄り道のサイドコンテンツや探索、戦利品集め、チャレンジ要素を含めずとも、ストーリーのボリュームだけで優に40時間を超える計算です。同梱されたDLCがゲームプレイにさらなる幅を持たせ、長くじっくりと遊び続けられるだけの持続力を本作に与えています。

ストーリー主導で遊びやすくなった反面立ち上がりの遅いキャンペーン

ストーリー主導で遊びやすくなった反面立ち上がりの遅いキャンペーン

前作の『EVERSPACE』はローグライクでしたが、『EVERSPACE 2』ではストーリー主導のキャンペーンを採用しており、この構成はおおむねプラスに働いています。序盤の展開こそやや緩慢なものの、段階を踏んで進む構成が戦闘や装備集めに明確な方向性を与えています。宇宙戦闘シムに馴染みがないプレイヤーにとっても、格段にとっつきやすいゲームに仕上がっています。

物語の中心となるのは、クローンであり元パイロットという境遇を背負ったアダムです。自身の存在理由や人間性についての葛藤が描かれ、絵画のようなグラフィックノベル調のカットシーンが静かな場面に独特の雰囲気を生み出しています。テーマを深く掘り下げきれていない場面はあるものの、ストーリーが軌道に乗ってからは、銀河の次の領域で何が待ち受けているのか先を見たくなる魅力があります。ただ、設定の多くが前作から引き継がれているうえに退屈な会話や説明も足を引っ張っており、シリーズ初体験のプレイヤーには響きにくい部分もあります。

前作をやり込んだプレイヤーは、本作におけるゲーム性の変化を理解しておく必要があります。RPG風の進行を取り入れたことで、初代が備えていた中毒的なリプレイ性が一部損なわれているためです。再プレイの価値が消えたわけではなく設計された進行にも良さがありますが、「もう1回だけ」と次のランへ飛び込みたくなるあの強い引き付けは薄れています。

爽快な交戦の合間に挟まるパズルと繰り返しのミッション構成

爽快な交戦の合間に挟まるパズルと繰り返しのミッション構成

キャンペーンを飽きずに進められるだけのミッションのバリエーションは揃っているものの、何時間もプレイを続けると同じパターンの繰り返しが見えてきます。何かを調査し、回収し、守り、あるいは破壊しては次の場所へ移動するという流れが基本です。敵拠点への強襲や巨大艦隊への攻撃など、最高のアクションを味わえる見せ場がある一方で、勢いを削いでしまうのが静かなパズルミッションの存在です。大破した貨物船や基地で動力源を探してソケットへ運び、新たな道を開く作業を繰り返す内容が多く、派手な戦闘ミッションとの間を行き来することでテンポにムラが生じています。

プレイ時間が延びるにつれて、宇宙の景観にも既視感を覚えるようになります。記憶に残るだけの視覚的・インタラクティブな変化に乏しい宙域もあり、似たような景色の中で長時間過ごしていると、壮観な眺めでさえ見慣れたものに感じられ始めます。惑星上でのミッションが舞台に歓迎すべき変化をもたらし、この単調さを和らげてはいるものの、パズル作業と繰り返しの多さは長時間のプレイで気になりやすい部分です。それでも、戦闘と装備集めというコアループの強さのおかげで、十分に許容できるようになっています。

広大な宇宙を移動するたびに挟まるロード画面と没入感の途切れ

広大な宇宙を移動するたびに挟まるロード画面と没入感の途切れ

銀河は広大で100以上のロケーションが存在しますが、それぞれのエリアを行き来するたびに黒いロード画面が挟まります。多くのクエストでアダムがあちこちの場所を移動することになるため、プレイが頻繁に中断されて没入感が削がれていきます。ささやかなサイドクエストでも、宙域からロードしてマップへ抜け、目的地まで飛んでロードして入り、報告のために再びロードして出入りする事態になりかねません。Switch 2でのロード時間は不当に長いわけではないものの速いわけでもなく、この区切られた構造自体がすべてのバージョンに共通する設計上の特徴です。進行ルートを慎重に決めれば中断は減らせるものの、ロードが最も煩わしく感じられるのはSwitch 2やSteam Deckのような携帯ハードウェアです。

目的地間の移動はプレイヤーの時間を無駄にしない作りになっており、空間から空間へ効率よく移動できますし、寄り道要素のおかげで退屈な作業になることもほとんどありません。とはいえ、絶え間ない発見を求めていて待ち時間を嫌う人にとっては、長めの移動区間が間延びして感じられるでしょう。そうした区間を埋めるのは説明的な会話かエレクトロニックなサウンドトラックだけであり、探索というより通勤のように感じられることがあります。

安定した動作を保ちつつも操作の応答性や描画に妥協が見える移植度

Switch 2では30fpsを目標に動作し、大規模な戦闘でも大きなフレーム落ちを起こさず安定してそれを維持しています。アクションの滑らかさはPC版に及ばずコックピット視点も削除されていますが、一人称視点自体は残っており、どちらの妥協も実際のプレイの妨げにはなりません。携帯機向けの画質としては十分にシャープで、アップスケール前の解像度はTVモードで約900p、携帯モードで約720pとなっています。

操作感の評価は、何と比較するかによって意見が分かれます。左スティックで移動、右スティックで照準を合わせるツインスティック操作は非常によく機能しており、敵が突然背後に現れても反応できるだけの応答性が戦闘では保たれています。しかし、入力遅延に敏感な人や、特にSteam Deck版と直接比較できる人にとっては、Switch 2版の反応は明らかに鈍く感じられるかもしれません。素早く動く小さな標的を追うのがストレスになり、強めのエイムアシストもそれを部分的にしか補えません。

ビジュアル面では、慌ただしい戦闘中でも見事な仕上がりです。宇宙空間の環境は目を見張るほど美しく、惑星が流れていき、爆発や武器のエフェクトが大規模な戦闘を彩ります。ただし近距離での描画の粗さに敏感な人なら、強めのLOD削減によって崩れたモデルが時折カメラの不快なほど近くに表示されることに気づくでしょう。オープニングのカットシーンに登場する最初の艦にはメッシュに目に見える穴が開いており、これはSteam Deckでは見られない現象です。これらは感じ方や比較対象次第の問題であり、コアループはSwitch 2でも問題なく機能しています。

課題はあるものの爽快な宇宙戦闘と自機強化の魅力が際立つ良作

『EVERSPACE 2: Galactic Edition』は、機動性重視のスピーディーな宇宙戦闘と、それを支える意味のある装備の安定した供給に惹かれる人なら、誰にでも迷わず勧められる作品です。戦利品を軸に自機をビルドするのが好きな人や、隠された残骸や任意の遭遇戦を求めて寄り道するのが好きな人、ボリュームあるパッケージを求める人には特に向いています。そのパッケージには、40時間を超えるストーリーコンテンツ、豊富なサイドアクティビティ、同梱のDLCが含まれます。宇宙戦闘シムの経験があまりないプレイヤーも、誘導型のキャンペーンによって無理なく入り込める点を評価するはずです。Switch 2では、激しいアクションに見合った安定した30fpsを維持しています。

一方で、購入判断を左右しうる懸念点もあります。長時間プレイするとミッションのテンプレートが繰り返され、特に動力源を運んで新たな道を開くパズルミッションでそれが目立ちます。ロケーション間を行き来するクエストは、頻繁なロード画面によって中断されます。初代のローグライク的な引力を求めている人や、シリーズ初心者としてストーリーに引っ張ってもらうことを期待している人は、購入前によく検討してください。Switch 2版については、艦の操作感が十分に反応が良いのか、それともSteam Deck版と比べて明らかに遅延があるのかについてメディアの意見が分かれました。また、時折間近に現れる崩れたモデルを踏まえてもビジュアルが十分な水準を保っているかどうかについても、評価が分かれています。さらに、ロケーション間の移動が効率的なのか、静かな区間で間延びしているのかについても、メディアによって見解が異なりました。

これらの問題はいずれもゲームループを壊すものではありません。どの戦闘も、結局は距離を保つか敵の背後に食らいつくかに行き着き、新しい装備を手に入れるたびにその判断が少しずつ変わっていきます。それこそが、ロード画面や見慣れたミッションを乗り越えさせてくれる原動力なのです。

製品情報

項目内容
ゲームタイトル名EVERSPACE 2 – Galactic Edition
原題名EVERSPACE 2 – Galactic Edition
ジャンルアクション, アドベンチャー, シューティング, ロールプレイング
プラットフォームNintendo Switch 2, Xbox Series X|S
発売日2026年8月13日
価格Nintendo ¥6,980 / Xbox ¥8,800
公式サイト—
発売元ROCKFISH Games

ストアページ

ストア名URL
任天堂https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000131858
Xboxhttps://www.xbox.com/ja-JP/games/store/9NWM072LFBN3

メタスコアについて

Metacriticで集計されているゲーム評価のスコアです。大手メディアに投稿されたレビューのスコアを平均された数値になります。メタスコアは大きく変わる機会は少ないですが、集計サイトが増えるにつれて頻繁に変動します。

9080706050
神ゲー良ゲー凡ゲー低評価爆弾持ち