『Deep Rock Galactic: Survivor』メタスコア評価・メディアレビュー

Ghost Ship Publishingより2025年9月17日に発売された、Xbox Series X/S、PCに対応のアクション・ローグライト『Deep Rock Galactic: Survivor』のメディアレビュー総まとめページです。

総合評価

『Deep Rock Galactic: Survivor』
スコアについて

Metacriticで集計されているゲーム評価のスコアです。大手メディアに投稿されたレビューのスコアを平均された数値になります。メディアスコアは大きく変わることは少ないですが、集計サイトが増えるにつれて頻繁に変動します。

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神ゲー良ゲー凡ゲー問題あり

『Deep Rock Galactic: Survivor』は、人気のサバイバーライクというジャンルの中でも、特に高い水準にある作品として評価されています。

その理由は、原作『Deep Rock Galactic』の世界観や雰囲気を忠実に再現しつつ、中毒性の高いゲームの基本部分に、独自の戦術要素である「掘削」をうまく組み合わせている点にあります。プレイヤーはドワーフを操作し、自動で発射される武器でエイリアンの大群を倒し、経験値や資源を集めてキャラクターを強化していきます。特に、ツルハシで岩壁を掘り進め、敵の進路を狭めたり、安全なルートを作ったりできる要素が、他の同ジャンルのゲームにはない戦術的な選択肢を加えています。

具体的な評価として、PC Gamerが90点、XboxEraが8.7/10点、Steamの全レビュー(38,816件)で「非常に好評」という評価を受けています。4つのクラス、武器の性能を大きく変える「オーバークロック」、永続的な能力強化など、豊富なコンテンツが用意されており、繰り返し遊べる点も高く評価されています。しかし、いくつかの欠点も指摘されています。最も大きな点は、原作が協力プレイで有名だったにもかかわらず、本作が一人用であることです。これにより、原作の特徴であった仲間との共闘感が失われているという意見があります。また、ゲーム開始時の説明が少なく、終盤の最高難易度では、長時間のプレイが報われにくい作業的なものに感じられる可能性があること、そして激しい戦闘中に画面が見づらくなる点や、若干のパフォーマンス低下が報告されています。

結論として、『Deep Rock Galactic: Survivor』は、その独自の掘削システムと豊富なコンテンツによって、一人で繰り返し遊べる満足度の高い体験を提供します。しかし、協力プレイ機能がないことや、ゲーム終盤のバランス、そして新規プレイヤーへの配慮不足といった点が、評価における主な意見として挙げられています。

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評価ポイント

多くのメディアで評価されているポイント

本作のゲームプレイは、同じジャンルのゲームが好きな人ならすぐに理解できる簡単なルールで作られています。プレイヤーはドワーフを操作しますが、武器は自動で発射されるため、操作は移動とアップグレードの選択に集中できます。この「モンスターを倒して経験値を集め、キャラクターを強くする」という基本的な流れが非常にうまくできており、プレイヤーをゲームに引き込みます。その結果、何度も繰り返し遊びたくなるゲームだと評価されており、「もう一回だけ」と思っているうちに、すぐに何時間もプレイしてしまうほど夢中になれます。掘って、撃って、キャラクターを強化するという中心のサイクルは、常に楽しさを提供します。

  • 採掘による独自の戦い方
    • 採掘システムがゲームにうまく組み込まれており、このジャンルの中でユニークで面白い特徴となっています。ツルハシで岩を壊して通路を作り、敵の集団を狭い場所に誘い込んだり、敵から逃げるためのルートを作ったりできます。これにより、ステージ内で新しい道を作り出し、敵を特定の方向へ誘導したり、障害物で足止めしたりするなど、プレイごとに異なる戦略が生まれます。
  • 豊富なコンテンツと繰り返し遊べる要素
    • ゲームには非常に多くのコンテンツとキャラクターを強化する方法があり、何度も繰り返し遊べるようになっています。キャラクターの育て方の選択肢が豊富なことに加え、毎日・毎週のチャレンジや特別なダイブなど、様々なゲームモードが用意されています。ミッションを通じてキャラクターを永続的に強化できる仕組みもしっかりしており、常に何か目標を持ってプレイし続けることができます。
  • 原作の雰囲気を再現した世界観
    • 『Deep Rock Galactic』の感覚がうまく再現されており、ユーモアやクラスの個性、息苦しい洞窟の雰囲気を受け継いだスピンオフ作品です。テーマや雰囲気、ゲームの進め方において、原作の協力プレイ作品と非常によく合っています。見下ろし視点ですが、光の使い方が巧みで、まるでドワーフになったかのような閉塞感のある体験ができ、世界の雰囲気を強く感じさせます。
  • 完成度の高いグラフィックとサウンド
    • グラフィックは鮮やかで、見た目にも魅力的で多様な地下のエリアが描かれています。見下ろし視点でありながら閉塞感があるのは、巧みな光の演出によるものです。特にサウンドは素晴らしく、洞窟の反響や爆発音、数百の足音が組み合わさることで、プレイヤーを洞窟の中にいるような気分にさせます。また、原作の有名なセリフが多く含まれており、各クラスに個性を与えています。
  • 武器の選択とアップグレードの楽しさ
    • レベルが上がるたびに、ダメージやリロード時間などを改善するアップグレードを選べます。数レベルごとに新しい武器(最大4つ)を追加でき、武器のレベルを十分に上げると、「オーバークロック」というさらなる強化が可能です。オーバークロックは、ダメージを属性付きに変えたり、弾の撃ち方を変えたりする、非常に強力な改造です。この武器システム、レベルアップ、属性システムがうまく機能し、とても楽しい体験を生み出します。
  • 新しいミッションによる多様性
    • 正式リリースで新しいミッション「護衛任務」が追加され、ゲームの多様性が増しました。このモードでは、巨大な移動式ドリルをマップの端から端まで護衛する必要があり、通常のボス戦が中心のミッションとは違った面白さがあります。ドリルから離れられないため、他のエリアに逃げることができず、緊張感のある戦いが生まれます。

不評ポイント

多くのメディアで不評なポイント

『Deep Rock Galactic: Survivor』は一人で遊ぶゲームです。原作の『Deep Rock Galactic』は、仲間との優れた協力プレイや「Rock and Stone!」という掛け声に代表される仲間意識で高く評価されていましたが、本作ではその要素が全くありません。この点が最大の欠点として繰り返し指摘されており、原作の良さを知っていると、一人でのプレイはどこか物足りなさを感じるという意見があります。

  • ゲーム終盤の作業感とバランスの問題
    • ゲームの終盤になると、作業感とバランスの問題が目立ちます。高い難易度では、1回の挑戦に1時間かけても失敗することがあり、キャラクターの永続的な強化もわずかしか得られないため、非常に作業的に感じられます。また、ランダム要素で必要な強化が得られないと、かけた時間が無駄になることもあり、この作業が報酬よりも罰のように感じられることがあります。
  • 分かりにくいUIとチュートリアルの不足
    • メニューがごちゃごちゃしている、または分かりにくいという意見があります。ゲーム開始時には、通貨や強化の種類が多く、全体を把握するのが難しいです。これは、チュートリアルや説明がほとんどなく、ゲームの仕組みを学ぶ機会が不十分なためです。
  • 操作がぎこちなく特定のクラスで不満が出やすい
    • ツインスティック操作ができないため、ガンナーのミニガンのような特定の方向を向いて撃つ武器は、敵から離れながら後ろに撃つことができず、ぎこちなく感じられます。特にガンナーは、見ている方向にしか弾を撃たないため、敵にダメージを与えるには巨大な虫に向かって走る必要があり、いらいらさせられることが多いです。
  • 画面や音がごちゃごちゃして分かりにくい
    • ゲームの終盤になると、弾や炎、爆発などで画面がすぐに埋め尽くされ、自分のキャラクターが見えにくくなります。また、音も大きくなりすぎることがあり、スピーカーから多くのノイズが聞こえ、ゲームの良いBGMがかき消されてしまいます。
  • 敵の大群との戦闘で処理が重くなる
    • 特に敵の大群に攻撃されている場面で、ゲームの動作がカクついたり、遅くなったりすることがあります。敵が多く出現するとフレームレートが低下したという報告があり、性能の低いパソコンでは、さらに多くの敵に対処するのが難しいかもしれません。
  • ゲーム序盤は単調になりやすい
    • 敵やステージには多くの種類がありますが、新しいエリアを解放するのに時間がかかるため、最初の数時間は少し単調に感じられる可能性があります。
  • ロードアウトの管理が面倒
    • 12種類いるドワーフの装備管理を、挑戦が終わるたびに行うのは面倒に感じられることがあります。また、永続的なボーナスを与える装備が手に入ると、そのキャラクターの育て方が固定されてしまい、ミッション中のレベルアップによるビルドの自由度が少し狭まってしまいます。
  • キャラクターの見た目を変えるには有料DLCが必要
    • ドワーフの見た目を変えるスキンは、別売りの2つのスキンパックDLCを購入しないと手に入れることができません。

メディアレビュー

製品情報

項目概要
タイトル (日本語)Deep Rock Galactic: Survivor
タイトル (英語)Deep Rock Galactic: Survivor
ジャンルアクション,シューター,ローグライト,サバイバーライク
開発元 (Developer)Funday Games
販売元 (Publisher)Ghost Ship Publishing
発売日2025年9月17日
プラットフォームXbox Series X/S,PC
プレイ人数1人
日本語(インターフェース)対応
日本語(字幕)対応