vedinadから2025年9月19日に発売されたアクション,カジュアル,インディー,ローグライク,サバイバル『Megabonk』の口コミ・レビュー総まとめページです。実際のプレイヤーの声を元に本作のポジティブ・ネガティブポイントを紹介しています。
ビルドがハマる瞬間の「脳汁」が、君を虜にする。
ヴァンサバライクに『Risk of Rain 2』の3D探索要素を融合!Z軸が加わった戦場で、無数の敵をなぎ倒せ。アイテムのレアリティがビルドの鍵。上振れビルドが完成した時の「脳汁」があふれ出す、爽快3Dローグライク!
口コミ分析
3D化で広がる戦場と爽快感を両立した、新しいヴァンサバ体験が光るアクション作
本作は、「ヴァンパイアサバイバーズ(ヴァンサバ)を3D化した」という新鮮な体験と、ビルドがうまくいった時の強い爽快感が魅力です。しかし、序盤から難易度が高く運の要素も強いため、かなり歯ごたえのあるローグライクアクションを求めるプレイヤーに、条件付きで推奨される作品です。
評価が分かれる理由は、そのゲーム性にあります。3Dマップを探索してアイテムを集め、強力なビルドを完成させる楽しさは高く評価されています。特に、レアなアイテムが手に入った時の爽快感は格別です。その反面、ヴァンサバ系ゲームに期待されがちな「手軽な無双感」は薄く、序盤から難易度は高めです。恒久的な強化要素も非常に薄く、プレイヤーの腕前と運が試されます。また、落下ダメージの存在や、狙った敵を倒しにくいオートエイム、(アップデートで改善されたものの)移動速度の遅さなど、3Dアクションとしての快適さを欠く点が不満点として挙げられています。
具体的には、序盤の運が悪ければ開始3〜5分でゲームオーバーになることが頻繁にあります。また、ゲーム内で説明のない「バニホ」(ジャンプとスライディングを繰り返す高速移動テクニック)を使わないと、探索が困難なほど移動が遅く感じられます。最も批判されたのは、Tier 3(ティア3)の最終ボス戦です。それまで苦労して構築したビルド(武器やアイテム)が戦闘中に没収される理不尽なギミックがあり、多くのプレイヤーのやる気を削ぎました。
現在はアップデートにより、この最終ボスのギミックは緩和され、移動速度も改善されるなど、遊びやすさは向上しています。約1000円という価格を考えれば、最初の10時間程度は新鮮な体験として十分楽しめます。しかし、恒久強化の薄さや運要素の強さといった根本的な部分は変わっていません。「手軽に無双したい」プレイヤーではなく、「シビアな難易度を乗り越えて強力なビルド完成を目指す」ことに喜びを感じる、挑戦的なプレイヤー向けの作品と言えます。
ティア3最終ボス戦のバランスと仕様
ポジティブ評価
- アップデートによる遊びやすさの改善
- 理不尽に負けたままなのが悔しくてボス用のビルドを組んで最終ボスクリアしました。アップデートでギミックを一つクリアするたびに武器を取り戻せるように修正されてました。
- これまでは最終ボスが悪逆非道ぶりでしたが、マイルドに調整されて遊びやすくなっています。
- ゲームの根幹の面白さ
- もう少しやりたい気持ちと最終ボスがだるいのでせめぎ合ってる。
ネガティブ評価
- ビルドの否定と武器没収
- 最終ボスのせいで全部武器がなくなった。
- 専用ステージに飛ばされて戦闘中にレベルアップできなくなる+初期武器以外全没収(武器を持てる最大は4種、1種の武器で戦わないといけなくなるので手数系ビルドが全滅)+足が遅いキャラだとほぼクリア不可能なギミックの三連コンボで萎えました。
- ローグライクの醍醐味であるビルドを武器没収で否定されるのでオススメできない。
- ティア3のボスで武器なくなるの意味わからん。
- ボスで1個目の武器以外を取り上げられるのがクソ。
- 理不尽で退屈なギミック
- プレイ時間引き延ばして引き延ばしてティアー3ボス倒すのに、初期武器以外没収、10分以内に6回以上4カ所のパイロン停止、停止まで体力回復し続けるギミックはおもんない。
- 10Lの体力削るとかムリゲー。
- 概ね面白いが、Tier3ボスに到達すると面白さが半減どころか赤字になります。
- 倒せる火力があったが無敵ギミックを数回やる必要があって萎えた。火力を高めていくゲーム性のため無敵ギミックで倒せなくしてるのがだるすぎる。
難易度、成長速度、爽快感の欠如
ポジティブ評価
- 3Dヴァンサバとしての魅力
- ヴァンサバのようでいて、その旨味をうまく煮詰めて3Dに落とし込んでいて、ついもう1プレイをやってしまう魅力がある。
- ヴァンサバのフォーマットを歯ごたえのあるアクションに昇華させたのは見事だと思います。
- 最初の10時間くらいは文句なく楽しめる、まさに神ゲーの手ごたえがある。
- 非常に楽しいゲーム、そしてこれまで約16時間プレイして、十分お金を払う価値があったと言えます。
- ハイスピードプレイの爽快感
- ガイコツとか移動速度盛ったハイスピードプレイがボス以外ではかなり気持ちいい。
ネガティブ評価
- 高い難度とインフレ抑制
- プレイ序盤の難度が高い。
- 爽快感を得られるまでが長く気持ちいい時間が短い。
- 恒久的な強化要素が非常に薄いのでかなりの実力が求められる3Dヴァンサバです。
- 難易度の高さ、成長速度の遅さ、移動速度の遅さ。
- インフレに対してかなり抑制的で、ちんたら敵と戦っているとあっさり敵の強さが自分を追い抜いていく。
- パワースパイクは比較的緩やかで、ゲームの進行に対して強化が追い付いていない印象を受ける。
- 行き詰まりと不満点
- 壁にぶち当たります。
- 数時間のプレイ後、かなり退屈になるでしょう。
- 自分で納得しながら遊ぶ分には楽しめるが、大味すぎる部分や組み上げたシナジーが別に強くなかったりする残念感で、爽快感を感じられるプレイが限定されていて人にはオススメ出来ないなという総評の一作です。
- 永続強化てもんあるけど、マイナスからゼロにするだけのもん。
移動・探索システムと操作性の問題
ポジティブ評価
- 3Dマップと移動要素
- 3Dヴァンサバライクっていう体験が新鮮でかなりおもしろい。
- マップの高低差やジャンプアクション、坂の滑り降りアクションによってヴァンサバの面白さを損なうことなく進化させてます。
- 移動力や3D踏破力のあるキャラの方が探索分で強くなりやすいのが面白い。
- 移動速度が早いキャラを選ぶと移動や回避が快適です。
ネガティブ評価
- 移動と探索のストレス
- バニホとストレイフを利用しなければ移動速度が遅すぎてマップ探索もままならない。
- 移動速度が遅い上にボスポータルを探す手間がある。
- 落下ダメージがある。
- せっかく3Dにしたのになぜ落下ダメージがあるのか?高低差の多いマップで壁のぼりができるキャラクターまでいるのに落下ダメージを追加したのは理解できない。
- エイムの制約
- 手動エイムの欠如は、ゲームプレイの流れに慣れると苦痛になります。
- ターゲティングシステムがランダムな敵をターゲットにして死ぬことがあり、尻尾の敵をターゲットにしていれば回避できたと分かると少し悔しい。
- 単調なステージ
- 同じ風景に飽きるかもしれない。
ビルドの運要素とアイテムバランス
ポジティブ評価
- ビルドアップの楽しさ
- 画面をすっきりさせつつ上振れビルドが出来た時の脳汁出る作りを両立しているのも素晴らしい。
- 各アップグレードの提供はランダムでレア度が異なり、各ランをユニークなものにしています。
ネガティブ評価
- 運要素による序盤死
- 悪いRNGのせいで、ランの最初の3〜5分以内に非常に頻繁に死にます。
- スキップやバニッシュのオプションがあっても、それらが現在のレベルアップ機会を消費するため、パワーブーストが得られず、迅速に遅れをとり、そもそも敵を倒せないほど弱体化します。
- アイテム格差が広い。
- 弾を増やすトームが強すぎて序盤に引けるかどうかの運ゲー。
- ビルドの多様性と効果
- 組み上げたシナジーが別に強くなかったりする残念感。
- 個人的にはノックバック強化でDPS落ちてボス倒せなかったのがちゃんと萎えました。
- 視覚的に地味な武器が多いのでヴァンサバ特有の爽快感が得られない。
まとめ・購入検討ポイント
本作は、「ヴァンパイアサバイバーズ」の面白さを3D空間での探索とアクションに落とし込んだ、新鮮な体験が魅力の作品です。3Dマップを探索してアイテムを集め、強力な「上振れビルド」を完成させた時の爽快感が高く評価されています。約1000円という価格に対し、特に序盤の満足度は高いです。ただし、序盤から難易度が高く、恒久的な強化要素も薄いため、プレイヤーの腕前と運に左右される場面が多くあります。アップデートで理不尽だった最終ボスや移動速度は改善されましたが、手軽な無双感を期待するとギャップを感じる、歯ごたえのあるアクションゲームです。
購入検討ポイント
口コミ情報元・レビュー出典
製品情報
項目 | 概要 |
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タイトル (日本語) | Megabonk |
タイトル (英語) | Megabonk |
ジャンル | アクション,カジュアル,インディー,ローグライク,サバイバル |
開発元 (Developer) | vedinad |
販売元 (Publisher) | vedinad |
発売日 | 2025年9月19日 |
プラットフォーム | PC |
プレイ人数 | シングルプレイヤー |
日本語(インターフェース) | 対応 |
日本語(字幕) | 対応 |