「デジタルでは届かない層に物理版が届く」ソニーのディスク生産停止計画にゲームパブリッシャーが物理版の重要性を語る!『GTA 6』の動向も影響か?
2026年07月21日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
ソニーが2028年をもってディスク生産を停止すると発表した件について、ゲームパブリッシャーであるSerenity ForgeのCEO、Zhenghua Yang氏が「デジタルでは届かない層に物理版が届く」と語り、物理版の重要性を改めて強調しました。Rockstar Gamesが『GTA 6』のデジタル版のみのリリースを発表した後、ソニーのディスク生産停止発表があり、この動きに対して多くのプレイヤーから反発の声が上がっています。特に、最新の『Marvel's Wolverine』のトレーラーなど、PlayStationのYouTubeチャンネルの動画コメント欄では、ソニーに方針転換を求める声が殺到しているとのことです。
物理版ゲームの多岐にわたる利点
Serenity ForgeのCEOであるZhenghua Yang氏は、Game Fileのインタビューに対し、物理版のリリースは単なる販売チャネルではないと述べています。同氏によると、物理版は「世界中の可能な限り多くの人々に有意義なゲームを届けるという我々の使命の重要な一部」だそうです。物理版ゲームは、WalmartやGameStopといった小売店で偶然見つけられる機会があるほか、ギフトとして贈られたり、インターネットアクセスが限られた地域へ届けられたり、さらには「永続的な芸術作品として保存」される価値があるとしています。Serenity Forgeはこれまで、『Lisa』や『Doki Doki Literature Club』、『Slay the Princess』など、数々の人気インディーゲームをパブリッシュしてきました。
デジタル版と物理版の共存の重要性
Yang氏は、デジタル版ゲームの重要性も認めており、「デジタル配信はゲームをより利用しやすくし、業界の成長の最大の原動力の一つとなっている」と語っています。しかし、同氏はデジタルか物理かの二者択一ではなく、「物理版とデジタル版は競合するものではなく、補完的なもの」と捉えているようです。両方を組み合わせることで、ゲームが「可能な限り幅広い層」に届くと考えているとのことです。ソニーがディスク生産停止を決定した背景には、製造コスト、物流、消費者行動といった長期的な要因を慎重に評価した結果があるだろうと、Yang氏は推測しています。しかし、業界アナリストのMat Piscatella氏の調査によると、2026年にはPlayStationで10万枚以上の物理版が米国で販売されたゲームはわずか7本にとどまっており、オンラインでの反発の声とは裏腹に、実際の購買行動が伴っていない可能性も示唆されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表主体 | Serenity Forge CEO Zhenghua Yang氏 |
| 発表内容 | 物理版ゲームの重要性、デジタル版との補完関係 |
| ソニーの動向 | 2028年をもってディスク生産を停止する計画を発表 |