ホラーゲーム『Silent Hill: Townfall』が一人称視点を選んだ理由とは?開発チームが語る没入感とアナログ技術へのこだわり
2026年07月29日 | #ゲーム #発売 | Polygon
コナミから発売されるホラーゲーム『Silent Hill: Townfall』について、開発元のScreen Burn Interactiveが、本作が一人称視点になった経緯や、ゲームの魅力を語っています。過去に小島秀夫氏が手掛けた『P.T.』のような一人称視点のサイレントヒル作品はありましたが、今作はシリーズで初めて主人公サイモン・オーデルの視点から物語が進められるとのこと。プレイヤーはサイモンが見るものだけを体験するため、周囲に注意を払わないと、恐ろしいモンスターに奇襲される可能性も高まるそうです。
一人称視点が生み出す恐怖と没入感
本作が一人称視点になったのは、開発当初からの共通認識だったと、ライター兼ディレクターのジョン・マッケラン氏とシリーズプロデューサーの岡本元氏が明かしています。Screen Burnは過去作でも一人称視点での開発経験が豊富で、コナミも彼らの物語とパズルの融合を高く評価しているとのこと。特に、ステルスや回避、緊張感を重視するホラーゲームにおいて、プレイヤーと恐怖の間にアバターを挟まない一人称視点の方が、より個人的で恐ろしい体験を生み出すと考えているそうです。三人称視点では隠れる動作などが『スプリンターセル』や『メタルギア』のように力強く感じられ、ホラーには繋がらないと説明されています。
時代を映すアナログ技術とCRTV
本作の舞台は1990年代半ばのスコットランドの港町セント・アメリアで、この時代設定が物語に深みを与えています。主人公サイモンは、ダイヤルアップモデムやプリペイドカード式の電気メーター、公衆電話など、当時のアナログ技術に触れることになります。特に注目すべきは、過去のサイレントヒルシリーズでおなじみのラジオの代わりに登場する小型の携帯テレビ「CRTV」です。このCRTVは、近くの敵の動きを追跡するだけでなく、パズルを解くヒントや失われた記憶を呼び覚ます過去の映像を表示する役割も担っています。Screen Burnは、このCRTVの機能を三人称視点で表現すると、違和感のあるUIになってしまうため、一人称視点である必要性を感じたとのこと。アナログ技術が持つ本質的な信頼性の低さも、パズル要素にうまく組み込まれているとマッケラン氏は語っています。Screen Burnは細部へのこだわりで知られており、『Stories Untold』や『Observation』といった過去作でもその能力を発揮してきました。CRTVの映像も、実際に古い放送用モニターを通して撮影し、アナログノイズまで忠実に再現するなど、徹底したこだわりが伺えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | 追って発表 |
| 発売時期 | 追って発表 |
| 開発 | Screen Burn Interactive |