『Silent Hill』映画シリーズを完全刷新か レポートが新たなハリウッド展開を報道
2026年09月22日 | #噂・リーク | DualShockers
『Silent Hill』の映画シリーズが、過去作との連続性を断ち切った新たな設定で再始動する可能性が浮上しました。海外メディアDreadCentralによると、Konamiは、映画版を再構築するためのハリウッドのパートナー候補を検討しているとのことです。背景には、Zach Cregger監督によるResident Evil映画の大ヒットがあるとされています。
KonamiがResident Evilの成功を追う構え
今回の情報は、現時点では公式発表ではなく、詳細もほとんど明らかになっていません。DreadCentralは、Konamiが本作の映画シリーズを最初から作り直し、新たな連続性を構築する案を検討していると報じています。過去の映画版の設定や物語を引き継ぐのではなく、シリーズそのものを大幅に見直す方向とみられます。
記事では、Konamiの関係者が、CapcomのResident Evil映画が劇場で大きな成功を収めたことをうらやみ、自社の代表的なホラーシリーズでも同様の成果を得たいと考えていると伝えています。Cregger監督による新作は、従来の映画版とは異なるアプローチでResident Evilを描きながら、過去のゲーム作品に対するイースターエッグや参照要素を盛り込んだ作品だったとされています。
本作には、近年発表・展開された新たなSilent Hill関連作品という土台もあります。記事では、スコットランドを舞台とするSilent Hill: Townfallが例として挙げられており、ゲーム側で新しい物語が広がっていることから、映画でも新たな方向性を打ち出せる状況にあるとしています。ただし、映画の制作会社、監督、出演者、公開時期などは報じられていません。
過去の映画版は評価と興行で苦戦
映画版の再始動が検討される一因として、これまでの映画シリーズが興行面と批評面の両方で苦戦してきたことも挙げられています。原文筆者は、霧に覆われた街の外見を映像化するだけなら難しくない一方、ゲームにある不気味な恐怖や、逃げ場のないような重苦しい感覚を映画で再現するのは容易ではないと指摘しています。長年のファンからも、映画版はゲームに存在する不安感や恐怖を十分に表現できていないとの不満が寄せられてきたとされています。
シリーズ最新の映画として挙げられているReturn to Silent Hillでは、2006年の最初の映画版を手がけたChristophe Gans監督が再び指揮を執りました。同作はSilent Hill 2の物語を改めて描き、James Sunderland、Eddie、Lauraといったゲームの主要人物を登場させています。しかし、ファンや批評家からの反応は芳しくなく、安価なコスプレのようだ、映像がけばけばしく趣味が悪いといった厳しい評価を受けたとのことです。
そのため、単に霧やクリーチャー、ゲーム由来のキャラクターを登場させるだけでは、シリーズの再起は難しいと考えられます。今回報じられた完全刷新が実現する場合、過去作の映像表現を引き継ぐのか、それともゲームの恐怖演出や物語構造から改めて組み立て直すのかが、重要な焦点になりそうです。
Resident Evil映画の成功に至るまで
Cregger監督のResident Evil映画は、公開前には順調な船出とはいえませんでした。キャスティング、物語の方向性、Resident Evilらしい雰囲気が不足していることなどについて、ファンからソーシャルメディア上で強い批判が相次いだとされています。完成した映画を実際に観る前から、創作上の判断に対する不満が広がっていた形です。
ところが公開後、ファンの反応は大きく変化しました。新しい物語を描きながら、過去のゲーム作品に関連する複数のイースターエッグや参照要素を盛り込んだ点が評価され、Cregger監督が低迷していた映画シリーズに新しい息吹を吹き込んだと称賛されたとのことです。Columbia PicturesとPlayStation Studiosの協力を受けた作品としても紹介されており、公開初週末だけで世界興行収入が1億ドルを超える大ヒットになったと報じられています。従来、Milla Jovovichが主演した映画シリーズが持っていた記録も更新し、Rotten Tomatoesでは批評家と観客の双方から90パーセンタイルを超える高いスコアを得たとされています。
一方で、Cregger監督は公開前のインタビューで、フランチャイズ映画の制作からは離れるつもりだと語っていました。ファンが自分のResident Evilを楽しんでくれると思ったのは「自分が世間知らずだった」と説明し、制作中に寄せられた継続的な細かな批判で、シリーズ作品を手がけること自体に嫌気が差したとも伝えられています。映画が成功した後に方針を変えるかどうかは、まだ不明です。
新作を託す監督選びが焦点に
記事の原文筆者は、Konamiが新たな映画版を成功させるには、すでにファン層を持つホラー監督を選ぶことが有効だと述べています。候補として、ObsessionのCurry BarkerやBackroomsのKane Parsonsといった、業界で注目され始めた監督の名前を挙げています。
ただし、これは原文筆者による提案であり、Konamiが実際に両者へ接触しているという情報ではありません。現段階で確認できるのは、映画シリーズの完全な再構築をめぐる報道が出たことと、Resident Evilの成功がその背景として語られていることです。正式な企画、制作体制、物語の内容については、今後の発表を待つ必要があります。