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コナミはサイレントヒルの各開発チームに他作品の内容を伏せていたと『Silent Hill Townfall』監督が説明

2026年10月26日 | #その他 | VGC

コナミはサイレントヒルの各開発チームに他作品の内容を伏せていたと『Silent Hill Townfall』監督が説明

コナミは、複数並行で進めていた『Silent Hill』シリーズの開発チーム同士に、互いの作品の内容をあえて見せないようにしていたといいます。Screen Burn創設者で『Silent Hill Townfall』のディレクターを務めるJon McKellan氏が、MCM London Comic Conのパネルで語りました。アイデアが混ざり合うのを避ける狙いがあったとされています。

他チームの企画は発表まで知らされず

McKellan氏によると、同氏のチームは開発中だったほかの『Silent Hill』作品について、事前に知らされていなかったそうです。「そうしたプロジェクトの多くは、発表されたときにほかの皆さんと同時に知りました」と述べています。

作品が発表されたあとも、コナミは各チームに他チームの進み具合を見せないようにしていたとのことです。McKellan氏は、シリーズプロデューサーの岡本氏が、プロジェクト同士が影響し合って妥協が生まれることを強く避けたがっていたと説明しました。

岡本氏のチームが全作品を確認し、必要なら修正を促す

McKellan氏の理解では、岡本氏とそのチームがすべてのゲームの内容を確認していました。ほかの作品と近すぎるものを見つけた場合は、「ここで軌道修正した方がよいかもしれません」と声をかける仕組みだったといいます。

その際、具体的に何が似ているのかまでは伝えられないことがあったそうです。「似たことをしている別の作品があるので、その方向からは少しずらした方がよい」といった形で伝えられるとのことです。

「創作面ではとても自由だった」

McKellan氏は、この方針は同チームにとって問題ではなく、むしろよい考えだったと強調しています。各作品を完全に切り離せるうえ、『Silent Hill』ファンが多いTownfallのチームが、ほかの作品を後から見たときに純粋に楽しめるためです。

同氏は「ファンとしては、舞台裏をあまり見ずにいられるのは楽しいことでもありました」と語りました。『Silent Hill f』は発売の数か月前に見る機会があったものの、『Silent Hill f』とTownfallでは体験も舞台設定も大きく異なるため、内容が重なる危険はほとんどなかったそうです。

また、大きな計画に合わせて動かされているという感覚はなかったとも述べています。マーベルのフェーズのように「自分の枠を把握して、その中に収まる」ものではなく、自由に制作できたという説明です。コナミ側が必要と判断すれば介入するという前提のもとで、創作面ではとても自由だったと振り返りました。

修正を求められたのは敵のデザイン1件のみ

McKellan氏によれば、「近すぎるので別の案に変えた方がよい」と言われたのは、敵のビジュアルデザイン1件だけでした。大きく似ていたわけではなく、同じデザイン要素に触れすぎているため少しずらそう、という程度の指摘だったといいます。

同氏は、チームの作業を静かに見守り、道を外れていれば知らせてくれる体制があったことが、制作中の安心感につながったとも話しています。