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『Gallipoli』第一次世界大戦の苛烈な戦場を再現するWW1 Game Series最新作

2026年08月20日 | #レビュー | DualShockers

『Gallipoli』第一次世界大戦の苛烈な戦場を再現するWW1 Game Series最新作

『Gallipoli』は、第一次世界大戦を舞台にしたBlackMill GamesのWW1 Game Seriesの第4作です。本作はガリポリ半島からメソポタミアまで、広範囲にわたる戦場を再現しており、前作同様に苛烈な戦闘体験を提供します。

第一次世界大戦におけるオスマン帝国の戦い

第一次世界大戦に1914年後半に参戦したオスマン帝国は、当初ロシア帝国と黒海で交戦しました。その後、イギリス帝国がイラクへの攻勢で同盟国を支援したことで、オスマン帝国との衝突が激化し、ロシアの参戦期間を上回る長期戦となりました。

特に、1915年の大半にわたって繰り広げられたガリポリ半島での激戦は、イギリス軍とオスマン軍の戦いの象徴となりました。本作では、この戦いのダイナミクスを再現するため、新ゲームモード「Expedition」が導入されています。これは、一般的な攻撃側と防御側の対戦形式に似ていますが、「Momentum」というシステムが特徴です。攻撃側は目標の確保や防御側に壊滅的な損害を与えることでMomentumを獲得し、防御側は十分な数の攻撃側を倒すか、粘り強く陣地を守ることで勝利します。

没入感を高める戦場の再現

『Gallipoli』は対戦型のゲームですが、その最大の魅力はマップが醸し出す重厚な雰囲気です。アンザック・コーブの丘は海岸から見ると巨大で、その地形は敵兵と同じくらい敵対的に感じられます。また、有刺鉄線の前に機関銃を構え、背後にそびえ立つクテシフォンのアーチを望む状況は、戦場の重みを強く感じさせます。

このような映画のような演出は、ドラマチックなライティング、高品質なモデル、そしてダイナミックなサウンドトラックによって強化されています。リアルなシューターゲームでの音楽は好みが分かれるところですが、本作では必要な場面で自然に溶け込み、没入感を高めています。

一方で、ミニマップ、分隊リスト、キルフィード、武器ステータス、プログレスバー、味方や目標のマーカーなど、多くの情報が表示されるHUDは煩雑に感じるかもしれません。しかし、これらのHUD要素はプレイヤーの好みに合わせて非表示に設定できるため、より没入感のある体験を追求することも可能です。

第一次世界大戦の兵器と戦闘

歩兵戦が中心となる本作では、武器が重要な要素です。ライフル、ピストル、リボルバー、機関銃に加え、リーチラッチ(Leach trench catapult)のような珍しい投擲兵器まで、多種多様な武器が登場します。

多くのライフルは、リー・エンフィールドやモーゼルをベースにしたボルトアクション式で、細部まで再現されています。これらは実物と同様に重く、扱いにくいものの、非常に高い精度を誇ります。オスマン帝国側では、マルティニ・ヘンリーのレバーアクションライフルも登場し、素早い装填が可能です。

銃剣は塹壕戦で有効ですが、原文筆者のお気に入りはリー・エンフィールド用のライフルグレネードとのことです。装填は遅いものの、正確な間接射撃が可能である点が評価されています。

機関銃は第一次世界大戦の戦場で砲兵に次ぐ重要な兵器であり、本作でもその役割は変わりません。携帯可能なルイス軽機関銃やホッチキス機関銃は攻撃的に強力ですが、マキシム機関銃の破壊力には及びません。重機関銃兵は、250発の弾帯を備えたマキシム機関銃を設置でき、弾薬手から補給を受けることも可能です。マキシム機関銃を操作することは、戦場で最も危険な存在となる手っ取り早い方法ですが、敵の集中砲火を浴びるリスクも伴います。

シングルプレイヤーとAIの性能

『Gallipoli』はマルチプレイヤーが中心のゲームですが、シングルプレイヤー体験も十分に楽しめます。AIは優先度の高い脅威を識別し、制圧射撃を受ければカバーを取り、制圧射撃を行い、プレイヤーを蘇生することも可能です。また、射撃精度も高く、過度に強力に感じることもありません。多少の不具合はあるものの、他の高予算ゲームと比較しても、十分なAIソリューションが提供されています。