『Dragon's Dogma 2』Dark Arisenでは地域ごとのプレイヤー嗜好の違いを考慮
2026年09月03日 | #発売情報 | Eurogamer
『Dragon's Dogma 2』の大型拡張「Dark Arisen」では、日本と海外のプレイヤーが求めるゲーム体験に大きな違いがあることを踏まえ、開発方針が検討されています。カプコンの開発者によると、特に移動やクエスト進行に関わる“不便さ”への評価が地域によって異なるとのことです。
日本と海外で異なる「不便さ」への評価
ファミ通のインタビューで、プロデューサーの大山直人氏と平林良章氏、ディレクターの木下健人氏がプレイヤーの反応について説明しました。平林氏は、日本と海外から寄せられた要望を分類して比較したところ、両地域の傾向が正反対になるほど大きな違いがあったとしています。
例として挙げられたのが、高額なファストトラベルや、発見・達成に時間をかけると不利になり得る厳格なNPCの行動スケジュールです。海外のプレイヤーは、こうした要素を「フリクション」と呼び、適度な不便さを好む傾向がある一方、日本のプレイヤーはあまり好まない傾向があるとのことです。ただし、両地域に異なる意見を持つプレイヤーが存在し、あくまで全体の割合に差があると説明されています。
作品らしさを優先した調整
開発チームは、どちらか一方の意見に寄せすぎれば、もう一方のプレイヤーを遠ざける可能性があると判断。本作の個性に合う要素かどうかを基準に、寄せられた要望を検討したとしています。
平林氏は、意図的な不便さそのものが本作の核ではなく、困難を乗り越えたときの達成感を重視していると説明しました。そのうえで、可能な範囲ではプレイヤーが選択できるようにする方針も示しています。拡張版では武器やキャラクターのカスタマイズを無効にでき、ハードモードも配信初日から利用できるとのことです。
「Dark Arisen」の発売日と対応機種
「Dark Arisen」は、ゲームシステムの大幅な見直しを行う再ローンチに位置づけられています。これまでの複数回のパッチで基盤となるシステムが調整され、初代作品で要望されていた機能も実装されてきました。
拡張版は2026年10月9日にPC、PS5、Xbox Series X/S向けに発売されます。同日には、本編と拡張版を収録したSwitch2版も発売される予定です。