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『マリオカート8 デラックス』Switch 2向け無料更新で8人対戦に対応

2026年09月05日 | #その他 | Polygon

『マリオカート8 デラックス』Switch 2向け無料更新で8人対戦に対応

Switch 2発売から1年以上が経ったタイミングで、『マリオカート8 デラックス』に大規模な無料アップデートが実施されました。単なる解像度向上やロード時間短縮にとどまらず、8人での画面分割プレイ、GameChatを利用したCamera Play、全96レースを走り続ける耐久モードまで追加され、後発のMario Kart Worldにも影響を与えかねない内容になっています。

なぜ今、大型アップデートを実施したのか

『マリオカート8 デラックス』は、Wii U版を含めない集計でも全世界で7100万本を販売している、任天堂でも屈指の大ヒット作です。発売から9年が経過した現在も、多くのプレイヤーに遊ばれ、四半期ごとに数十万本規模で売れ続けているとされています。それだけの実績があるタイトルに、Switch 2向けの対応がコンソール発売から1年以上経って追加された理由は、記事内でも大きな疑問として扱われています。

任天堂が正式なSwitch 2 Editionではなく、無料アップデートという形式を選んだ背景には、Mario Kart Worldとの競合を避けたい事情があると考えられます。前作を新機種向け商品として再販売すれば、新作の売上を自ら奪う可能性があるためです。しかし実際には、今回の更新があまりに大きな注目を集めたことで、プレイヤーがWorldではなく旧作へ戻る動きも起きています。

原文筆者は、今回の判断には「できるから、そして楽しそうだから」という任天堂らしい理由もあるのではないかと見ています。特に8人画面分割は、開発者が技術的に可能か試した結果、実現できたうえに遊んで楽しい機能だったため採用された可能性があるとしています。驚きや楽しさを提供する任天堂の姿勢を象徴するアップデートであり、タイトルに含まれる「8」が無限大のように見えることも含め、作品が長く生き続ける印象をさらに強める結果になりました。

Mario Kart Worldとの微妙な関係

今回の更新によって、Mario Kart Worldとの比較は避けられなくなりました。Worldには、8 Deluxeをここまで大きく変えたようなアップデートがこれまでなく、8 Deluxeの成功を支えた継続的なコンテンツ拡張も目立っていません。任天堂はゲームのパッチ時代を受け入れつつあるものの、最もアップデートの恩恵を受けそうな新作に十分な対応をしていないように見える、と原文筆者は指摘しています。

今後、Worldに大規模な追加要素が用意されているのか、それとも任天堂が同作を次回作へ向けた試作と位置づけ、すでに本格的な続編へ移行しているのかは分かっていません。現時点では、8 DeluxeがMario Kartシリーズの中心的な存在であり続けており、今回の更新によってその地位をさらに固めた形です。新作の販売を圧迫する懸念があっても、長年売れ続ける作品を遊ぶユーザーが任天堂のプラットフォームに残ること自体は、同社にとって利益になるとも考えられます。

今週注目されたNintendo関連タイトル

eShopでは、Moonlighter 2: The Endless Vaultが取り上げられています。2018年のMoonlighterは、夜にダンジョンへ潜って遺物や素材を集め、昼に店で販売するショップ経営とダンジョン探索を組み合わせた作品でした。続編では、その基本構造を引き継ぎながら、ビジュアルとゲームプレイを刷新しています。Nintendo Lifeは、より大規模で大胆になった続編として、プレイする価値があると評価しています。

Nintendo ClassicsではKirby Super Starが紹介されています。SNES関連の企画を調査する中で原文筆者が再発見した作品で、短編のカービィゲームを集めたメタ的な作品として構成されています。コピー能力によって姿や性質を変えるカービィの特徴と、桜井政博氏の多彩な発想が同居したタイトルであり、カービィシリーズの魅力が特によく表れた作品の1つとされています。

Nintendo Musicの注目曲には、Mario Kart Worldに収録された「Mario Kart 8 (Jazz Fusion 2) (Mario Kart 8 Deluxe)」が選ばれています。Super Mario Kartのテーマをジャズフュージョン風にアレンジした曲を、さらにジャズフュージョンとしてカバーする構成になっており、原曲から続く音楽的な連鎖が特徴です。また、長期間にわたって追加されてきたMario Kart Worldのサウンドトラックもついに全曲公開され、総数は348曲、再生時間は14時間15分に達したとのことです。

今週発売されたSwitch 2向けタイトル

9月3日には、1980年代のアニメ作品を思わせるビジュアルの2人協力アドベンチャー、Orbitalsが発売されました。Switch 2専用タイトルとして展開されています。9月4日には、カプコンの歴史アクションシリーズが久しぶりに復活するOnimusha: Way of the Swordと、毎年新作が登場するバスケットボールシリーズのNBA 2K27が続いています。

9月8日には、The Binding of Isaacの制作者による猫の繁殖とタクティクスを組み合わせたMewgenicsが予定されています。さらに9月9日には、バイキングを題材にしたサバイバルゲームValheimがSwitch 2へ登場します。同作は1.0版への移行とコンソール展開を同時に迎えるタイトルとして紹介されています。