『レッド・デッド・リデンプション2』はGTA 5後の主人公1人構成にRockstarが不安
2026年09月08日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
GTA 5で3人の主人公を切り替えて遊ぶ形式を成功させたRockstar Gamesは、次作で主人公を1人に戻せば、ファンに退屈だと思われるのではないかと心配していたそうです。実際には、主人公アーサー・モーガンの旅を深く描き込んだことで、その不安は払拭されました。開発中に得られたキャラクターへの感情的な結びつきは、現在のGTA 6にも影響を与えているといいます。
GTA 5の3主人公から単独主人公へ
Rockstarは長年、プレイヤーが1人の主人公を通してゲーム世界を体験する構成を主軸としてきました。しかしGTA 5では、互いに関係しながらも異なる物語を持つ3人の主人公を用意し、任意に切り替えながら物語を進める仕組みを採用しています。この形式は大きな成功を収め、GTA 5は現在も毎年数百万本規模で売れ続けていると原文筆者は説明しています。
その直後に、Rockstarは単独主人公を採用した『レッド・デッド・リデンプション2』へ移行しました。Rockstar Northの共同リードを務めるRob Nelson氏は、海外メディアTroisCouleursの取材で、GTA 5の3人構成からアーサーの物語へ移ることに「少し不安を感じていた」と振り返っています。ファンが主人公1人だけのゲームを退屈に感じる可能性を考えていたためです。
ギャングの仲間を切り替える案も存在
開発中には、プレイヤーがギャングのメンバーを切り替えて操作できるのかと尋ねる人もいたとのことです。Nelson氏は、当時そうした質問を受けていたことを今回の取材で思い出し、「ギャングのメンバーを切り替えられるのか」という予想がファンの間にあったと明かしています。
ただし、最終的にRockstarはアーサー1人の旅に集中する道を選びました。Nelson氏によれば、今振り返ると当時の心配は面白く感じられるそうです。アーサーというキャラクターが機能した理由として、彼の歩みを徹底的に掘り下げられるだけの時間と空間をゲーム側が用意できた点を挙げています。
アーサーからGTA 6へ受け継がれた要素
本作では、プレイヤーの選択によってアーサーの物語の変化が感じられるほか、世界との関わり方も従来より大きく広がりました。Rockstarはその結果として生まれた、プレイヤーとアーサーの感情的なつながりにも強い手応えを得たとしています。
Nelson氏は、GTA 6では本作から「世界に深く関わる感覚」と「キャラクターへの感情的なつながり」を取り入れられないか検討したと説明しています。一方で、Rockstarは複数主人公のアイデアも継続して試したかったため、最終的には2人の主人公によるパートナー関係を選びました。
2人が恋愛関係にある、あるいは関係を築く可能性がある場合にどのような体験になるのかを考え、Bonnie and Clydeのようなカップルを構想したとのことです。Nelson氏は、案が浮かんだ時点で「明らかな選択になり、試すべきものだと感じた」と語っています。GTA 5の3人構成と本作の単独主人公で得た知見が、GTA 6では2人の関係性を軸にした設計へつながった形です。