『Another Eden Begins』の買い切り化をプロデューサーが歓迎、ライブサービス作品の保存に期待
2026年09月19日 | #その他 | GamesRadar+
ライブサービス型JRPGを買い切り作品として残す動きについて、『Another Eden Begins』を手がけるプロデューサーの平澤信之介氏が歓迎する姿勢を示しました。サービス終了後も遊べる形で作品を保存できる点に加え、長期運営による開発規模の縮小を避けられる点が注目されます。
サービス終了で遊べなくなる問題
Automatonのインタビューで平澤氏は、オンラインサービスの終了後にゲーム自体が遊べなくなることは、ライブサービス作品が抱える根本的な問題だと説明しています。また、運営が長期化すると、開発規模が次第に縮小していくのも一般的だとしています。
『Another Eden: The Cat Beyond Time and Space』の刷新を監督した平澤氏は、モバイル向け作品からライブサービス要素を取り除き、物語を補完したうえで買い切りタイトルとして展開する流れが、他の開発者にも広がるのは不思議ではないと語りました。
他作品の買い切り化も歓迎
Octopath Traveler: Champions of the ContinentやFinal Fantasy Brave Exviusでは、ライブサービスの仕組みを外し、追加のストーリーを収録した買い切り作品へと再構成する取り組みが行われています。平澤氏は、Octopath Traveler 0やFinal Fantasy Resonanceのような動きについて「どんどん続いてほしい」とコメントしました。
さらに、クリエイターは自分たちが作った作品に誇りを持っているとしたうえで、ライブサービス作品が世界に残り続け、改めて評価される形でリリースされるのは素晴らしいことだと説明しています。ゲームという表現手段にとっても有益なため、同様の展開が増えてほしいとのことです。
ゲーム保存をめぐる議論が拡大
モバイルゲームやガチャゲーム、オンラインゲームでは、サービス終了後に何が残るのかが以前から課題になっています。大規模タイトルであっても、将来的に開発が止まった場合に公式オフライン版が提供されるのかという問題は避けられません。
こうした買い切り化による作品保存の動きは、デジタル権利やゲーム保存をめぐる議論が強まるなかで注目を集めています。物理メディアの縮小や、サービス終了したマルチプレイ作品をめぐる「Stop Killing Games」の活動なども、ゲームを長期的に残す方法を考える契機となっています。