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『Petit Planet』は宇宙版どうぶつの森か キャラクター描写が差別化の鍵に

2026年09月21日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+

『Petit Planet』は宇宙版どうぶつの森か キャラクター描写が差別化の鍵に

HoYoverseが手がける新作ライフシム『Petit Planet』は、宇宙を舞台にしながら、虫取りや釣り、果物の収穫、家の dekorationといった遊びを楽しめる作品です。先行プレイで体験できたのは序盤の約1時間で、その内容はAnimal Crossing: New Horizonsを強く連想させる一方、住民との関係性やキャラクターの描き方には独自の方向性が見えています。親しみやすさが魅力になるのか、それとも既存作品との差別化を難しくするのかが、今後の注目点になりそうです。

宇宙を舞台にしたスローライフ

プレイヤーは、自分だけの小さな惑星で生活を始めます。開始時には宇宙を移動する場面もありますが、惑星に到着してからの基本的な流れは、住む場所を整えながら少しずつ活動範囲を広げていく、オーソドックスなライフシムの構成です。

先行プレイでは、虫取り網を使って虫を捕まえたり、釣りざおで魚を釣ったり、木から果物を落としたりできます。自宅の周囲には家具や装飾品を配置でき、なかでもストリングライトは生活空間に温かみを加える要素として描かれています。動物の姿をしたキャラクターたちと暮らすこともあり、原文筆者はプレイ開始直後からAnimal Crossing: New Horizonsとの共通点を強く感じたとしています。

この類似性は、ライフシムに期待される遊びが分かりやすくまとまっているという意味では利点です。一方で、すでに同ジャンルを長く遊んできた人にとっては、見慣れた要素が多いと感じられる可能性もあります。原文筆者は、序盤の導入を終えたあと、長期的なプレイでどのような変化が生まれるのかが重要になると指摘しています。ライフシムでは、日々の作業が繰り返しに感じられるようになったとき、遊び続ける理由を保てるかどうかが大きな課題になるためです。

Lucaの木を育てて惑星を発展

序盤の中心となる目的は、謎めいた「Luca seed」を大きな木へ成長させることです。この種を育てるには、魔法のエッセンスであるLucaを注ぐ必要があります。

Lucaは、虫取りや釣りなど新しい活動に取り組むたびに、瓶に入った形で手に入ります。集めたLucaを種に与えると木が成長し、そのたびに惑星には新しい生命や活動が増えていきます。惑星が発展することで、さらにLucaを収穫できるようになる仕組みも用意されており、探索や日課の達成と惑星の成長を結びつけています。

この構造によって、単に家具を集めたり住民と会話したりするだけでなく、惑星そのものを段階的に変化させていく手応えが生まれます。序盤では新しい作業を覚えることがそのまま成長資源の獲得につながるため、プレイヤーを基本システムへ導く役割も果たしています。ただし、先行プレイの範囲だけでは、木の成長が中盤以降にどれほど新しい目標や遊びへ発展するのかまでは判断できません。

住民との関係性に独自要素

本作のストーリーを進めるのは、明るく個性的なキャラクターたちです。Animal Crossingの住民とは異なり、登場キャラクターには全員ボイスが付いています。声によって会話の雰囲気や個性を伝えやすくなる一方、原文筆者は、繰り返し使われる特徴的な話し方については好みが分かれそうだと述べています。

序盤で出会う本格的な住民の1人が、キツネのような姿をした内気な農家の少女Yunguoです。彼女は早い段階でプレイヤーの隣に引っ越したいと申し出ます。単にプレゼントを渡して反応を見るだけではなく、ゲーム内メニューには、キャラクターごとの関係や成長をより深く扱うことを示すページが用意されています。

現時点で詳細なシステム内容は明らかになっていませんが、住民を決められた性格タイプの組み合わせとして扱うのではなく、それぞれをよりはっきりした個人として描こうとしているようです。原文筆者は、キャラクターの魅力と関係性の扱いこそが、Animal Crossingの影響から抜け出すための強みになり得ると見ています。

序盤で見えた魅力と課題

ビジュアルとキャラクターデザインは、本作の第一印象を支える大きな要素です。原文筆者は、キャラクターのデザインや惑星の雰囲気が非常にかわいらしく、画面を見ているだけで笑顔になれるほどだと評価しています。宇宙という設定も、現時点では生活系ゲームの基本的な遊びと組み合わさり、穏やかな雰囲気を作り出しています。

一方、約1時間のプレイだけで、大規模なライフシムとして長く楽しめるかを判断することはできません。虫取りや釣り、収穫、装飾といった基本要素は分かりやすい反面、序盤から既存作品との近さも目立ちます。長期プレイを支えるには、惑星の成長がどれほど多様な活動につながるのか、住民との関係がどこまで変化するのかが重要になります。

また、ボイス付きの会話はキャラクターの存在感を高める可能性がある一方、特定の口癖が頻繁に繰り返される点について、原文筆者は煩わしさを覚えたとしています。親しみやすい演出がプレイヤーによっては魅力になり、別のプレイヤーには気になる要素になるかもしれません。

先行プレイの段階では、HoYoverseがライフシムの定番要素を安全に取り入れた作品という印象が強いものの、キャラクターの描写や惑星の成長システムには差別化の余地があります。正式リリースは2026年後半の予定とされており、序盤で提示された仕組みが、繰り返しの先にどのような体験へつながるのかが焦点となります。