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『Control Resonant』のアートディレクター、日本の作家や映画監督から受けた影響を明かす

2026年09月25日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『Control Resonant』のアートディレクター、日本の作家や映画監督から受けた影響を明かす

『Control Resonant』のアートディレクター、Elmeri Raitanen氏とコミュニケーションディレクターのThomas Puha氏が、開発中に影響を受けた日本の作品や作家について、ファミ通のインタビューで語りました。マンハッタンへと舞台を広げた本作には、前作とは異なる刺激が取り入れられています。

日本の作品から得た創作の刺激

前作Controlがブルータリズム建築や政府の官僚機構を軸にしていたのに対し、『Control Resonant』では舞台がマンハッタンへ広がりました。Raitanen氏は、日本のポップカルチャーから大きな影響を受けていると話し、黒澤明、今敏、弐瓶勉、伊藤潤二の名を挙げています。また、自身の作品を通じて日本のアーティストに何らかの刺激や感情を届けられたらうれしいとも語りました。

黒澤監督の影響は、本作がRemedy Entertainment作品の中でも特に映画的なゲームであることにも表れています。同社の作品では映画的な演出が重ねられ、Alan Wake 2ではテレビドラマとゲームを組み合わせたような表現も見られました。黒澤監督は、日本を代表する映画監督の1人で、Hideo Kojima氏やQuentin Tarantino氏、Sergio Leone氏をはじめ、多くのクリエイターに影響を与えています。

今敏監督の代表作の1つであるアニメ映画Perfect Blueは、熱狂的なファンにつきまとわれるアイドルを描いたホラー作品です。孤独や執着を掘り下げ、現実と幻想の境界を曖昧にする作風が特徴で、何が実際に起きているのか、何が主人公の心の中の出来事なのかが分かりにくくなっています。記事では、こうした混乱や方向感覚の揺らぎを生む表現が、『Control Resonant』にも通じるとしています。

弐瓶勉氏はデビュー作の漫画BLAME!や、2009年に始まったシドニアの騎士で知られています。伊藤潤二氏は、独特の画風でホラー作品のファンから広く評価される漫画家です。代表作の1つであるうずまきは、螺旋を用いた不気味な描写で知られ、2024年にはAdult Swimによるテレビシリーズも制作されました。

Puha氏は、アニメシリーズ新世紀エヴァンゲリオンへの愛着も語りました。同作のサイバーパンク的な美術は欧米でこのスタイルが広まるきっかけの1つとなり、エンターテインメントやメディアの多くの作品に影響を与えたと記事は伝えています。

7年ぶりの新作にファンから好評

前作から7年を経て登場した『Control Resonant』は、2026年を代表する大作の1つとなり、Remedyが作り上げた奇妙で魅力的な世界への再訪をファンに歓迎されています。戦闘システムの洗練や、異世界的なビジュアル表現も好評です。

DualShockersのレビューでは、Tay Garcia氏が手応えのある戦闘を高く評価し、プレイスタイルに合わせてさまざまなビルドを選べると述べました。また、常識を揺さぶるレベルデザインや環境を使った仕掛けも特筆すべき点として挙げ、Dylan Fadenが奇妙な世界を進む物語を、Remedyの代表作の1つと評しています。

プレイヤーからも称賛が寄せられており、Steamのレビューでは「映画インセプションとゲームPrototypeを完璧に組み合わせた作品」と表現したユーザーもいました。