『Control Resonant』は物語と世界観が魅力、戦闘の苛烈さには不満も
2026年09月24日 | #レビュー | Game Informer
前作の超常的な世界観を受け継ぎながら、長引きがちな戦闘が負担にもなる点が『Control Resonant』の注目ポイントです。海外レビューの原文筆者は、主人公Dylan Fadenや物語、個性的なサイドクエストを評価する一方、敵の耐久力や増援の仕様には不満を示しています。
Dylanが引き継ぐFBCとマンハッタンの異変
物語の舞台は前作から7年後です。FBC本部の外に新たな超常現象が広がり、マンハッタンは歪んだ姿へと変貌。Hissも街へ流出し、市民に取りついています。FBCを離れたJesseに代わり、長く幽閉されていた弟のDylanが事態に向き合います。
原文筆者は、過去の罪を償おうとするDylanの不器用さが好感につながっていると評価しています。FBCの担当者Zoe De Verasとの選択肢付き会話も、物語に重みやユーモアを加えるとのことです。Emily PopeやFrederick Langstonら前作の人物との再会を通じ、7年間の封鎖やJesseの行方などが描かれます。
奇抜なサイドクエストが光る一方、反復作業も
サイドクエストでは、邪悪なカラオケマシンに合わせて歌う任務や、タクシーだらけの異次元から間違い探しで脱出する任務など、超常現象に巻き込まれた市民をめぐる多彩な物語が展開します。原文筆者は、こうした個性的な任務を高く評価しています。
一方、レンジャーの護衛や敵の襲撃から拠点を守る仕事は単調で、作り込まれた任務に比べて水増しのように感じられると指摘しています。こうした任務は無視しても大きな支障はありませんが、強敵に備えるにはクエストを進めてキャラクターを強化する必要があるとしています。
変形武器を軸にした戦闘は、難度と長さが課題
Dylanの武器Aberrantは、片手斧や双剣、両手鎌へと変形します。原文筆者は、武器の切り替えや攻撃後のコンボに加え、回避から反撃へつなげる動きも楽しめると評価しています。炎や胞子による攻撃、敵を吹き飛ばす能力などを習得すると、戦闘に戦略性が増していきます。
ただし、敵の強さはDylanの成長に合わせて上がり、敵の体力も高いため、戦闘が長引きやすいとのこと。大型の敵を倒すまで小型の敵が再出現し続ける仕組みも、戦いを消耗戦にする場合があると批判しています。歪んだ人間とのボス戦は比較的バランスがよく、Hiss以外の敵も登場する点は評価されています。
歪んだ街の探索にも難しさ
マンハッタンは複数の拠点で構成され、能力や鍵を得ることで新たなエリアへ進めるようになります。屋上へ移動したり、長い距離を浮遊したりする能力によって移動は楽しい一方、複数の方向から探索できる視覚的に複雑な場所では、道を見つけにくいと原文筆者は述べています。
それでも、原文筆者は物語の続きやマップ上の謎に引きつけられ、クリア後も世界の秘密を探したくなったとしています。戦闘の不満は残るものの、前作から続く世界設定や物語が作品を支えているという評価です。