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『Baldur's Gate 3』に大型ファンキャンペーンが相次ぎ、公式DLC終了後も新たな遊びが広がる

2026年09月27日 | #アップデート | Polygon

『Baldur's Gate 3』に大型ファンキャンペーンが相次ぎ、公式DLC終了後も新たな遊びが広がる

Larian Studiosが公式拡張の制作を終えた『Baldur's Gate 3』で、ファン制作の大型キャンペーンが相次いで公開されています。PC向けの作品が中心で、ダンジョン探索から新地域の追加まで内容はさまざまです。

制作ツールの制限を越えてキャンペーンを制作

Larian Studiosは2024年のGDCで、新たな拡張や『Baldur's Gate 4』を制作せず、D&Dから離れて次の作品に取り組むと表明しました。公式のModツールは、新しいレベルや会話、戦闘を作る機能が制限されており、キャンペーン制作を想定したものではありません。

そこでMod制作者たちは、Moonglassesなどの非公式ツールを使い、制限された機能にアクセスして新たな物語を制作しています。また、今年7月にはコミュニティ主催の「BG3 July Modathon 2026」が開催され、その応募作として作られたキャンペーンもあります。このイベントは年次開催のようで、来年も作品がまとまって公開される可能性があります。

物語重視から戦闘中心まで、作品ごとに異なる内容

「A Dream of Silence: ReVamped」は、アスタリオンとともにカザドールの邸宅を舞台にした悪夢を進みます。既存のインタラクティブ・フィクションをもとにした約6時間の物語で、彼を救うか、悪夢に屈するかなど、選択によって4つの結末に分かれます。

「The Sunless Citadel」は、分岐する物語をほとんど設けず、戦闘と探索を中心にした直線的なダンジョン攻略を楽しめます。一方、「Act Two Expansion」は第2幕に「Chionthar Wilds」という新地域を追加し、70種類以上のアイテムと30の戦闘を収録しています。

「Dinner With Strahd」は、D&Dでおなじみの悪役ストラードと対面する1つのエピソードを描き、物語とフルボイスの演技を用意しています。開発中の「Path to Menzoberranzan」は、独自の仲間と主人公が登場する全3幕のキャンペーンで、『Baldur's Gate 2』の出来事から100年後が舞台です。

どの作品が合うかは、プレイヤーが求める内容によって変わります。ボイス付きの物語なら「Dinner With Strahd」、伝承や探索を重視するなら「Act Two Expansion」が選択肢になります。

PC向けで開発中の作品も

これらは公式DLCのように磨き込まれたコンテンツではありません。「Act Two Expansion」での出来事が第3幕に反映されないなど、本編とのつながりが薄い部分もあります。現時点ではいずれもコンソール版に対応しておらず、Nexus ModsからPCに導入する必要があります。大規模なキャンペーンModは、Larian公式のゲーム内Modメニューが定めるコンソール対応の要件を満たしていません。

作品によっては開発途中で、アルファ版やベータ版として公開されています。「The Sunless Citadel」にはキャンプ機能がまだありません。また、複数のModを同時に使う場合は注意が必要です。「A Dream of Silence: ReVamped」の説明では、「Dinner With Strahd」と併用すると、カザドールの外見が意図せず一部入れ替わる不具合が起きる可能性があると案内されています。

約6時間のキャンペーンや、7〜8時間の作品、新しい地域、さらに制作中の新キャラクターや全編キャンペーンまで、ファン制作のコンテンツが広がっています。公式拡張の予定がなくても、次のプレイで新鮮な体験をもたらす作品が、すでにいくつも公開されています。