『バルダーズ・ゲート3』で今もファンが仲間入りを望むNPC10人、Mizoraを仲間にするModの登場を受けて選出
2026年11月02日 | #ゲーム紹介 | Polygon
『バルダーズ・ゲート3』には、魅力的なキャラクターと印象的な物語がありながら、その後どうなったのかを確かめる手段がないまま終わってしまう場面が数多くあります。Wyllに戦士としての力を与えた契約相手の悪魔Mizoraは、野営地にいることはいますが、それは彼女の都合による場合だけです。そのMizoraを仲間にできるようにするModが、WorldWalker42氏による「Mizora Joins the Party」として公開されました。Polygonは、仲間に加わってほしいNPCは彼女だけではないとして、さらに10人を挙げています。
10位 Alfira
Alfiraは、Act 1のエメラルドの森で出会うティーフリングの吟遊詩人です。出会うとすぐに、プレイヤーが今まさに体験している物語を歌にしてくれます。筆者はこれが現実で起きたらうっとりしてしまうと述べており、ゲーム内でもほぼ同じ効果があるそうです。ただ、彼女との関わりはこの場面だけで終わります。本作には吟遊詩人の仲間がおらず、その穴を埋める最有力候補がAlfiraだというのが筆者の見立てです。なお、Alfiraともっと一緒にいたい人は、Dark Urgeでのプレイだけは絶対に試さないよう、筆者は警告しています。
9位 Barcus Wroot
Barcusは、Act 1序盤で燃える風車から救出できるノームです。その後も楽に過ごせるわけではなく、再び捕らえられ、元仲間Wulbrenの居場所を聞き出すために拷問され、Moonrise Towersへ連行されます。最終的にAct 3で、ほかの責任者たちが頼りにならなかったことから、Ironhand一族の指導者を任されます。仲間に引けを取らないだけの物語があり、足りないのは技能の軸になるクラスだけだと筆者は指摘します。3幕にわたる苦難を生き延びた以上、それくらいの待遇は当然だという主張です。
8位 Zevlor
Zevlorは、Act 1でエメラルドの森の避難民をまとめるティーフリングのパラディンです。選ばれたわけでもないのに、指導者としての大変な役目を担っています。森を救い、彼が生き延びていれば、避難民を連れてバルダーズ・ゲートの街へ向かいます。ゲームはこれを大きな展開として描きますが、その後の物語からはほとんど姿を消します。悪の周回でMintharaを仲間にできるのなら、善の側の選択肢としてZevlorも加えられないのか、という疑問はRedditでも上がっていると筆者は述べ、Larianからの答えを待っているとしています。
7位 Volo
Voloは、Act 1でフクロクマの巣に頭を突っ込んでいるところに出会う探検家です。その後も、自信満々に間違った助言をしたり、野営地で商人兼いかにも怪しい眼球外科医として現れたりと、疑わしい行動を重ねます。危険な人物でも戦術に長けた人物でもなく、実際の戦闘ではほぼ確実に足手まといになると筆者は認めています。それでも、降りかかる災難のたびに愉快で憎めない発言をしてくれるという点で、仲間にふさわしい存在だとしています。
6位 Araj
Arajは、Moonrise Towersで血と錬金術を扱う露店を営んでいます。目的は、プレイヤーの血を少し味わうことです。「True Soulの血には知る価値のある秘密がある」と語るのですが、この中途半端な情報の出し方が筆者には毎回刺さるそうです。没落した貴族の家系Oblodraと関係があり、その名誉を回復するという、描かれていない再起の物語も想像できます。彼女自身が同行を頼むことはありませんが、その謎めいた雰囲気が仲間入りを後押ししているといいます。
5位 Sazza
Sazzaは、エメラルドの森の襲撃時に出会うゴブリンの斥候です。選択次第では、3つの幕でそれぞれ1回ずつ、合計3回その命を救うことができ、ゲーム内の実績にもなります。生意気で自信過剰ながら、自分の価値を理解している人物です。ゴブリンの仲間を求める声が多いのは彼女がいるからであり、何度も救った相手を仲間にできないことが妙に個人的な不満になるからでもあると筆者は述べています。「出ていくってどういうこと? また助けたばかりなのに!」という気持ちになるそうです。
4位 Kagha
Kaghaは、Act 1でエメラルドの森のナンバー2を務めています。しかしその立場にありながら、Shadow Druidsと裏で手を組み、仲間を裏切っていました。裏切りを暴くか許すかはプレイの方針しだいです。許した場合の贖罪の物語は、Halsinの物語全体よりも興味深いかもしれないと筆者は書いています。Halsinの葛藤は数百年前のもので、出会う頃にはほぼ決着しているのに対し、Kaghaが償うべき出来事は目の前で起きたばかりだからです。それなのに、その物語の途中で彼女は立ち去ってしまいます。
3位 Popper
Popperは、Act 3のCircus of the Last Daysで出会うコボルドです。サーカスの出演者のうち、正体がドッペルゲンガーではない数少ない一人です。飼い猫の「陛下」を本物の王族だと固く信じており、おやつを与えられ続けることが性格の核になっています。Voloと同じく、強くも戦術的でもないことは誰も否定しません。それでも、この最高のいい子にいつでもおやつをあげられるパーティーにしたいかと問われれば、もちろんしたい、というのが筆者の答えです。
2位 He Who Was
He Who Wasは、Shadow-Cursed Landsの奥で出会う不気味な儀式の主です。このアンデッドは、数百年前に自分を陥れた女性を苦しめるためだけにスケルトンを蘇らせており、その過程を明らかに楽しんでいます。専用のクエストはなく、この一場面だけが記憶に残り、彼は姿を消します。悪の周回では仲間の選択肢が限られるため、正気を失ったアンデッドの友人として彼を迎えられれば、その問題がすぐに解消されると筆者は述べています。
1位 Arabella
Arabellaは、Act 1でAuntie Ethelの地下室から救出するティーフリングの子どもです。その後は野営地でトラウマからの回復に努めますが、Act 2になると、制御できない不思議な魔法の力が現れ始めます。そしてAct 3では突然、自分の道を行ってしまいます。そこに結末はなく、残るのは疑問と生かされなかった可能性だけです。謎の途中で去っていく彼女は、ゲーム全体で最も解決されていない要素かもしれないと筆者は指摘します。
仲間の枠が尽きても、魅力的な人物は尽きていない
『バルダーズ・ゲート3』は、仲間の枠がなくなった時点で魅力的なキャラクターまで尽きたわけではありません。それは幸せな悩みともいえますが、設定を掘り下げたいプレイヤーにとっては、6人の優れた仲間がいても、Kaghaと共に戦ったらどうなるか、Barcusと野営地で夜を過ごしたらどうなるかと考え続けることになります。Mizoraについては、その想像が現実のものになりました。彼女を仲間にしたかった人は、このModを試してみるとよいでしょう。次に仲間になってほしいNPCを考えてみるのも一案だと、筆者は呼びかけています。