『バルダーズ・ゲート3』では、ダーク・アージュが死体を使う架空の球技を語ります
2026年10月07日 | #ゲーム紹介 | Polygon
『バルダーズ・ゲート3』のダーク・アージュは、記憶を失い、強い血への渇望に悩まされる主人公です。選択肢には、本人の台詞や内面を語るナレーターの言葉として、笑えるものから不穏で胸に迫るものまで登場します。以下、ダーク・アージュの展開に関するネタバレがあります。
旧友の抱擁のように感じる血(第1幕)
「彼女の血に覆われると、その温もりは旧友に抱きしめられるように感じられる」
第1幕では、仲間と出会い、周囲を探索しながらも、ダーク・アージュは自分の名前と寄生虫、頭痛くらいしか手がかりを持っていません。そんな中、ティーフリングの吟遊詩人アルフィラと出会います。彼女を仲間に迎えた夜が明けると、アルフィラは無数の傷を負って亡くなっており、何が起きたのかも思い出せません。
ナレーターは彼女を「あなたのために人生を捧げると誓った、勇敢な少女」と悼み、アスタリオンは血まみれの理由を尋ねます。一方、ダーク・アージュは彼女の血に心地よさを感じています。最初の凶行がもたらす衝撃によって、この物語が暗い展開になることを強く印象づける場面です。
かつては優しい子だったのか(第1幕)
「子どもの頃、こんな遊びをしたのだろうか。かつては優しい子だったのか」
荒廃した村の壊れた学校の近くには、地面に描かれた石けり遊びの跡があります。ラエゼルは「子どもは遊ぶのではなく、鍛錬すべきだ」と不満を漏らします。幼少期どころか自分自身のことも思い出せないダーク・アージュにとって、その跡は短いながらも鋭い疑問を呼び起こします。かつては無邪気な子どもだったのか、そして今の血への渇望につながる何があったのかと考えさせる台詞です。
焼いたドワーフのほうが好き(第1幕)
「焼いたドワーフのほうがずっと好きだ」
エメラルドの森で、ティーフリングの避難民から粥を差し出されたとき、ダーク・アージュは好みについて率直に答えられます。思いとどまる選択肢を選ぶなら、「おいしそうなドワーフのことは忘れて、器を受け取れ」と自分に言い聞かせることもできます。
その後、ゴブリンの野営地ではドワーフの肉が串焼きにされており、ダーク・アージュはとてもいい匂いだと口にします。殺意に満ちたこの主人公は、食の好みも一貫しています。
作りものの思い出を語る(第1幕)
「正気な人なら感じるはずの、大切な思い出をでっち上げよう」
地下暗黒界の黒き湖の洞窟では、マイコニドのコロニーを訪れ、統治者のソヴリン・グルットと話せます。グルットが一行を見極めようと故郷について尋ねても、ダーク・アージュには語れる家がありません。記憶喪失を打ち明けることも、適当な話を作ることもできますが、ナレーターは自分が何者かわからない戸惑いと、それを隠さなければならないような感覚を言葉にします。
死体を使ったスポーツ(第1幕)
「友よ、死体を相手にゴライアス・ゴートボール、ムーンホッケー、ペガサス・ポロをするんだ」
地下暗黒界のグリムフォージでは、デュエルガー2人が捕らえたディープ・ノームの遺体を水に蹴り落としています。近づくと、死体を片づけに来たのでなければ立ち去れと言われます。そこでダーク・アージュは、死体を使う競技をいくつも提案します。記憶を失った人物が見知らぬ相手にする話としては、あまりに強烈です。
新しい異名を考案中(第2幕)
「『眠らぬ刃』と『死の夢』を考えているところだ」
影に呪われた地の避難所、最後の光亭に着くと、広場では炎拳のウルトレッドが部屋を確保できなかったことに腹を立て、ハーパーのエシウスと一行を信用できるか言い争っています。話しかけられて名前を尋ねられたダーク・アージュは、普段の名前や「主人」以外の候補を披露します。しかしウルトレッドは感心せず、「行け、くそったれ。どこもかしこも変人だ」と追い払います。
死者を何度でも殺す(第2幕)
「死者を殺せ。殺された死者を殺せ。何度でも、何度でも殺せ」
最後の光亭の東にある荒れた戦場では、自らを「かの者」と名乗るシャダーカイが、マデリンというドワーフ女性の遺体を囲んで儀式を行っています。死者との会話を使って彼女を問いただす彼は、さらに苦しめるため、ダーク・アージュにも協力を求めます。
ダーク・アージュは、判決も終わりも必要とせず、ただ何度でも殺すという案を出して盛り上がります。さすがの「かの者」も、その提案には乗り気ではありません。
誕生日はない(第3幕)
「私はバールの死んだ肉片から彫り出された。誕生日などない」
第3幕の序盤、ワームズ・クロッシングにある衣料品店カームズ・ガームズの近くでは、ナーバーが自分の天職を探してさまざまな役になりきっています。戦士や魔術師などを試した後、吟遊詩人になると、ダーク・アージュに誕生日の歌を贈ります。
ダーク・アージュは誕生日などないと答え、その理由として、殺戮の神バールの子であることを明かせます。ナーバーはそれにも動じず、自分の歌が上手かどうかを気にします。さらに、ひどい歌で街中を苦しめたいから舌を切りたい、という残酷な返答も選べます。