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『Gears of War: E-Day』は血の表現を強化、開発陣が暴力への慣れを意識

2026年10月03日 | #ゲーム紹介 | Eurogamer

『Gears of War: E-Day』は血の表現を強化、開発陣が暴力への慣れを意識

『Gears of War: E-Day』では、シリーズの暴力表現にファンが慣れてきたと感じた開発陣が、血や損壊の描写に力を入れました。戦闘の緊張と、その後に訪れる解放感を強く伝える狙いがあるといいます。

一撃の重さを音と映像で描く

本作は先行レビューで好評を得て、一般発売前から多くのプレイヤーを集めています。記事の筆者も、戦闘はシリーズで最も手応えがあり、武器の扱いにも新しい工夫があると評価しています。

開発元The Coalitionのアートディレクター、Aryan Hanbeckによると、たとえばヘッドショットひとつにも、画面上の演出だけでなく音や血の飛び散り方、残る霧、敵の体の動きまで細かく作り込んでいます。LancerやBreechshotでの近接攻撃、敵へのとどめにも同じ考えが反映されています。クリエイティブディレクターのMatt Searcyも、戦闘の手応えを生む要素として、血の表現に大きく力を注いだと話します。

Hanbeckは、過去作では血の表現がやや様式化され、ファンがシリーズの暴力に慣れてきたと感じたそうです。そこで、気分が悪くなるほどではなく、この世界で何か恐ろしいことが起きていると感じられる程度に、表現を現実に近づけたといいます。人体の骨格や、後半に登場する骨を露出させる武器、激しい部位破壊、血だまりなども、敵を倒す瞬間の解放感につながる要素です。

市民の被害が暴力を身近に感じさせる

ローカストがカロナの街に現れ、人々が被害に遭う本作では、暴力がより身近に感じられます。表現には漫画的な誇張もあり、筆者はタランティーノ作品に近い印象だと述べていますが、血や肉体の損壊がもたらす生々しさは強烈です。

Searcyによれば、各戦闘は、ばねを縮めるように緊張をためてから一気に解放する流れを意識して設計されています。筆者も、追い詰められた銃撃戦をどうにか生き延び、Longshotの最後の一発をBoomerの頭に撃ち込むと、仲間に敵の血肉が飛び散る場面を例に挙げています。暴力表現は、そうした緊張と解放を形にする役割を担っています。

苛烈な戦闘に小隊の軽口を交える

ブランドディレクターのNicole Fawcettは、Gearsは自分たちを深刻に捉えすぎるシリーズではなく、重苦しさと笑いの対比が持ち味だと説明します。兵士同士の軽口や、ブラックユーモアを交えたやり取りを通じて、悲惨な状況の中にも明るさを残しているそうです。寡黙で無愛想なMarcusが時折口にする一言も、その一例です。

物語の背景には恐ろしい出来事があり、登場人物たちも過酷な状況に置かれています。それでも希望や軽妙さがあり、緊迫した戦闘との対比が生まれます。筆者は、こうしたバランスが本作でもうまく機能し、シリーズのファンにも好評を得ていると評価しています。

発売後のシーズン日程

早期アクセスとともに始まった第1シーズンは8週間続き、12月1日に終了する予定です。対人戦のランクモードは10月13日に追加され、一般発売日は10月6日です。