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『Gears of War』全キャンペーンをランキング、E-Dayは3位に

2026年10月05日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『Gears of War』全キャンペーンをランキング、E-Dayは3位に

Xboxブランドの25周年と『Gears of War』シリーズ20周年が近づくなか、前日譚Gears of War: E-Dayが約6年ぶりの新作として登場しました。本記事では、物語やゲームプレイ、シリーズへの新機軸、遊びごたえなどを基準に、各キャンペーンを順位付けして振り返ります。E-Dayでは、ローカストが人類を襲った「エマージェンス・デイ」が描かれます。

12位:Gears Tactics

エマージェンス・デイから約1年後を舞台にしたターン制タクティクスゲームです。プレイヤーは主にCOG軍の軍曹ガブリエル・ディアスとシド・レッドバーン少佐を操作し、ローカスト軍の怪物じみた乗り物やイミュルシオンを注入された強化兵を生み出す科学者、ウッコンの討伐を目指します。

ゲームとしてはまずまず楽しめますが、物語は物足りません。登場人物はお決まりの人物像から抜け出せず、ケイト・ディアスの両親であるガブリエルとレイナがどう恋に落ちたのかも描かれません。レイナが登場するのは終盤に入ってからです。

11位:Gears of War: Judgment

ポーランドのPeople Can Flyが共同開発したシリーズ初の前日譚です。エマージェンス・デイから数週間後、皮肉屋の技術兵デイモン・ベアードがキロ部隊を率い、ハルヴォ湾の戦いに臨みます。その後、ベアードたちはエズラ・パウンド・ルーミス大佐の命令に背き、ローカストの将軍ザミル・カーンを追ったことで裁判にかけられます。

おなじみの脇役だったベアードを主人公にしたのは興味深い一方、少し意外な選択でもあります。ギャロン・パダックを通じて独立共和国連合に焦点が当たるのは見どころですが、回想形式の構成と、アーケード風の「機密解除」ミッション向けに作られた小さな戦闘エリアが、全体の足を引っ張っています。

10位:Gears of War

2001年の初代Xboxを代表する独占タイトルがHalo: Combat Evolvedだったのに対し、Xbox 360の存在を決定づける作品として2006年に登場したのが、Epic Gamesの三人称視点シューティングです。

初代Gears of WarはUnreal Engine 3の性能を示し、分かりやすく手応えのある操作と2人協力プレイで、カバーを軸にした三人称視点シューターを広く定着させました。Halo 3の発売までは、Xbox Liveで最も人気のあるゲームでもありました。

一方で、シリーズ後続作と比べると、敵や武器の種類が少なく、存在感のあるボスも出番が限られます。筆者は、廃墟に残る美しさを描いたテーマを今も気に入っているものの、キャンペーンは年月を経て古さが目立つと評価しています。

9位:Gears of War: Reloaded

Xboxの独占シリーズをPS5でも展開する動きの一環として登場した作品です。初代Gears of WarをリマスターしたGears of War: Ultimate Editionを、さらに移植・リマスターした内容で、マーカス・フェニックス、ドミニク・サンティアゴ、ベアード、オーガスタス・コールがデルタ部隊として初任務に挑む物語を収録しています。カットシーンや収集要素に加え、Ultimate Editionに含まれていた追加キャンペーン5章も収録されています。

しかし、約10年前のUltimate Editionに新要素がほとんど加わっておらず、PSでシリーズが通用するかを試すための準備不足な作品に感じられます。シリーズでも特に売れ行きの悪い作品の1つとなり、初期3部作の残る2作ではなくReloadedにリソースを使った理由を疑問視するファンもいました。

8位:Gears of War: Ultimate Edition

シリーズの生みの親であるスタジオが別の作品に取り組むなか、新スタジオのThe Coalitionがシリーズを引き継ぐにあたり、まず手がけたのが初代のリマスターでした。シリーズ9周年を記念して発売されたUltimate Editionは、HD画質への刷新に加え、カットシーンの更新と新規追加、コミックを題材にした収集報酬、2007年のWindows版限定だったキャンペーン5章を収録しています。

デルタ部隊の初任務とローカスト将軍ラームの最期を体験するなら、最適な作品です。2015年のリマスターとして、10年以上が経った今も見劣りしません。

7位:Gears 5

2019年のGears 5では、シリーズ本編のタイトルから一時期「of War」が外れ、ケイト・ディアスが本編で初めて女性主人公を務めました。物語はGears of War 4の数カ月後。ケイトとデル・ウォーカーは新たに現れたスワームとの全面戦争のさなか、ケイトとスワーム、そしてローカストとの血縁上のつながりを探り、休眠状態にあるハンマーダウン衛星の再起動を目指します。

銃撃戦はシリーズでも屈指の滑らかさと迫力があります。一方、JD・フェニックスの転落や、選択によって展開が変わるクリフハンガー形式の結末には疑問が残ります。スキッフを中心としたオープンワールドも、作り込みが浅く感じられます。

6位:Gears 5: Hivebusters

Gears 5本編とは対照的に、こちらはノンストップのアクションを楽しめる、より伝統的なGears of Warのキャンペーンです。セラの文化や野生生物についても、新たな一面が描かれています。

物語はGears 5の第2幕以降と同時期に進行します。ホフマン大佐の指示を受けたスコーピオン部隊のジェレマイア・キーガン、ラーニ・カリソ、レスリー・「マック」・マッカリスターが、スワームの巣を破壊する方法を調べるため、セラ南部の島々へ向かいます。

他の多くのキャンペーンより短いものの、過去の過ちと向き合う登場人物たちの描写は丁寧です。溶岩の川を巨大な金属扉に乗って下る場面や、鳥のような怪物ワカトゥとの戦い、スワームの巣を破壊する展開など、シリーズ屈指の大掛かりな場面も楽しめます。

5位:Gears of War 4

ローカストとランベントが滅びたとされる後の世界で、The Coalitionがシリーズを引き継いで作った初の新作です。ローカスト戦争の終結から25年後、若者たちのJD、デル、ケイトは、独立した人間の居住地をCOGのロボット兵デービーから守ろうとします。しかし、その過程で、絶滅したと思われていたローカストがさらに凶悪化した存在、スワームの目覚めを知ることになります。

シリーズで最もコメディー色が強い作品かもしれません。序盤はキャンペーンの半分近くでデービーが主な敵となるため、展開はゆっくりです。それでも、若者3人がCOGの廃墟を歩き、スワームの血なまぐさい進化や戦い方を目にする場面には、シリーズ屈指の不気味さと雰囲気があります。

4位:Gears of War 3: RAAM's Shadow

Gears 5: Hivebustersに先立つ、シリーズ初のキャンペーンDLCです。Gears of War 3本編の出来事を直接描くのではなく、エマージェンス・デイから9年後のイリマ市からの避難を舞台にしています。プレイヤーはゼータ部隊のミン・ヨン・キム、マイケル・バリック、タイ・カリソ、アリシア・ヴァレラを操作します。

人気の高い脇役たちがそろう作品ですが、最大の魅力はローカストの将軍ラーム自身を操作できるステージです。精鋭のブーマー部隊とともにCOG兵を切り裂き、クリールの群れを放って兵士たちを襲わせる、シリーズでも印象的な体験が用意されています。

3位:Gears of War: E-Day

The Coalitionが手がけた最新のGears of Warキャンペーンで、シリーズをホラー色の強い作風と劣勢に立つ人類の物語へと立ち返らせました。Gears of War 1の14年前、Gears 5の約42年前を舞台に、若きマーカス・フェニックスやドミニク・サンティアゴ、ブラボー部隊の兵士たちがエマージェンス・デイを迎えます。

COG兵士や民間人が、ローカストのドローン、レッチ、ブルマックらに引き裂かれる場面は、シリーズでも特に恐ろしいものです。彼らを率いるのは、残虐なローカストのスコーチド・リージョン司令官ヴラーク。ベテランと新兵が解き放たれた地獄を生き延びようとする物語は、The CoalitionとXboxが近年送り出した作品の中でも屈指の出来です。

ただし、印象的なローカストの敵や乗り物、武器が一部登場しない点は惜しまれます。また、開けたエリアがキャンペーンのテンポを崩す場面もあります。