bilibiliから2025年10月16日に発売されたアクション,アドベンチャー,RPG,ルーターシューター『エスケープ フロム ダッコフ』の口コミ・レビュー総まとめページです。実際のプレイヤーの声を元に本作のポジティブ・ネガティブポイントを紹介しています。
視界の外から忍び寄る「音」。神経を研ぎ澄ませ、すべてを持ち帰れ。
可愛いアヒルで本格「タルコフライク」!見下ろし視点のPvE専用ルートシューター。装備ロストの緊張感と、対人戦なしの遊びやすさを両立。豊富なクエスト、スキル、拠点強化で中毒性抜群。難易度はいつでも変更可能。ソロでじっくり楽しめる。
口コミ分析
PvE専用のタルコフライクとして、緊張感と遊びやすさの両立に成功している。
本作は、PvEに特化することで高い中毒性と遊びやすさ、そして破格のコストパフォーマンスを実現した、タルコフライクの傑作である。
主な理由は3点ある。第一に、PvE専用設計と自由な難易度変更により、装備ロストの緊張感を残しつつも対人戦のストレスを排除し、マイペースで遊べる中毒性を実現している点だ。第二に、パロディ的な外観とは裏腹に、クエスト、スキル、拠点拡張といったルートシューターの核となる要素が手堅く作られており、アーリーアクセス的な未完成感がない。第三に、フルプライス級のボリュームを持ちながら2000円以下という圧倒的な価格の安さと、発売直後からの積極的なアップデート姿勢が評価されている。
例えば戦闘では、プレイヤーの向いている方向にしか敵が見えない「視野」の概念や音による索敵が機能する。遮蔽物を利用すれば敵の攻撃を腰撃ちに制限して一方的に倒せるなど、理不尽さの少ないシステムが採用されている。しかし、最大の欠点として、飢えや渇きの影響といった基本的な情報の説明がゲーム内に一切なく、手探りでのプレイを強いられる不親切さが挙げられる。加えて、コントローラーに未対応であるため、WASD操作と見下ろし視点の相性の悪さから、プレイを断念するユーザーもいる。
こうした欠点はあるものの、PvE専用の低ストレス設計でありながら、高品質なゲームループと驚異的なコストパフォーマンスを実現している。「対人戦は避けたいが、アイテムロストの緊張感と収集・育成を楽しみたい」と考えるプレイヤーにとっては、迷わず購入すべき作品と言える。ただし、コントローラーで遊びたいプレイヤーは、現時点での購入を見送るべきだ。
ゲームシステムとボリューム
ポジティブ評価
- タルコフライクとしての完成度と楽しさ
- 「迷うくらいならとっとと買ってしまえ」と言えるくらいには良く出来た作品である。
- ゲーム自体も期待される要求に手堅く応える優等生的作品であり、手触りの感触が良く、このテのゲームにありがちなアーリーアクセス的な未完成感はない。
- タルコフっぽい緊張感をちゃんと味わえるのに、遊びやすくてめちゃくちゃ楽しいです。
- ちゃんとタルコフのとこはタルコフしててとても満足!。
- 価格に対する内容の充実度
- この作品何より値段と内容のボリュームがまったく一致していない、安すぎるフルプライスでも行けるくらいの内容量と思います。
- 「2D見下ろしルートシューター」としての基本がしっかり完成されているにも関わらず、お値段2000円以下というビックリのコスパ。
- 豊富なやりこみ要素と中毒性
- クエスト、スキル、各施設のアップグレードが豊富で辞め時を見失うくらい中毒性が高い!。
- 膨大なボリュームと難易度に苦戦しながら楽しませていただいております。
- アイテムを拾いまくり、拠点を拡張し、キャラを強化するゲームループが(見事)出来上がっています。
ネガティブ評価
- マップ探索のマンネリ感
- 序盤のエリアは狭く繰り返し探索をするとマンネリ感が漂うが、中盤以降にかなり広いエリアが登場する。
操作性と技術的インターフェース
ポジティブ評価
- UIと操作の分かりやすさ
- UIがシンプルで分かりやすい。
- 銃カスタムも簡単で初心者でもわかりやすくて助かった~。
- プレイしていて気持ち良い。
ネガティブ評価
- コントローラー操作への不満
- WASDと斜め見下ろしが最高に相性悪くて無理。
- 廊下すらまともに移動できないw。
- コントローラーでの操作の方がはるかに簡単でしょう、個人的にはキーボード/マウスの操作感ではありません。コントローラー対応が実装されたら戻ってきます。それ以外は素晴らしいゲームです。
- 頼むからコントローラーでプレイできるようにしてくれ!!!!!。
- 操作に関する不具合
- クリックしてるのに発射しない。
- ゲーム中に画面暗転して、PCからUSBデバイスを引き抜いた際に出力される音声がでてくる。
- 視点移動による酔い
- 視点が照準に合わせてぐわんぐわん動くのでかなり酔う。
アイテムとインベントリシステム
ポジティブ評価
- 装備収集とカスタム要素
- 装備集めの面白さもあります。
- 敵が使ってる装備がきちんとドロップします。
- 「トーテム」という独自の装備システムがあって、攻撃力アップとか防御アップの効果を付けられるのも面白い。
- アイテムの用途と収集の目的
- 殆どのアイテムがタスクやスキルツリーの解放に使えるので、ファームに明確な目的が存在する為、マップを散策してるだけでもとても楽しい。
ネガティブ評価
- インベントリの汎用的なアイテムサイズ
- アイテムが全て1ブロックのスペースを占めるのは受け入れがたい。
- 注射器のような小さくスタックできないオブジェクトがアサルトライフルと同じスペースを占めるのはなぜですか?。
- 全てが同じ一般的な四角形なので、アイテムに対する没入感と繋がりを完全に台無しにし、このゲームから活力を奪います。
- 倉庫とスタックサイズの制限
- スタックサイズが変で、もっと現実的なものに見直すべきです。
- 制限された(アップグレードが高価な)倉庫スペースを無効化させてください…カジュアルなゲームなのに、なぜ倉庫スペースのオプションがないのでしょうか?。
- 遺失物が直近一回分しかなく、2回以上死んだら前のぶんは消えてロストする。
拠点とキャラクターのアップグレードシステム
ポジティブ評価
- 成長要素の充実
- 拠点の拡張やキャラの成長要素もあったりとやりこみ要素も充実しています。
- ポケットパンパンにして帰って拠点拡充がとても楽しい。
- 装備の水準が徐々に上がっていく喜び…やりがいと達成感に満ち溢れているゲーム体験が出来ます。
ネガティブ評価
- 拠点構築の簡素さ
- 拠点構築に関してもゲームの進行に必須なショップを建てるだけという感じで、装飾に拘るようなコスメティック要素は皆無なので、自分だけの隠れ家を作るというような感触に乏しく、「これ建てる場所を自分で選ぶ意味ある?」というものになっているのは残念です。
- アップグレードの待ち時間とコスト
- 倉庫/ステータスアップグレードのタイマーを削除してください。これはモバイルゲームではありません。
- なぜ、レアなランダムリソースを見つけて、ゲーム内のお金を払い、さらに待ってからアップグレードをしなければならないのですか?。
情報の開示と説明の不足
ポジティブ評価
- 日本語翻訳の質
- 日本語翻訳がしっかりしているのでゲーム体験を損なうことはない。
- 翻訳も丁寧。
ネガティブ評価
- ヘルプテキストの不足
- 本作最大の欠点は、ヘルプテキストの欠如だ。
- 飢えるとどうなる、渇くとどうなるというような超基本的な情報の説明がどこにもない、マジでどこにもない。
- 基礎システムを確認できる手段(ゲーム内マニュアルなど)が欲しいところだ。
- 情報開示の一貫性の欠如
- 武器のコンディションが50%を下回ると命中精度が極端に低下するというような情報がロード画面でランダムに表示されるTipsからしか得られなかったり、情報の開示手段に一貫性がない。
難易度と戦闘バランス
ポジティブ評価
- PvE専用による敷居の低さ
- 完全シングルゲーなのでカジュアルシューターでも敷居が低く遊び易い。
- PvPが苦手な自分にとってはマイペースで遊べるのですごく楽しい。
- 難易度設定もあるため、デフォルト難易度でも難しいと感じたら難易度を下げることもできます。
- 戦闘システムと敵AIの良さ
- 敵同士であっても敵対勢力同士であればプレイヤーを無視して交戦すること、いかなる状況であってもプレイヤーを最優先に狙うというような理不尽設定でない点は非常に好印象だ。
- カバーの概念もあり、土嚢などのカバーに密着すると敵の銃撃を一定ダメージ防いでくれる。
- ZERO SIEVERTよりも楽しく、フラストレーションが少ないのは、敵が常に画面外から狙撃してこないため。
- ロストリスクの調整
- 難易度によっては死んだ後に装備を取りに行けたりして、ストレス少なめ。
ネガティブ評価
- 戦闘バランスの厳しさ
- 被弾前提で正面から撃ち合えるほどプレイヤーの耐久力が高いわけでもない。
- 序盤からアホみたいに強い敵と出会い、まともに戦えないまま殺される。
- かなり理不尽に死ぬ。
- ステルスアプローチはほぼ不可能。
マップとレイドシステム
ポジティブ評価
- 探索要素と明確な目的
- MAPはランダム生成ではなく固定だが、アイテム(ストレージ)の出現位置や中身にはランダム性がある。
- 行けるMAPが増えてくると、今までのはチュートリアルだったのか…と思わせる程のとてつもないMAPがあります。
- タスク(ミッション)があるのでやることが明確。
ネガティブ評価
- 初期マップの構成とレイド感の欠如
- マップがランダムじゃないです(アイテムやボスの配置はランダムですが)。
- 最初の数回のレイドは、バンカーから同じプリセットマップに出て、同じ道を通って同じ脱出地点に繰り返し向かうことになりました。
- 拠点の正面玄関から出て、物を掴んで家に歩いて帰るだけだと、一種の基地建設をしているだけで、レイドに出て脱出しているという感じはしません。
キャラクター要素とビジュアル
ポジティブ評価
- アヒルのキャラクターの魅力
- かわいいアヒルちゃんが放棄された惑星からの脱出を試みる。
- 可愛いアヒルさん版タルコフ。全体的に見た目がコミカルなので動かしてるだけで癒される。
- キャラクターカスタマイズ
- プレイヤーキャラのアヒルちゃんは外観のカスタマイズ要素がけっこう細かく。
- 工夫次第でかなりトンチキな見た目にすることも可能であろう。
- 最初にアヒルのキャラメイクを凄い細かくさせられてネタゲーかと思いましたが、良質なルートシューターでした。
ネガティブ評価
- 服装のカスタマイズのバリエーション不足
- 服装のカスタマイズに関しては、防弾ベストI~IVから強力なものを選ぶしか余地がないようなバリエーションの少なさで着飾る楽しみはあまりない。
まとめ・購入検討ポイント
対人戦なし(PvE専用)でマイペースに遊べる「タルコフライク」として高く評価されています。戦闘・収集・育成のゲームループが完成しており、クエストや拠点強化も豊富で中毒性が高いと好評です。一方で、最大の欠点として「圧倒的な情報不足」が指摘されています。飢えや渇きといった基本情報すら説明がなく、手探りでのプレイを強いられます。また、全アイテムが1マスを占めるインベントリ仕様や、コントローラー非対応による操作性の問題(WASDと視点の相性悪化、カメラ酔い)も大きな不満点となっています。
購入検討ポイント
口コミ情報元・レビュー出典
製品情報
項目 | 概要 |
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タイトル (日本語) | エスケープ フロム ダッコフ |
タイトル (英語) | Escape From Duckov |
ジャンル | アクション,アドベンチャー,RPG,ルーターシューター,エクストラクションシューター |
開発元 (Developer) | Team Soda |
販売元 (Publisher) | bilibili |
発売日 | 2025年10月16日 |
プラットフォーム | PC |
プレイ人数 | 1人 |
日本語(インターフェース) | 対応 |
日本語(字幕) | 対応 |