『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』35周年記念ARGが参加者のデータでAIを訓練していると判明しファンから反発の声が上がる
2026年06月25日 | #その他 | Eurogamer
セガが展開している人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の35周年を記念した代替現実ゲーム(ARG)が、参加者のデータを使ってAIモデルを訓練していることが判明し、ファンから反発の声が上がっています。このキャンペーンは、オンライン上で展開される一種のマーケティング活動として注目されていましたが、その利用規約にAIに関する記述があったため、物議を醸しています。
AIによるデータ利用の実態
このARG「Chaos Hunt」は、アメリカのプレイヤーがカオスエメラルドを探し出し、限定賞品を獲得するというものです。しかし、公式サイトで「ハントに参加」しようとすると、個人情報を入力する登録ボックスが表示されます。この登録ボックスの小さな文字の中に、マーケティング企業Communityの利用規約に同意する必要がある旨が記載されており、その規約には「受け取ったユーザーデータは、当社独自のAIモデルの訓練と強化に使用される場合がある」と明記されています。さらに、このユーザーデータが第三者のAIモデルによって使用される可能性も示唆されており、個人情報共有の防止に努めるとしているものの、その詳細については不明瞭な点も多いようです。
ファンからの反応と今後の展望
このAIデータ利用の事実が明らかになると、ファンからは否定的な反応が相次ぎました。「ソニックはこのようなAI訓練に反対しているはずだ」「企業はあらゆるものにAIを組み込むのをやめてほしい」といったコメントが見られます。一方で、「SNSも同じことをしているのだから、これも現代のキャンペーンの現実だ」と受け入れる声も一部にはあります。生成AI技術は欧米では様々な理由から議論の的となっていますが、セガの本拠地である日本や韓国では、欧米ほどの懸念は共有されていないようです。今後、このようなマーケティングキャンペーンからAIがどのように扱われていくのか、注目が集まります。