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『グランド・セフト・オートVI』パッケージ版のディスク廃止とソニーの物理ディスク生産終了方針がゲーム業界に波紋!開発者も収益構造に懸念を表明

2026年07月06日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『グランド・セフト・オートVI』パッケージ版のディスク廃止とソニーの物理ディスク生産終了方針がゲーム業界に波紋!開発者も収益構造に懸念を表明

ロックスター・ゲームスが先日発表した『グランド・セフト・オートVI』のパッケージ版にゲームディスクが含まれず、ダウンロードコードのみとなることが業界に波紋を広げています。これに加えて、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2028年をもってPlayStation向けゲームの物理ディスク生産を終了する方針を打ち出しており、ゲーム開発者やプレイヤーの間で様々な議論が巻き起こっています。特に、ゲームの保存性やデジタル化への移行に伴うメリット・デメリットについて、活発な意見交換が行われているようです。

パッケージ版のデジタルコード化が開発者に与える影響

『Lords of the Fallen』のパブリッシャーであるCI GamesのCEO、マレク・ティミンスキー氏は、ロックスターのこの決定とソニーの物理ディスク撤退方針について、他の開発スタジオにとって「不公平」であるとの見解を表明しています。同氏は、物理ディスクの売上が全体の20%を下回る現状で、ディスク版の制作はビジネス的に正当化が難しくなっていると指摘。物理版は開発者への収益がデジタル版に比べて大幅に少なく、さらにリードタイムや不必要なコストがかかるため、多くのスタジオが赤字に陥っている厳しい業界状況では、この流れが加速することは避けられないとしています。

物理ディスクのコスト構造と収益性

ティミンスキー氏は、物理ディスク版の収益構造についても具体的に説明しています。小売店のマージンが25〜35%、流通業者が10〜20%、そして物理生産コストがかかるため、スタジオが1ユニットあたりで得られる収益はわずか25%強にとどまるとしています。これに対し、デジタル版では最高マージンで約70%の収益が見込めるとのこと。価格が下がるとさらにこの差は広がり、純粋なROI(投資収益率)の観点から見れば、デジタル版を選択することが明白な選択肢であると述べています。

小売店への影響

物理ディスクの減少は、ゲーム販売を主な事業としてきた小売店にも大きな影響を与えるとされています。CI Gamesのトップは、ソフトウェアを提供できなくなった場合、小売店のインセンティブが大きく変わるだろうと懸念を示しています。すでにGameStopのような店舗は、卓上カードゲームやグッズ販売など、事業の多角化を進めている状況ですが、この流れはさらに加速する可能性がありそうです。

項目 内容
『グランド・セフト・オートVI』パッケージ版 ダウンロードコードのみ同梱(ディスクなし)
PlayStation向け物理ディスク生産 2028年で終了予定