『グランド・セフト・オートVI』PC版は発売時に見送りへ!元プロデューサーが明かす開発リソースの裏側とロックスターの戦略とは?
2026年07月14日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
発売が迫る『グランド・セフト・オートVI』(以下、『GTA VI』)に関して、PC版の発売が当面見送られることが明らかになりました。ロックスター・ゲームス(以下、ロックスター)の元プロデューサーであるジョン・リッチオ氏がYouTubeのインタビューで、PC版が後回しになる理由を明かしています。これはPCプレイヤーにとって残念なニュースかもしれませんが、ロックスターがPC版を軽視しているわけではないとのこと。開発リソースの配分が主な理由とされています。
PC版開発は「他のこと」との天秤にかかる
リッチオ氏は、PC版の発売が遅れることについて、「PC版を軽視しているわけではない」と強調しています。彼によると、ゲーム開発においてPC版を先行させることは、かつてほど一般的ではなく、多くの問題を引き起こす可能性があるとのことです。制約のあるコンソール版から開発を始める方が、後からPC版に拡張するよりも効率的だと説明しています。さらに、開発リソースは有限であり、PC版の開発に時間を費やすということは、その分「他のこと」に時間を割けなくなることを意味します。例えば、『レッド・デッド・リデンプション』では、かなり早い段階でPC版の試作が行われたそうですが、最終的に『GTA V』の開発に注力するため、PC版は後回しになったと明かされました。
プラットフォームを問わず効率性を重視
ロックスターは特定のプラットフォームに反対しているわけではなく、どのプラットフォームにおいても、時間と労力をかけて動かす価値があるかどうかを常に議論しているとリッチオ氏は語っています。過去にはハードウェアの制約も大きな要因でしたが、PlayStation 5やXbox Series Xのような最新コンソールでは、その差は縮まっているとのこと。しかし、最終的にはビジネス上の理由や、移植作業の容易さが重要になるとのことです。移植作業は「めったにスーパー簡単」ではなく、常に何かしらの作業が必要になるため、それに見合うだけの理由が必要だとしています。