『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のマップ制作にはレゴブロックが活用されていた!未公開の貴重な開発秘話が明かされるドキュメンタリー映像が公開
2026年07月24日 | #ゲーム #発売 | Polygon
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の開発過程で、マップの原型がなんとレゴブロックで作られていたことが、新たに公開されたドキュメンタリー映像から明らかになりました。これまでネット上に出回っていた開発中の写真が、今回の「Pokémon Diamond and Pearl: Behind the Scenes DVD — Make All」という未公開のメイキング映像によって、より詳しい文脈で語られています。ゲームフリークの開発チームがレゴブロックを動かしながらマップの細部を議論している様子が映し出されており、ファンにとっては、あのブロック状のマップがレゴから生まれたと聞いても納得かもしれませんね。
レゴブロックで広がるマップ制作の可能性
ゲームフリークがレゴブロックを使ってマップを構築していたことが判明しましたが、これはゲーム業界では珍しい手法ではないようです。あの小島秀夫監督もコナミ時代に『メタルギアソリッド』のレベルデザインや建物の構造をレゴで作成していたとされています。レゴはゲーム世界の全体像を把握するのに非常に役立つツールとして、多くの開発現場で活用されているとのこと。今回のドキュメンタリーでは、開発者が手描きで個々のルートやダンジョンのレイアウトを描いているシーンも公開されており、レゴで大枠を決め、手描きで細部を詰めていくという、アナログな手法が組み合わされていたことがうかがえます。
未公開映像から明かされる興味深い開発秘話
このドキュメンタリー映像には、最終的なマップとは異なる初期のデザインも確認できます。たとえば、シンオウ地方最大の都市である「コトブキシティ」が初期段階で登場していたり、「ハクタイの森」が当初はもっと小さな場所だったりしたことが見て取れます。開発過程でサイズが変更され、より迷路のような体験を提供する形になったのでしょう。さらに、驚くべきことに、この世代のポケモンが一部で2Dゲームと見なされていることに対し、実際にはフル3Dゲームとして開発されていたことを示す内部マップテストの映像も含まれています。ベータ版の映像では、プレイヤーが『スーパーマリオ64』のようにカメラを操作できるバージョンや、主人公の3Dモデルも確認されており、もし異なる選択がされていれば、『ポケモン』がHD-2Dのような美学をいち早く広めたシリーズになっていた可能性もあったようです。この未翻訳のドキュメンタリー映像は56分にも及び、ゲームディレクターの増田順一氏の父親が炭鉱夫として過酷な労働を経験したことが、ゲーム内の地下エリアに影響を与えたというような、興味深いトリビアが満載とのことです。