Steamの人気インディーゲーム『Meccha Chameleon』でコミュニティ作成マップにマルウェア発見、約1,500万本を売り上げた人気作のセキュリティ問題に注意喚起!
2026年07月26日 | #ゲーム #アプデ | Digital Trends Gaming
Steamで人気を博しているインディーゲーム『Meccha Chameleon』において、コミュニティ作成のModマップにマルウェアが仕込まれていたことが判明し、セキュリティ上の懸念が浮上しています。この問題は、セキュリティ研究者Feint氏の調査によって明らかになりました。プレイヤーがカスタムWorkshopマップ「Laser Tag Neon」をダウンロードする際に、コマンドプロンプトのウィンドウが瞬間的に表示されることに気づいたのが発端とのことです。
不正なコードが仕込まれた経緯と内容
Feint氏の調査によると、このマップはUnreal Engine 5のブループリントロジックを悪用し、ゲーム外にバッチファイルを書き込み、隠れたPowerShellプロセスを起動させていたことが判明しました。このPowerShellプロセスは、外部サーバーから追加のペイロードをダウンロードしようとしていたとのことです。分析の結果、スクリプトはハードコードされた外部サーバーからセカンドステージのバッチファイルをダウンロードし、実行を試みていたようですが、テスト時にはダウンロードが404エラーを返したため、最終的なペイロードは取得されず、その目的は不明なままです。しかし、ゲームディレクトリ外に実行ファイルを書き込み、PowerShellを呼び出すという挙動自体がWorkshopマップとしては非常に異例であり、悪意のある意図が強く示唆されています。
大規模な人気ゲームへの影響と今後の対策
『Meccha Chameleon』は、発売からわずか1ヶ月で約1,500万本を売り上げ、先月は『フォートナイト』に次ぐPCゲーム収益を上げたという、Steamにおける大きな成功事例です。これほど大規模なユーザーベースを持つゲームは、コミュニティが作成したコンテンツを悪用しようとする攻撃者にとって魅力的な標的となり得ます。今回のマルウェアは、一見すると通常のUnreal Engineアセット内に埋め込まれており、簡単なチェックでは見つけにくいものでした。
ユーザーへの注意喚起とセキュリティ強化
脆弱性はすでにパッチ適用され、悪意のあるWorkshopマップは削除されています。しかし、今回の事件は、コミュニティ作成コンテンツを利用する際の注意喚起となります。プレイヤーは信頼できるクリエイターによるマップやModを選び、ダウンロード前にコミュニティの評価やコメントを確認し、アンチウイルスソフトを有効にし、Steamとゲームを常に最新の状態に保つことが推奨されます。ほとんどのWorkshopコンテンツは安全ですが、単一の悪意あるアップロードがセキュリティリスクをもたらす可能性があることを示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル | 『Meccha Chameleon』 |
| 報告された問題 | コミュニティ作成マップにマルウェアが仕込まれていた |
| ユーザーへの推奨事項 | 信頼できるコンテンツの利用、アンチウイルス有効化、ソフトウェア更新 |