『ファイナルファンタジーVI』リメイク、開発陣は慎重な姿勢を示すも『ファイナルファンタジーVII リメイク』の成功が示す可能性とは?
2026年07月28日 | #ゲーム #発売 | Game Informer
スクウェア・エニックスの著名な開発者たちが、『ファイナルファンタジーVI』(以下、『FFVI』)のリメイクについて言及し、その難しさを指摘しています。長年ファンが待ち望んだ『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズが2027年に完結を迎える中、次にリメイクされるタイトルとして『FFVI』への期待が高まっていますが、開発陣は慎重な姿勢を示しているようです。
『FFVI』リメイクはシリーズ史上最大規模に?
『ファイナルファンタジーVII リメイク』三部作のディレクターを務める濱口直樹氏は、自身の次のプロジェクトについて『FFVI』のリメイクには関わらない可能性を示唆しています。同氏は、「今は『ファイナルファンタジーVII リベレーション』の完成に全力を注いでいる」としつつも、多くのファンから『FFVI』リメイクの要望があることは認識していると語っています。しかし、個人的には「スクウェア・エニックスの別のクリエイターに任せた方が良いかもしれない」という考えを明かしました。さらに、次のプロジェクトは「リメイクではない」と断言し、小規模な「ダブルA」タイトルや、新しい『ファイナルファンタジー』タイトル、あるいは新たなトリプルA級のフランチャイズに取り組む可能性を示唆しています。また、『ファイナルファンタジーXIV』のディレクターであり、『ファイナルファンタジーXVI』のプロデューサーである吉田直樹氏も、『FFVI』のリメイクは膨大な作業が必要になると指摘しています。同氏は、『FFVI』のスケールは非常に大きく、『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズよりも多くの分割リリースが必要になる可能性すらあると語っており、4分割、あるいは5分割でのリリースになるだろうと推測しています。
『FFVII リメイク』の例が示す希望
濱口氏と吉田氏の発言は、『FFVI』リメイクがすぐに実現する可能性は低いことを示唆しているように聞こえますが、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の誕生経緯を考えると、まだ希望は残されているかもしれません。『ファイナルファンタジーVII』のディレクターを務めた北瀬佳範氏は、2023年のインタビューで、『ファイナルファンタジーXIII』の米国メディアツアー中に、インタビュアーから継続的に『ファイナルファンタジーVII リメイク』の可能性について質問されたことが、プロジェクト始動のきっかけになったと語っています。そのアイデアが芽生えた後、北瀬氏は野村哲也氏と話し合い、プロジェクトを実現させたとのこと。野村氏も、「スクウェア・エニックス社内で徐々にリメイクのアイデアが他の部署から出てきており、自分たちがやらなければ他の誰かが『ファイナルファンタジーVII』のリメイクを手がけることになると感じたため、自分たちが守らなければならないという使命感があった」と明かしています。濱口氏と吉田氏が慎重な姿勢を見せているものの、かつて北瀬氏と野村氏が『ファイナルファンタジーVII リメイク』に抱いた情熱と使命感が、『FFVI』リメイクにも向けられる日が来る可能性はゼロではありません。