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SFシューター『Ambrosia Sky』完全版がPC向けに登場! 謎の真菌汚染に覆われた宇宙船を清掃し、残された人々の物語を解き明かすユニークなゲームプレイが魅力

2026年08月09日 | #レビュー | Polygon

SFシューター『Ambrosia Sky』完全版がPC向けに登場! 謎の真菌汚染に覆われた宇宙船を清掃し、残された人々の物語を解き明かすユニークなゲームプレイが魅力

Soft Rainsが開発したSFシューターゲーム『Ambrosia Sky』の完全版がPC(Windows)向けにリリースされました。本作は、昨年リリースされたPart Oneの続編として、未完だった物語を完結させています。プレイヤーは女性主人公を操作し、宇宙の小惑星コロニーを襲った真菌汚染「Cluster」の残骸を清掃していくことになります。放棄された宇宙船には、脱出できなかった人々、あるいはあえて残ることを選択した人々の遺体が残されており、プレイヤーは彼らの視点を通して危機を理解するという、共感を呼ぶ前提が特徴です。

ユニークなゲームプレイとストーリーテリング

『Ambrosia Sky』は、『メトロイドプライム』と『パワーウォッシュシミュレーター』を融合させたような独特のゲームプレイが特徴です。プレイヤーは強力なスプレーガンを使い、真菌に覆われた宇宙船の内部を清掃していきます。テザーを使って移動したり、無重力空間を漂ったりする場面もあり、緊迫感のある体験が味わえます。Part Twoでは、汚染されたツタの根源を見つけて除去するといった、新たなギミックも追加されています。

ストーリーは、汚染の謎を解き明かし、放棄された船に残された手がかりや犠牲者のDNAを抽出していくことで進行します。なぜ人々は避難しなかったのかという問いに対し、ゲームはメールやデータログ、記憶を通してその背景を丁寧に描きます。病気を研究するために残った者、故郷を捨てることに耐えられなかった者など、それぞれの理由が明かされることで、プレイヤーは事態の裏にある人間ドラマに触れることができます。

改善点と今後の展望

本作のアップグレードシステムは、Part Twoでも十分に機能しているとは言えません。電撃や引火性のスプレーなど、パワーウォッシャーに様々なアドオンを装着できますが、それらのツールが有効な場面は限定的です。また、敵の種類も1つしか登場せず、戦闘要素は付け足しのように感じられます。

ストーリーテリングに関しては、主人公ダリアの過去の罪悪感が焦点となり、物語は宇宙的シュールレアリズムへと深まっていきます。宗教カルトや怪しい企業といった伏線が散りばめられていますが、Part Oneのクリフハンガーが十分に活かされていない部分もあり、3部作の計画が変更されたことで、重要なストーリーの断片がカットされた可能性も考えられます。

項目 内容
プラットフォーム Windows PC