Netflixが人気アドベンチャーゲーム『Oxenfree』開発元のNight School Studioを閉鎖、ゲーム事業の再編が進行中か
Netflixがゲーム事業の再編を進める中、人気アドベンチャーゲーム『Oxenfree』の開発元であるNight School Studioが閉鎖されることが明らかになりました。Netflixは2021年にNight School Studioを買収しており、同社にとって初めてのゲームスタジオ買収でしたが、今回の決定により、その歴史に幕を閉じることになります。また、フィンランドのMoonlootも同時に閉鎖されるとのことで、Netflixのゲーム戦略に大きな変化が見られます。
『Oxenfree』を手掛けたスタジオの閉鎖
Night School Studioは、高い評価を受けたアドベンチャーゲーム『Oxenfree』を2016年にリリースし、その続編『Oxenfree 2: Lost Signals』はNetflix傘下でリリースされました。さらに、インタラクティブホラーゲーム『Unhinged』も手掛け、プレイヤーがスマートフォンをコントローラーとして使用するというユニークな体験を提供したばかりです。しかし、『Unhinged』リリースからわずか6週間でのスタジオ閉鎖となり、関係者には衝撃が走っています。Netflixの広報担当者は、パーティーゲーム、ストーリー主導のゲーム、子供向けゲーム、そしてより主流の魅力を持つタイトルに焦点を当てるとしており、今回の閉鎖はこの戦略転換の一環とされています。
相次ぐスタジオ閉鎖と戦略変更
Netflixは、今回のNight School StudioとMoonlootの閉鎖だけでなく、昨年10月にはAAAタイトル開発を目的としたTeam Blueも閉鎖しています。Team Blueには、元『オーバーウォッチ』のエグゼクティブプロデューサーや『Halo』のベテラン開発者など、多くの経験豊富な人材が集められていましたが、スタジオ閉鎖と共にその多くがNetflixを去っています。また、インタラクティブスペシャルと呼ばれるプレイヤーが選択肢を選ぶことで物語が分岐する形式のコンテンツも、2025年にはほぼすべてが削除されており、Netflixのゲーム事業における方向性が大きく変化していることがうかがえます。度重なるスタジオ閉鎖や人員削減は、Netflixがゲーム分野で試行錯誤を続けている現状を浮き彫りにしています。