Netflix、ゲーム事業の再編を進め『Oxenfree』開発のNight School Studioを含む複数のゲームスタジオを閉鎖、注力分野を明確化し新作ゲームへの戦略転換を図る
Netflixがゲーム事業の見直しを進める中で、複数のゲームスタジオを閉鎖することが明らかになりました。今回閉鎖されるのは、人気アドベンチャーゲーム『Oxenfree』シリーズで知られるNight School Studioと、ヘルシンキを拠点とするMoonlootの2社です。Netflixは2021年にNight School Studioを買収しており、Moonlootは2022年に設立されたスタジオでした。
ゲーム事業の方向転換と閉鎖の背景
Netflixは以前からゲーム事業の再編を進めており、今回の一連の閉鎖もその一環とされています。過去には2024年にTeam Blueスタジオを閉鎖、昨年には『Squid Game: Unleashed』の開発元であるBoss Fight Entertainmentも閉鎖しており、カジュアルゲーム開発のSpry Foxは創業者の手に戻されています。さらに、『FIFA World Cup: Launch Edition』に携わったRefactor Gamesも、パブリッシャーの資金引き上げによりスタッフの85%を解雇したとのことです。Netflixはゲーム事業を「キッズゲーム」「パーティーゲーム」「ストーリー主導型タイトル」「幅広い層にアピールするゲーム」に注力していく方針を示しています。最近では子供向けの料理ゲーム『Kittens & Dumplings』や、『ストレンジャー・シングス』『イカゲーム』『ブリジャートン家』をテーマにしたミニゴルフパーティーゲーム『Netflix Minigolf』などをリリースしています。
閉鎖されるスタジオと注目の新作
Night School Studioは、2016年にリリースされた超常現象アドベンチャーゲーム『Oxenfree』で特に有名です。Netflix買収後には『Oxenfree 2: Lost Signals』や、人気ドラマ『ブラック・ミラー』にインスパイアされたモバイルゲーム『Thronglets』を開発しました。最も新しいリリースは、わずか6週間前に登場した30分の1人称ホラーゲーム『Unhinged』です。このゲームはゾーイ・クラヴィッツ、セイディー・シンク、トロイ・ベイカーといった豪華キャストを起用し、テレビでストリーミングしながらスマートフォンをコントローラーとして使用するという意欲的な作品でした。Netflixの共同CEOであるグレッグ・ピーターズ氏は、『Unhinged』が「非常に堅調な数字」を記録したと述べていたとのことです。一方、2022年に設立されたMoonlootは、まだゲームをリリースしていませんでしたが、『あつまれ どうぶつの森』のようなライフシミュレーションゲームを開発していると報じられていました。Netflixは今回のスタジオ閉鎖に伴い、ゲームチーム全体の人員削減も行われるとしていますが、具体的な人数は明らかにしていません。