『Radiant Historia: Perfect Chronology』など8本、埋もれたJRPGには独自の魅力
2026年08月25日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
JRPGが広く知られるようになった一方で、優れた作品でもシリーズごと忘れられてしまうケースは少なくありません。原文筆者は、独自の戦闘システムや物語を持ちながら、ジャンルのファンにも十分知られていない8作品を紹介しています。なかでも『Radiant Historia: Perfect Chronology』は、時間旅行を物語に巧みに組み込んだ作品として取り上げられています。
独自の戦闘システムが光る3作品
原文筆者がまず挙げるのは、ホラー要素を取り入れたShadow Heartsです。攻撃や魔法、回復などほぼすべての行動で「Judgment Ring」によるタイミング入力を行い、正確な範囲を狙えば効果を高められます。現実世界を思わせるゴシック調の舞台や、悪魔、怪物、クトゥルフ神話的な要素も特徴で、シリーズの復活や初期2作品の移植を望むファンが多い理由として、この戦闘システムと独特の雰囲気が挙げられています。
Wild Arms 4は、シリーズの特徴だったダンジョン探索の仕掛けに加え、7つの六角形マスで戦う「HEX」システムを採用しています。味方は同じマスに重なれますが、敵とは共存できず、移動や範囲攻撃の対象もマス単位で考える必要があります。原文筆者は、作品全体が突出しているわけではないとしつつも、当時のターン制RPGに新鮮な戦い方をもたらした点を評価しています。
Grandiaは、リアルタイムで進む行動順のタイムラインを使った戦闘が魅力です。行動の選択次第で敵の攻撃を妨害できるため、各コマンドに明確な意味が生まれます。さらに、2種類の魔法を組み合わせて新たな属性を生み出す成長要素もあり、原文筆者は1作目と2作目を高く評価しています。
収集や戦略性を楽しめる作品
World of Final Fantasyは、ターン制バトルとシリーズに登場するモンスターの収集を組み合わせたスピンオフです。主人公の双子レェンとラァンは「ミラージュ」を仲間にでき、モンスターを積み重ねて編成したり、単独で戦わせたりできます。進化によってシリーズでおなじみのモンスターになる個体も存在し、歴代作品への言及やクロスオーバーも豊富だと原文筆者は紹介しています。
Brigandine: The Legend of Runersiaは、戦闘中の判断だけでなく、戦争全体の進め方を考える戦略JRPGです。プレイヤーは大規模な戦場で戦う場所や時期を決め、モンスターの進化や拠点への資源配分も行います。原文筆者によれば、戦闘そのものよりも、その前段階の計画に多くの時間を使うタイプの作品で、一般的なタクティカルRPGとは異なるアプローチが魅力です。一方で、改善の余地が多い作品だとも評されています。
Star Ocean: The Divine Forceは、SFとファンタジーを組み合わせたシリーズ最新の本編作品として取り上げられています。シームレスなアクションバトルに加え、「DUMA」によって戦闘中や探索中に滑空できる点が特徴です。アイテムクリエイションでは、作り込み次第でゲームバランスを大きく変える装備も作成できます。原文筆者は、物語が予算不足の影響を受けた部分があるとしながらも、魅力的なキャラクターや独自のシステムを評価しています。
物語を重視するなら注目したい2作品
Lost Odysseyは、戦闘システムだけでなく演出と文章表現を理由に推薦されています。不死の主人公カイム・アーゴナが歩む本編に加え、道中のアイテムや会話をきっかけに過去の記憶を描く短編「千年の夢」を収録しています。短編は背景画像と効果音を中心にした文章主体の内容ですが、物悲しさや深い洞察を備えており、原文筆者は複数のエピソードで涙したと振り返っています。
本作は、時間旅行を扱う物語としてChrono Triggerに近い作品の1つとして紹介されています。複数の時間軸を行き来する設定が物語の弱点になるのではなく、展開を豊かにする仕組みとして機能している点が評価されています。戦闘では敵をグリッド上で動かし、位置をまとめて防御やスキルの威力を高められます。原文筆者は、文章と戦闘の両面でJRPGファンに推薦しやすい作品としつつ、現在はNintendo 3DSに限られているため遊びにくい点も指摘しています。