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『Slay the Spire 2』Jorbsが戦闘シミュレーターで1ダメージの最適解を検証

2026年08月26日 | #ゲーム | GamesRadar+

『Slay the Spire 2』Jorbsが戦闘シミュレーターで1ダメージの最適解を検証

84分にわたる動画で、YouTuberのJorbsが『Slay the Spire 2』の戦闘における「今すぐ1ダメージ多く与えるべきか」という問題を検証しました。機械学習を利用した戦闘シミュレーターを使い、手札やデッキ、敵の情報から最適な行動を探る内容です。

1ダメージの差を75分かけて検証

検証の題材となったのは、アイアンクラッドの序盤戦です。目の前のターンでストライクを2枚使って12ダメージを与えるか、バッシュで次の攻撃を強化するかという、単純にも見える選択を扱っています。

初期カードだけを持つ状態では、2ターンにわたってストライクを4枚使うと合計24ダメージ、バッシュからストライクを2枚使えば26ダメージになる可能性があります。一方で、2ターン目にストライクを1枚しか引けなければ合計17ダメージにとどまるため、敵の体力やドローのばらつきまで考慮しなければなりません。

動画の冒頭で提示された問題に対し、シミュレーターを使った分析が本格的に進むのは約75分後です。

手札と敵を入力して行動を比較

JorbsがSandbox上で作成した戦闘ソルバーは、手札とデッキのカード、戦う敵を入力すると、複数の行動パターンを比較できます。主な目的は受けるダメージを減らすことで、ドローの確率や各行動の結果を踏まえて、どのプレイが有利かを算出する仕組みです。

理論上は、より複雑なデッキや戦闘にも利用できます。動画では、24枚のアイアンクラッドのデッキでAct 2のエリート「Decimillipede」と戦うケースにも触れていますが、カード数が増えると行動の組み合わせが急激に膨大になります。ポーションを1個加えるだけでも、機械学習上の報酬設定が計算を難しくするとのことです。

実用性よりもゲームへのこだわりを追求

このソルバーは、単純な計算のために膨大な入力と計算時間を必要とする、過剰で扱いにくいツールです。原文筆者は、より複雑な条件では入力作業だけでも負担が大きく、動画の長さがあればA10のアイアンクラッドを2回クリアできるほどだと指摘しています。

それでもJorbsは、こうした分析に費やせることについて「これを仕事にできているのは幸運です。そうでなければ、趣味へののめり込み方として心配になるほどの時間を使っています」と話しています。最終的には、数値が増えていく様子を見ること自体が楽しみだと説明しており、実用性よりも本作を極限まで分析することへの情熱が、今回のツールを生み出した形です。