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『Signalis』、PS Plus 8月ラインアップで8月31日まで入手可能

2026年08月26日 | #ゲーム紹介 | Polygon

『Signalis』、PS Plus 8月ラインアップで8月31日まで入手可能

1990年代のサバイバルホラーを思わせる見た目と操作感に、記憶やアイデンティティをめぐる物語を組み合わせた『Signalis』が、PlayStation Plus 8月のラインアップに登場しています。PSX時代のResident EvilやSilent Hillを意識した作品ですが、限られた表現と不安を煽る演出によって、単なる懐古的な作品にとどまらない恐怖を生み出しています。8月31日までダウンロード可能です。

レトロホラーの再現にとどまらない物語

ドイツのスタジオrose-engineが手がけた本作は、2022年に登場したサバイバルホラーゲームです。舞台は、Eusan NationとEusan Empireが対立するレトロフューチャー世界。社会的な役割を与えられた生体合成人間「Replika」と、それ以外の人間を指す「Gestalt」の区別が、記憶や個人の同一性をめぐる物語の中心に置かれています。

プレイヤーが操作するのは、宇宙船の技術員であるReplikaのElsterです。墜落した宇宙船から目覚めたElsterは、Replikaが怪物へ変貌する謎の病に侵された施設S-23 Sierpinskiで、Alina Seoという女性を探すことになります。物語には4つのエンディングが用意されており、その意味や主要な出来事については現在も議論が続いているとのことです。

弾薬とインベントリの制限が緊張感を生む

ゲームプレイは、見下ろし視点で施設内を探索しながら、パズルを解き、敵を避けるか撃退して進む形式です。武器の照準操作には癖があり、弾薬とインベントリの容量も限られているため、戦う相手や持ち運ぶアイテムを慎重に選ばなければなりません。

セーフルームではセーブとアイテムの保管が可能で、預けたアイテムはゲーム内の別の保管箱からも取り出せます。一方で、原文筆者はインベントリから不要なアイテムを直接捨てる機能がない点を不便だと指摘しています。

敵を倒しても、それで安全が確定するとは限りません。特定のアイテムを遺体に使わなければ、敵は時間を置いてランダムな場所で復活します。一度通過したエリアにも再び危険が生じるため、探索済みの場所を戻る場面でも緊張感が保たれます。

無音の施設とアニメ作品に通じる美術

本作の美術は、Evangelion、Blame!、Ghost in the ShellなどのSFアニメから影響を受けています。背景音楽はほとんどなく、狭い施設内には敵の叫び声や、敵に発見された際に流れ始める不穏なリズムが響きます。

敵の姿は多くの情報を描き込んだものではなく、粗いピクセルの集合体です。それでも、ぎこちなく跳ねるような動きや、倒した後も復活する仕組みによって、視覚的な精細さに頼らない恐怖を演出しています。

原文筆者は、記憶や孤立、クィアおよびノンバイナリーのアイデンティティを扱うテーマにもファンが共感していると紹介しています。高度な映像表現や大量の選択肢ではなく、意図的な制限によって恐怖と想像力を引き出す作品として評価しており、PlayStation Plus加入者は8月31日まで本作をダウンロードできます。