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『Uncharted 3』はセットピース過多が品質に影響、元Naughty Dogデザイナーが説明

2026年08月26日 | #その他 | VGC

『Uncharted 3』はセットピース過多が品質に影響、元Naughty Dogデザイナーが説明

Uncharted 2で高く評価された大規模な演出が、続編では逆に弱点を生んだ――元Naughty Dogのゲームデザイナーが、Uncharted 3の開発背景を振り返りました。前作では少数だったセットピースが続編で大量に盛り込まれ、物語に無理やり組み込む結果になったといいます。

前作の成功でセットピースが一気に増加

『Uncharted 3』の開発初期には、約10〜12個のセットピース案が出されていたとのことです。Uncharted 2では、チベットの列車が崖に宙づりになる場面など、当初は1〜2個程度の大規模演出しか計画されていませんでした。

しかし、列車のシーンが好評だったことから、制作チームは続編で「前作を超えるには、もっとセットピースが必要だ」と考えるようになったと、同シリーズのゲームデザインを担当したBenson Russell氏が説明しています。貨物機を舞台にした場面や、砂漠を馬で進む場面なども、このブレインストーミングから生まれました。

4つに絞る予定が実行されず

Russell氏によると、当初は出された案の中から最終的に4つを選び、ゲームへ実装する予定でした。しかし、選別のための会議は行われず、「必要になれば削る」という方針のまま開発が進行。結果として、ほぼすべての案がゲームに組み込まれたとしています。

物語に演出を合わせる構成が問題に

Russell氏は、セットピースを先に大量に決めたことで、前作よりも本作の完成度に悪影響が出たと振り返っています。特に脚本を担当したAmy Hennig氏は、決定済みの演出を物語へ組み込む必要に迫られたとのことです。

同氏は、船を使った場面を入れるために海賊とその指導者を登場させる、といった形で物語を後付けすることになった例を挙げ、「その設計方法自体が大きな問題だった」と語っています。一方で、当時はUncharted 2の成功を受けて、チームとして正しい判断をしていると考えていたとも説明しました。