『キングダム ハーツ IV』、物語の整合性を保つ専任校閲担当が開発チームに参加
複雑化した物語を整理するため、スクウェア・エニックスが『キングダム ハーツ IV』の開発チームに専任の設定校閲担当を加えていたことが明らかになりました。シリーズの設定を図解しながらディズニー側に説明し、過去作との矛盾がないか脚本を確認する役割を担っています。本作は2027年後半の発売予定です。
ディズニーへの設定説明を担当
シリーズの生みの親である野村哲也氏は、2026年8月のファミ通インタビューで、登場人物や設定の増加によって物語が複雑になったと説明しています。新たに発表されたアニメシリーズなどで関係者が増え、毎回シナリオや設定を説明することが難しくなったため、過去の設定を分かりやすく整理していた人物がディズニーへの説明役を務めることになったとのことです。
この担当者は、キャラクターや物語の流れを図などで丁寧に説明することから、社内外で評価されているといいます。野村氏は役割について「内部での仕事は脚本の校閲です」と説明しており、物語全体の構成を決める担当ではなく、現在の脚本と過去の設定に矛盾がないかを確認する立場だとしています。
χシリーズとのつながりも明らかに
今回の説明から、χシリーズが本作と深く関係していることも明らかになりました。χシリーズは「おとぎ話の時代」を舞台とする前日譚で、主にウェブブラウザやモバイル端末向けに展開されていた作品群です。
野村氏によれば、χシリーズのスマートフォン版を遊んでいない人でも心配する必要はなく、本作内で登場人物たちの個性が描かれるとのことです。