『Dune: Awakening』ソロプレイモードを9月22日に実装へ
2026年08月28日 | #発売情報 | GamesRadar+
MMOとサバイバルゲームを組み合わせた『Dune: Awakening』に、待望されていたソロプレイモードが加わります。Funcomのジョエル・バイロス氏によると、物語をゲームの土台に据えていたことが、オンライン要素を持つ本作に1人用の遊び方を自然に組み込めた大きな理由だといいます。ソロプレイモードは9月22日に配信される予定です。
MMOに物語を組み込んだ設計がソロプレイを支える
バイロス氏は、GamesRadar+の取材に対し、本作のストーリーはソロ向けのゲームとしても十分に機能すると説明しています。舞台となるのは、フランク・ハーバートのSF小説シリーズをそのまま再現した世界ではなく、原作とは異なる歴史をたどる別のタイムラインです。この設定によって、プレイヤーは原作を知っている場合でも、既存の展開を追体験するのではなく、新たな物語として本作を楽しめる構成になっています。
Funcomは、ソロプレイ対応のためにゲーム全体のバランスを大きく見直しました。もともと本作には、戦闘や難度、キャラクターの成長など、複数人で遊ぶことを前提にした要素があります。特にゲーム後半では、グループでのプレイを想定した場面が進行を妨げる可能性があったため、1人で進める場合に行き詰まりにくくなるよう調整したとのことです。
バイロス氏は「ソロ体験のためにゲーム全体を大きくバランス調整し、後半でグループが必要になる部分にプレイヤーが足止めされないようにしました。その結果、進行という面ではかなりスムーズになっています」と話しています。単に他のプレイヤーがいない状態で遊べるようにするのではなく、ソロでの進行速度や戦闘の負担を考慮して、プレイ全体を再調整した点が今回の対応の特徴です。
サバイバルゲームとしては異例の物語重視
今回のソロモードを支えるもう1つの要素が、ミッションとストーリーです。バイロス氏は、本作の物語について「ソロゲームとして非常によく機能します。プレイヤーはきっと楽しめるでしょう」と説明しています。サバイバルゲームでは、資源の確保や拠点づくり、探索といったシステムが中心になりやすく、物語を追うことが主目的になる作品は多くありません。そのため、物語を軸にした本作の設計は、1人用モードとの相性が良いとされています。
原文筆者も、実際に本作をプレイした際に強く印象に残った場面として、複数のミッションやストーリーを挙げています。特に、原作として知られているDuneの世界を踏まえながらも、異なる展開を見せる点を評価しています。原文筆者は、サバイバルゲームで物語に重点を置いたコンテンツを見つけるのは簡単ではないとし、本作の方向性を特徴的なものとして紹介しています。
バイロス氏はさらに、本作について「現存するサバイバルゲームの中で最高のストーリーがあると思います」と強く主張しています。これは開発責任者による自信の表明であり、客観的な評価として確定したものではありません。一方で、MinecraftやTerrariaのようにサバイバルゲームを代表する作品と比べても、ストーリーを前面に押し出している点が本作の差別化につながっていると説明されています。
コンソール展開と同時期にソロ対応
本作は翌月にコンソール向けの展開を予定しており、ソロプレイモードもそのタイミングに合わせて実装されます。9月22日の配信によって、これまでオンラインでの協力プレイや大規模な世界への参加を前提としていたプレイヤーだけでなく、1人でサバイバルゲームを進めたい層にも訴求できる形になります。
ただし、ソロモードが追加されても、本作がMMOとして設計された作品であることに変わりはありません。複数人での戦闘や協力を想定した要素を残しながら、1人で遊ぶ場合には進行を滑らかにするという、両方の体験を成立させるバランスが求められます。Funcomはその課題に対して、ゲーム全体のバランス調整と物語面の強みを組み合わせて対応したとのことです。
原文筆者は、ソロプレイを重視する人にとって、今回の追加によって本作の独自性がよりはっきりする可能性があると見ています。開発側も、1人で楽しめるサバイバルゲームを探しているプレイヤーに向けた体験になると説明しており、コンソール展開とソロモードの実装が、本作の新たな入口になりそうです。