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Steamで今週遊べる注目ゲーム5本、秋の新作ラッシュが一足早く始動

2026年08月29日 | #ゲーム紹介 | Polygon

Steamで今週遊べる注目ゲーム5本、秋の新作ラッシュが一足早く始動

秋の大型タイトルが本格化する9月を前に、今週のSteamには注目作が相次いで登場しました。アワード級の物語を受け継ぐ前日譚、XCOM風のスター・ウォーズ作品、そして名作ステルスアクションのPC初登場まで、ジャンルの異なる5本が揃っています。週末に遊ぶゲームを探しているPCユーザーにとって、見逃しにくいラインアップです。

大作シリーズの新たな物語に注目

『Resonance: A Plague Tale Legacy』は、2022年に発売されたA Plague Tale: Requiemの流れをくむ前日譚です。前作はシネマティックな演出とステルス要素を特徴とする作品で、The Game Awardsのゲーム・オブ・ザ・イヤー部門にもノミネートされました。シリーズの評価を押し上げた感情的なストーリーテリングは今回も健在で、人物描写や作り込まれた環境が見どころとされています。

一方で、本作は前作のステルス中心の構成から、より伝統的なアクションへと方向転換しています。シリーズの持ち味を引き継ぎながらゲームプレイの軸を変えた点には、長所と短所の両方があるとの見方もあります。それでもPolygonのWilla Rowe氏は、キャラクターの描き方と細部まで表現された舞台を高く評価しています。物語性の強い作品を求める人にとっては、シリーズの新しい一面を確認できるタイトルです。

スター・ウォーズとXCOMが融合した戦術ゲーム

『Star Wars: Zero Company』は、「スター・ウォーズ版XCOM」と説明できるターン制タクティクスゲームです。Bit Reactorが手がける本作では、個性の異なる仲間たちを部隊に加え、編成や育成を考えながら戦いに挑みます。単に有名な世界観を借りた作品ではなく、部隊をどのように組み立てるかというシステム面に重点が置かれている点が特徴です。

批評家からは、XCOMが築いた戦術ゲームの伝統を受け継ぎつつ、スター・ウォーズの世界を新鮮な形で広げていると評価されています。PolygonのElijah Gonzalez氏もその一人で、本作が両シリーズの組み合わせに期待される内容を実現しているとしています。Metacriticでは、歴代スター・ウォーズゲームの中でも上位5作品に入る位置にあるとされており、発売直後から高い関心を集めていることがうかがえます。

部隊の組み合わせや戦術を練ることが好きな人だけでなく、スター・ウォーズの新たな物語をゲームで楽しみたい人にも向いた作品です。おなじみの設定を使いながら、プレイヤー自身が小隊を作り上げていく設計が大きなポイントになっています。

PCで初めて遊べるメタルギア ソリッド4

PC向けの大型タイトルだけでなく、過去の名作が新たな環境で遊べるようになったことも今週の重要なニュースです。Metal Gear Solid 4: Guns of the Patriotsが、PCでは今回初めてプレイ可能になりました。収録先はMetal Gear Solid Master Collection: Vol. 2で、Peace WalkerとGhost Babelも同じコレクションに含まれています。

3作品はいずれも遊ぶ価値があるとされていますが、特に注目されているのがMetal Gear Solid 4です。軍産複合体を批判的に描きながら、ビデオゲームがその仕組みを支える役割についても問いかける内容で、現在の視点から見ても強い現代性を持つ作品だと紹介されています。ステルスアクションとしての操作感やシステムは、現代の基準では古さを感じさせる部分があるものの、それだけで作品全体の価値が損なわれるわけではありません。

かつてPS3でのみ遊べた作品に触れる機会が広がったことで、シリーズを知っていても本作だけ未プレイだった人にとっては大きな区切りとなります。コレクションには別の2作品も収録されているため、シリーズの異なる時代や物語をまとめてたどれる構成です。

気軽に遊べるインディー2作品

重い物語や本格的な戦術ゲームとは違う作品を探しているなら、Blood Dungeonが候補になります。Wheel Worldの開発者として知られるMesshofによる最新作で、Vampire Survivors系のゲームプレイを2Dプラットフォーマーへ落とし込んだタイトルです。敵の猛攻を生き延びることだけを目指すのではなく、ハイスコアを更新することに重点が置かれています。

Poncleが生み出した、画面を埋め尽くす敵や攻撃をさばく「バレットヘブン」の方式を根本から作り替えた作品ではありません。しかし、その仕組みを2Dアクションと組み合わせ、短時間でも繰り返し挑戦したくなる形にまとめた点が魅力です。原文筆者は今月実際にプレイしたうえで、今年のお気に入りインディー作品のひとつになったと評価しています。サバイバルよりも記録更新を楽しみたい人に適した作品です。

Combolands: Roguelike Citybuilderは、より戦略性の高い作品を求める人に向けた隠れた注目作です。タイトルが示す通り、小さな町を作る街づくりゲームと、毎回展開が変わるローグライクを組み合わせています。建物を配置して町を発展させるだけでなく、建物同士の相乗効果を見つけ、思いがけない大きなコンボを狙うことが重要になります。

PolygonのJosh Broadwell氏は、本作をCities: SkylinesとBalatroの中間に位置する作品と説明しています。街づくりの計画性に、カードを適切に組み合わせて強力な結果を引き出す感覚を加えた表現です。最小限の構成で町を作りながら、どの建物をどう組み合わせれば効率よくコンボを伸ばせるのかを考える作品となっています。大規模な都市を長時間かけて育てるタイプとは異なり、限られた要素の組み合わせを試行錯誤する戦略ゲームとして楽しめます。