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協力プレイ対応ゲーム、ユーザースコアが批評家評価を上回った10作品

2026年08月30日 | #レビュー | DualShockers

協力プレイ対応ゲーム、ユーザースコアが批評家評価を上回った10作品

協力プレイに対応したゲームのなかには、批評家からは伸び悩んだ作品でも、実際に遊んだユーザーから高く評価されたものがあります。今回のランキングでは、ユーザースコアが批評家スコアを上回った10作品を紹介しており、最大の差は12ポイントに達しました。友人と一緒に遊ぶことで、混沌とした展開や繰り返し遊べる仕組みがより強く楽しめる作品が目立ちます。

ユーザー評価が批評家評価を上回った理由

このランキングに選ばれた作品は、必ずしも協力プレイゲーム全体のなかで最高傑作とされるタイトルばかりではありません。しかし、サバイバル、シューティング、サンドボックス、パズル、ベルトスクロールアクションなどジャンルは幅広く、それぞれが友人と遊ぶための明確な魅力を持っています。

とくに、作品単体の完成度だけでなく、プレイヤー同士で騒いだり、失敗を笑い合ったりできる要素が評価を押し上げたようです。批評家がゲームデザインの粗さや単調さを問題視したタイトルでも、ユーザー側は仲間と過ごす時間そのものを高く評価しています。以下では、批評家スコアとユーザースコアの差が小さい作品から大きい作品へ、10位から1位までを取り上げます。

10位〜6位に選ばれた作品

10位はRisk of Rainです。批評家スコアは77、ユーザースコアは80で、3ポイントの差がつきました。2Dシューティングとローグライクを組み合わせた本作では、プレイヤーが複数のキャラクターから操作対象を選び、プレイ中に入手したアイテムで能力を強化していきます。キャラクターや要素の一部は、プレイ中に条件を達成することで解放されます。

本作の特徴は、戦闘や展開が予測しにくいほど混沌としている点です。さまざまな能力やアイテムが組み合わさることで、毎回のプレイが大きく変化します。記事では、必ずしも最も強力なゲームではないとしながらも、その独特の混乱と遊びやすい仕組みが支持を集め、カルト的な人気につながったと説明しています。その後、Risk of Rain 2や、初代を更新したRisk of Rain Returnsも登場しました。

9位のTerrariaは、批評家スコア81に対してユーザースコア84となり、差は3ポイントです。2D版のMinecraftと説明されることもある作品ですが、記事では単なる類似作ではなく、独自のシステムと多数のアップデートによって内容を大きく広げてきたタイトルとして紹介されています。

ソロプレイにも対応していますが、友人たちと集まって遊ぶことで、サンドボックスとしての楽しさがより際立ちます。発売から長い時間が経過しているにもかかわらず、ゲームの定番として存在感を保っている点も特徴です。批評家から高い評価を受けたうえで、ユーザーからはさらに強い支持を得ています。

8位はHuman: Fall Flatです。批評家スコア70、ユーザースコア72で、差は2ポイントでした。物理演算を利用した協力パズルゲームとして、ラグドールのように動くキャラクターと不安定な操作感を前面に押し出しています。物理演算を使う協力パズル自体を初めて生み出した作品ではありませんが、このジャンルを広く知らしめる役割を果たしました。

アップデートが重ねられ、プレイした人々から一定の評価を得た一方、1人で遊ぶ場合には魅力が弱い作品ともされています。仲間と協力して仕掛けを解く場面では、意図しない動きや失敗がそのまま笑いにつながります。記事では、本作に影響を受けたゲームが多く、続編も制作中だと伝えています。

7位のAstroneerは、批評家スコア71、ユーザースコア72で、差は1ポイントです。宇宙を舞台にしたサンドボックスゲームで、記事ではNo Man's Skyを連想させる作品として触れられています。ただし、期待外れだった作品という印象ではなく、友人と一緒に楽しめる、かわいらしく遊びやすいゲームとして扱われています。

自由度の高いサンドボックスであることは長所である一方、頻繁かつ大規模なアップデートによって内容が一変するタイプではなかったため、長所と短所の両面があったとのことです。それでもユーザー評価は批評家評価をわずかに上回りました。両者の見方に大きな隔たりはないものの、プレイヤーのほうが本作を少し好意的に受け止めています。

6位はLEGO Marvel Super Heroesです。批評家スコア80、ユーザースコア81で、差は1ポイントでした。従来のLEGOゲームに多かった直線的な物語進行から踏み出し、プレイヤーが自由に動き回れるオープンワールドを取り入れた点が大きな特徴です。

マーベルのヒーローをほぼ自由に選んで広いマップを駆け回り、周囲を巻き込みながら騒ぎを起こせます。LEGOらしい見た目を保ちながら、シリーズの方向性を広げた作品であり、後の類似タイトルにも影響を与えたと記事では説明されています。1人でも遊べますが、もう1人のプレイヤーと一緒なら、マップ上での破壊や騒動をさらに楽しく味わえます。

5位〜1位は協力プレイ専用作も登場

5位のA Way Outは、批評家スコア78、ユーザースコア79で、差は1ポイントです。Hazelight Studiosが手がけた協力プレイ専用のアクションアドベンチャーで、2人の犯罪者が脱獄を目指す物語が描かれます。コミック風のアニメーションを取り入れた演出や、ゲーム内でキャラクターがさまざまな行動を取る場面が用意されています。

本作はソロでは遊べず、最初はそれが欠点になるとも考えられました。しかし記事では、2人で遊ぶことを前提にした設計こそが本作の強みになったとしています。脱獄という題材を扱いながら、展開にはばかばかしさもあり、プレイヤー同士が役割を分担しながら進める体験を形にしました。その後に登場したIt Takes TwoやSplit Fictionといった協力プレイ作品を語るうえでも重要なタイトルとされています。

4位はLEGO Jurassic Worldです。批評家スコア70に対し、ユーザースコアは73で、3ポイントの差がありました。恐竜を題材にした協力アドベンチャーで、LEGOシリーズらしいユーモアや、映画を思わせる場面を楽しめる内容です。

記事では、LEGOゲームは扱う作品の知名度を目当てに遊ばれることも多く、ゲーム自体は似通っていると指摘しています。それでも本作には、恐竜の世界を協力して探索する楽しさがあり、ユーザーから支持されました。深いゲーム体験を追求した作品というより、集める要素や遊べるコンテンツを大量に詰め込んだ作品として、批評家以上にプレイヤーから好まれています。

3位はCastle Crashers Remasteredです。批評家スコア83、ユーザースコア84で、差は1ポイントでした。もともとのCastle Crashersは2008年にXbox 360向けに登場し、2015年にはリマスター版が発売されています。複数の騎士から操作キャラクターを選び、それぞれの能力を使って敵を倒していく、協力プレイ重視のベルトスクロールアクションです。

カウチ協力プレイを前提にした派手な混乱と、ばかばかしいユーモアが魅力で、リマスター版でもその面白さが維持されました。騎士の能力を使い分けながら、友人と一緒に画面いっぱいの敵を相手に暴れ回る構成が高く評価されています。記事では、色鮮やかで激しい協力プレイを体験できる作品として、未プレイのユーザーにも勧めています。

2位のKilling Floorは、批評家スコア72に対してユーザースコア82となり、10ポイントもの差がつきました。協力プレイ型シューティングが現在ほど一般的ではなかった時期の作品で、Left 4 Deadなどの影響を受けつつも、直接的な模倣にはならない形で独自の魅力を作り上げたとされています。

ゲームの目的は、押し寄せる大量のモンスターを撃退し、ラウンドの最後まで生き残ることです。物語要素は存在するものの、中心にあるのは仲間と協力して敵の群れを撃ち続ける体験です。シリーズは2本の続編へつながり、最新作のKilling Floor 3は発売時に問題を抱えたものの、後に改善されたと記事では説明されています。批評家とユーザーの10ポイント差は、友人と敵の波を相手に騒ぎながら戦う楽しさが大きく評価された結果とされています。

1位は7 Days to Dieです。批評家スコアは47、ユーザースコアは59で、差は12ポイントに達しました。サバイバルホラーとサンドボックスを組み合わせた作品で、発売当初は動作しない要素や奇妙なゲームデザインが目立ち、インターネット上で大きな話題になったとのことです。

記事では、批評家から史上最悪のゲームの1つと評価された作品として、かなり厳しい見方を示しています。現在では同種のサンドボックス型協力ゲームも珍しくありませんが、当時の本作は「ひどすぎるゲーム」として注目を集めました。ユーザースコアも決して高いとはいえないものの、批評家評価を12ポイント上回っています。

この差は、完成度だけでは測れない協力プレイの価値を象徴しています。ゲームの不具合や粗い部分があっても、仲間と資源を集め、危険を切り抜け、何が起こるか分からない状況を共有することで、ユーザーにとっては独自の楽しさが生まれました。一方で、発売時の悪い第一印象が大きく影響する業界の性質も、記事は指摘しています。批評家とユーザーの評価差が最も大きい本作が、このランキングの1位となりました。